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「2018年 年間月別ランキングPart4」

昨年鑑賞した作品の月ごとのランキング「2018年 年間月別ランキング」も今回で最終回です。明日21時から、日テレで「第42回 日本アカデミー賞」授賞式が放送されます。結果に注目してみたいと思います。


2018年 年間月別ランキングPart4(10月~12月ベスト3 *ランキングは、洋画、邦画には分けないその月のベスト3)です。


2018年10月鑑賞作品(いずれも鑑賞順)

洋画 「死霊館のシスター」
邦画 「教誨師」
洋画 「イコライザー2」
邦画 「覚悟はいいか そこの女子」
邦画 「宇宙の法」
邦画 「億男」
洋画 「モンスターホテル3」
邦画 「旅猫リポート」
洋画 「ボルグ/マッケンロー」
洋画 「マイナス21℃」
洋画 「ボヘミアンラプソディー」


ベスト3は、以下の通りです


ボヘミアンラプソディーミニ.jpg


第1位 「ボヘミアンラプソディー」
日本語の歌詞の中に英語の歌詞を交えて初めて歌ったのは、私の記憶が間違っていなければゴダイゴではないかと思うのですが、クイーンはその逆バージョンで日本語の歌詞を交えて歌ってくれました(「手を取りあって」)。こんな想い出のあるロックグループの映画を鑑賞出来るとは、フレディー・マーキュリーが現役の時代、夢にも思いませんでした。


ボルグマッケンローミニ.jpg


第2位 「ボルグ/マッケンロー」
日本のテレビアニメ「エースをねらえ(岡ひろみとお蝶婦人)」に刺激を受けて、後に友人のお誘いで始めたテニス。その頃プロテニス界のトップに君臨していたのは、ボルグ選手でした。その対戦相手マッケンロー選手のこともよく覚えています。二人の対決は、武蔵と小次郎のようでありながらもその裏で友情が育まれていたことに感動しました。


マイナス21℃ミニ.jpg


第3位 「マイナス21℃」
へたの横好きとは、私のためにある慣用句ではないかと思います。登山も友人のお誘いで始めたものの極めることもなく至ってマイペース。この作品の主人公は、登山者ではありませんがスキー場のコースを外れ遭難してしまいます。私も遭難経験者です。その視点で観るとよく生還出来たものだと主人公の生命力と運に拍手を贈りたくなります。


2018年11月鑑賞作品(いずれも鑑賞順)

邦画 「宇宙戦艦ヤマト2202 第六章」
洋画 「華氏119」
邦画 「GODZILLA 星を喰う者」
邦画 「人魚の眠る家」
洋画 「ヴェノム」
邦画 「ビブリア古書堂の事件手帖」
邦画 「生きてるだけで、愛」
洋画 「ファンタスティックビースト 黒い魔法使いの誕生」
邦画 「怪獣娘(黒)ウルトラ擬人化計画」
邦画 「ハードコア」
邦画 「ギャングース」


ベスト3は、以下の通りです


ヴェノムミニ.jpg


第1位 「ヴェノム」
スパイダーマンの宿敵が主人公というところが、まず面白いです。そして意外とこのエイリアン、憎めないんです。ここ数年のアメリカ映画の流れの中で”現役引退(世代交代)「ローガン」、「カーズ/クロスロード」”や悪役が主人公の「スーサイド・スクワッド」など気になる流れになっています。


人魚の眠る家ミニ.jpg


第2位 「人魚の眠る家」
人の生死について考えさせられる作品でした。特に篠原涼子さんのあのシーンの演技!ゴルフでドライバーのTショットが最高の弾道で飛んで行った時のような(めったにない)インパクトを感じました(笑)


生きてるだけで愛ミニ.jpg


第3位 「生きてるだけで、愛」
この作品で趣里さんを知りました。作品のストーリーを通してこの女優さんだれッ?って思わせてくれるんですから、すごいですよ。「君の膵臓をたべたい」の浜辺 美波さん以来です。



2018年12月鑑賞作品(いずれも鑑賞順)

洋画 「search(サーチ)」
洋画 「ボーダーライン」
邦画 「来る」
洋画 「パッドマン」
邦画 「スマホを落としただけなのに」
邦画 「ドラゴンボール超/ブロリー」
邦画 「FOR REAL~遠いクライマックス~」
洋画 「アリー/スター誕生」
洋画 「シュガーラッシュ/オンライン」
邦画 「機動戦士ガンダムNT」
邦画 「こんな夜更けにバナナかよ」


ベスト3は、以下の通りです


サーチミニ.jpg


第1位 「search(サーチ)」
先んずれば人を制すと申しますが、今までに観たことのない手法でドキドキさせてくれました。特許申請をお勧めします(笑)


アリースター誕生ミニ.jpg


第2位 「アリー/スター誕生」
作品のなかで歌われる音楽が印象に残る映画って、忘れないものです。もちろんドラマの描写にマッチしていることが重要です。レディー・ガガさんとブラッドリー・クーパーさんのデュエット曲「シャロウ」は、CDお買い上げです(笑)


パッドマンミニ.jpg


第3位 「パッドマン」
女性の生理用品を開発し、世に広めた男がインドにいた!人工知能は、こんなことやってくれませんからネ、偉大です(笑)

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「女王陛下のお気に入り」

第91回アカデミー賞の授賞式が行われ、作品賞は「グリーンブック」に輝きました。毎年アカデミー賞各賞にノミネートされた作品は、鑑賞の羅針盤として参考にさせてもらっています。見切れないほどたくさんの作品がある中で何を選択(鑑賞)しようか?そんな時のアカデミー賞です。 鑑賞してよかった作品が、アカデミー賞にノミネートされていたりなんかするとこれもまたうれしかったり、受賞を逃した作品でも個人的には受賞した作品よりも面白かったりすることがよくあります。アカデミー賞も今回は30年ぶりに司会が不在だったり、多様性の問題など揺れ動いておりますが、そういった背景から察するに受賞というのは、その時々の時代の流れ的な ”運” もはたらいていると感じずにはいられません(笑)


女王陛下のお気に入り.jpg


アカデミー賞作品賞にノミネートされた「女王陛下のお気に入り」ですが、ラジオで清水 ミチコさんが「これはエロ映画だ!」と感想をコメントされておりました。確かにそのような描写もありましたけど、映画って面白いですね。「そういう見方もあるんだ」と気付かせて頂きつつ、でも清水 ミチコさんは、お笑い芸人ですからまじめに作品の論評などしようものなら「清水さん、どこか具合でも悪いのですか?」なんて言われちゃいそうで芸人さんも大変だなぁ~なんて思ってしまう訳です。個人的には、瀬戸内寂聴さんのものまねでやって欲しかったです(笑)

 

作品は、フランスとイングランドが戦争をしていた18世紀が舞台。情勢を左右するイングランドのアン王女は、権力の象徴状態で実際には幼馴染のレディー・サラが政治の舵取りをしています。そこへサラの従妹アビゲイルが召使いとしてやって来て、痛風を患うアン王女を介抱したことが気に入られ、侍女に昇格。女三人、グー、チョキ、パーの歪で熾烈な関係が始まります。


レディー・サラとアビゲイルのアン王女をめぐるポジション争い、政治の裏取引など俗物な視点からすればとても刺激的な作品です。エロの描写についてですが、私はそのようなシーンがあるからこそドラマにリアリティを感じます。


監督:ヨルゴス・ランティモス
脚本:デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ


キャスト
エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン、ジェームズ・スミス、マーク・ゲイティス他


2018年アイルランド・イギリス・アメリカ合作映画
上映時間:2時間


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平成をお年玉年賀切手とアカデミー賞で振り返るシリーズ第3回です

お年玉年賀切手平成3年.jpg平成3年お年玉年賀切手

1991年(平成3年)

第64回 アカデミー賞
作 品 賞 「羊たちの沈黙」
主演男優賞 アンソニー・ホプキンス「羊たちの沈黙」
主演女優賞 ジョディー・フォスター「羊たちの沈黙」
助演男優賞 ジャック・パランス「シティ・スリッカーズ」
助演女優賞 マーセデス・ルール「フィッシャー・キング」
監 督 賞 ジョナサン・デミ「羊たちの沈黙」
脚本賞<オリジナル> 「テルマ&ルイーズ」
脚本賞<脚色> 「羊たちの沈黙」
撮 影 賞 「JFK」
美術監督賞 「バグジー」
音 響 賞 「ターミネーター2」
音響効果編集賞 「ターミネーター2」
編 集 賞 「JFK」
作 曲 賞 「美女と野獣」
歌 曲 賞  Beauty and the Beast「美女と野獣」
衣装デザイン賞 「バグジー」
メイクアップ賞 「ターミネーター2」
視覚効果賞 「ターミネーター2」
短編賞<アニメ> 「Manipulation」
短編賞<実写> 「Session Man」
ドキュメンタリー映画賞<短編> 「Deadly Deception:General Electric,Nuclear Weapons and Our Enviorment」
ドキュメンタリー映画賞<長編> 「In the Shadow of the Stats」
外国語映画賞 「エーゲ海の天使」
名 誉 賞 サタジット・レイ

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「久しぶりの登山」

ご無沙汰していた登山を2年ぶりに楽しみました。登ったお山は、箱根仙石原からすぐ近く「金時山」です。お天気にも恵まれ、気温も少し肌寒いくらいで風もなく登山日和でした。もう、何度も登っているお山なのでこのコンディションで道に迷うことはないのですが、問題は頂上から富士山が眺望出来るか?過去「金時山」ピークから富士山がガスや雲に隠れず全景眺望出来た確率は、5割。「金時山」に向かう途中で見えていた富士山が、「金時山」のピークについたら見えなかったということは、よくあります(笑)



都内から車で出掛けるならば東名高速厚木インターを降りて小田原厚木バイパス、箱根駅伝のコースを進み、宮下付近から仙石原方面に向かいます。途中のコンビニで休憩も兼ね、飲み物や必要に応じて食料品の調達をします。24日は日曜日ということもあり、無料の駐車場はすでに満車。仕方なく有料駐車場(500円)を利用しました。スタートからピークまで標識をガイドに進んで参ります

金時山.jpg

有料駐車場から徒歩1分、公時神社(きんときじんじゃ)の鳥居から進んで行きます。お気付きの方もいらっしゃると思いますが、金時神社ではなく、公時神社(きんときじんじゃ)なんです


金時標識75分.jpg

鳥居のそばにある標識です。駐車場から「金時山」ピークまで75分。この地点で海抜約720メートルです。ここから5分も歩けば公時神社に到着します。手前に公時神社社務所があって、ここでは今ブームの御朱印ももらえます。


標識金時山55分jpg.jpg

公時神社で登山の無事をお祈りして(運試しのおみくじもあります)、進むこと15分。唯一の公道に差し掛かります


金時山表示看板.jpg

公道をまたいですぐの案内表示です。最近設置されたのかピッカピカでした


大岩.jpg

こちらの大岩は、金時山登山の最初の見どころです。写真からは伝わりにくいかもしれませんが、高さは4~5メートルくらいあります。過去、石割山や鳳凰三山でもこのような大岩を見かけました。登山者のお遊びだと思いますが、こちらに転がってこないようにと立て掛けた支え棒には、苦笑してしまいます。


金時山45分.jpg

大岩を過ぎてから現れる標識です。

外国人登山者ともよくすれ違いました。この辺りからピークまでは道がぬかるんでいますので、汚れ防止にスパッツを装着していたのですが、下山者のパンツ、靴は汚れていませんでした。


金時山20分.jpg

金時登山で大きな分岐点は、この標識。下りでここさえ間違えず、コースを外れなければ無事下山出来ます。ここからは、少々勾配が急になりますが、道もしっかりと整備されていてぬかるみもありませんでした。景色を楽しみながら、ピークまであと一息


金時山ピーク.jpg

ピーク(標高1212メートル)に無事到着しました。待望の富士山もご覧の通り!


金時山頂上風景.jpg

多くの登山者でにぎわっています


金時茶屋.jpg

こちらは有名な金時娘の茶屋。中では登山記帳も出来ます。金時登山常連の登山回数ランキングがすごい!もはやレジェンド


富士山縦バージョン.jpg

富士山をバックに記念写真を撮るならば、看板のしたで…


富士山アップ.jpg

この景色が見たかったのです!(感無量)


箱根・芦ノ湖・仙石原.jpg

ピークからちょっと下ったところで富士山を背にすると見える景色は、こちら。左手奥に箱根(大涌谷のガスわかりますか?)右手奥に芦ノ湖。中央が仙石原の野原(秋はすすきが有名)。その右が大箱根カントリークラブです。バブル時代は、プレイ代5万円だったとか。


まとめとしましては、

ここ最近登山道が整備されて、以前より快適に登れるようになりました(ぬかるみが、無くなりました)。外国人登山者も増えました。あと写真を撮らなかったのは、失敗ですがピークには餌付けされたノラ猫が人気ものでした。登山者に餌をねだるんです。「おいでおいで」って呼ぶとよってきます(笑)




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「アクアマン」&「SPYCHO-PASS/SS Case2 First Guardian」

18日の朝刊 国際面で映画の記事に目が止まりました。見出しは「中国が地球救う」映画大ヒット。記事を抜粋しますと春節(旧正月)に合わせて上映された中国のSF映画「流浪地球」(さまよえる地球)が記録的ヒットになっている。太陽の消滅に直面した人類が、地球ごと太陽系からの脱出を計画。中国人の宇宙飛行士や地上部隊が力を合わせ、世界の人々の協力を得て危機を乗り越えるという内容です。米中貿易摩擦の直中、アメリカ映画の「アルマゲドン」に対抗した作品なのかは存じませんが、ちょっと気になった次第です(笑)


アクアマン.jpg


マーベルと並ぶアメコミ誌DCのヒーロー「アクアマン」。劇場映画「ジャスティスリーグ」で初登場後の単独作品は、その生い立ちが描かれています。スーパーマンやスパイダーマン、バットマンは日本でも古くから馴染みのあるキャラクターですが、さすがにアクアマンともなるとマニアック!でも本作を鑑賞すれば、昔から知っているようなキャラに昇格します(笑)


「ブラックパンサー」張りの海を支配する王位継承争いに巻き込まれるアクアマン。実は、海の種族と人類のハーフ。陸と海のいいとこどりなので「ジャスティスリーグ」でバットマンにスカウトされた意味が、これで飲み込めました(笑)


陸より広い海の世界で繰り広げられるバトルアクションも海中ならではのロマンがあって、未来的な水中マシーンが登場したかと思いきや武装したタツノオトシゴやサメ、海竜?にまたがって登場する兵隊などバラエティに富んでいます。海中のバトルシーンは、色彩が鮮明ですが、これは人の視界ではなくて海の種族の視界で描かれています(鑑賞者用の映像<間違ってはいませんが>と謳ってしまったら身も蓋もありませんものね:笑)。この海中シーン、なぜか懐かしさが感じられると思ったらそうだ!昔TVで観た手塚治虫さん原作のアニメ「海のトリトン」を思い出しました。


ネットの情報では、いよいよマーベルとDCが合流するという正に夢の映画「アマルガム(仮題)」の制作が決定か?とありました。「お~っ!日本のゴジラとガメラが合流するような映画が作られるんだ~」。世界観はちょっぴり違うような気もいたしますが、実現するとイイですね。さすがにスーパーマンならサノスに勝てるっしょ。えっ!指パッチンで消えちゃった…?(妄想です:笑)


監督/ストーリー:ジェームズ・ワン
脚本:デイビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
脚本/ストーリー:ウィル・ビール


キャスト
ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソン、ドルフ・ラングレン、ニコール・キッドマン、ヤーヤ・アブドゥル=マーティーン二世、ルディ・リン、テムエラ・モリソン他


2018年アメリカ映画
上映時間:2時間23分


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sypcho-pass case2.jpg


TVアニメからスタートした人気作品劇場版3部作の第二部「SPYCHO-PASS/SS Case2 First Guardian」。三部作ですが、それぞれが独立したストーリーなので第一部を見逃した方でも二部から入って行けます。SF作品とは、感じさせないリアル感、アダルトなムード、映像、シリアスなストーリーに見入ってしまいます。


今回は、厚生省公安局 刑事課一係 須郷 徹平(タイトルのFirst Guardian<ファースト・ガーディアン>は須郷のコールサイン)の過去がクローズアップされたドラマです。刑事課一係に配属以前、国防省 第15統合任務部隊で須郷が任務を遂行した東南アジア連合・シーアンでの極秘作戦(通称フットスタンプ作戦)が、失敗に終わった三ヶ月後東京の国防省ビルが武装ドローンの襲撃テロに遭い多くの死傷者を出した事件に迫ります。


敢えて詳細は書きませんが、この事件、須郷にとってはキツイですねぇ~(精神的に)。私が須郷だったら具合悪くなっちゃいます。強く、切なく印象に残りました。


監督:塩谷 直義
脚本:深見 真


ボイスキャスト
須郷 徹平(東地 宏樹)、征陸 智己(有本 欽隆)、大友 逸樹(てらそままさき)、大友 燐(大原 さやか)、高江洲嘉人(土師 孝也)、港屋 門斗(廣田 行生)他


2019年日本映画
上映時間:1時間 


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「2018年 年間月別ランキングPart3」

先週のラジオ ニッポン放送の「あなたとハッピー」を聴いていて、830垣花情報部というコーナーで「最近、裁判傍聴が静かなブーム!」と紹介されました。実際にどうなのか専門家にお話をうかがうことになり、裁判傍聴歴36年、傍聴した裁判8100件以上という今井さんのお話が、とても興味深く、一番印象に残った事件「下着泥棒」のお話に大爆笑しました!このお話は、私のお気に入りでiTunes保存版です。ラジコのタイムフリーで今なら(放送から一週間以内)まだ聴くことが出来ますので興味のあるかたはお早めにご視聴なさってみて下さい。2月7日放送の「ニッポン放送 あなたとハッピーPart2」にロックオンです(笑)


あなたとハッピー.jpg

*写真は、2018.2.7になっていますが、これは私の入力ミスで正確には2019.2.7です(笑)



2018年 年間月別ランキングPart3(7月~9月ベスト3 *ランキングは、洋画、邦画には分けないその月のベスト3)です。


2018年7月鑑賞作品(いずれも鑑賞順)

洋画 「ハン・ソロ」
洋画 「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」
洋画 「アーリーマン」
洋画 「ジュラシック・ワールド/炎の王国」
邦画 「未来のミライ」
邦画 「ブリーチ」
洋画 「ファントムスレッド」
邦画 「コード・ブルー」


ベスト3は、以下の通りです


ジュラシック・ワールド炎の王国.jpg


第1位 「ジュラシック・ワールド/炎の王国」
現代に恐竜を蘇らせるというロマンと警告をテーマとした本作。スタートから恐竜の造形とビジュアルが映像革命に貢献し続けている作品です。このシリーズも回を追うごとに映像も進化して、行き着いた感(映像の終着駅)すら感じられます。遺伝子操作によるクローン技術は神の領域とされますが、人間の領域だけは倫理観が問われる一方で家畜や、野菜などは一般的になってきているという現実もあります。


バトルオブザセクシーズ.jpg


第2位 「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」
プロテニス4大大会で大坂なおみ選手が、アジア勢で初のランキング1位に輝いたことは大変うれしいニュースでした。優勝賞金だってサラリーマンがまじめに一年働いてもまず手の届かない額です。女性プレイヤーも男性プレイヤーと同等の賞金を獲得出来るように!この礎を築いた主人公のドラマは、同性愛の問題もセットになっています。現在では同性愛も認められつつある社会となりましたが、あの時代はまだ蔑視されていた風潮です。現在はこうした歴史の積み重ねの上に成り立っていることを学ばせてくれます。


未来のミライ.jpg


第3位 「未来のミライ」
最近NHKの番組「あの人に会いたい」で手塚治虫さんがアンコールで放送されました。漫画の神様手塚治虫さんでさえ、当時はやり玉にあがり、つるし上げにあうことが何度もあったと言います。しかし、敗けず嫌いな反骨精神が33年間(収録当時)の漫画家生活のエネルギーであり、たたかれながらも自分はこういうものを描きたいと思ってこそ、良いものが描けるという持論。その為には批判に屈しないガッツ、バイタリティーが必要不可欠でむしろ、漫画に対する強い批判、反発を持って欲しい!我々も「なるほどそうか」と反省の種になるような強烈で正当な批判を下してほしい(自分に対しても)と神様らしいお言葉でした。細田守監督の作りたいという思いが結実した本作は、日本よりも海外での評価が高く第46回アニー賞(アニメ界のアカデミー賞)の長編インディペンデント作品賞を受賞、第91回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされました。アカデミー賞の結果を待ちたいと思います。


2018年8月鑑賞作品(いずれも鑑賞順)

洋画 「インクレディブルファミリー」
洋画 「ミッションインポッシブル/フォールアウト」
洋画 「オーシャンズ8」
邦画 「カメラを止めるな」
洋画 「スターリンの葬送狂騒曲」
邦画 「銀魂2」
邦画 「ペンギンハイウェイ」
邦画 「検察側の罪人」
洋画 「マンマ・ミーア/ヒア・ウィー・ゴー」


ベスト3は、以下の通りです


ミッションインポッシブル  フォールアウト.jpg


第1位 「ミッションインポッシブル/フォールアウト」
どんなに人気がある作品でも飽きられるという宿命を背負っています。このシリーズもそのひとつでありますが、それをどう乗り切るか?本作はそれに加えて役者さんの肉体的限界という問題も孕んでいます。トムクルーズさんも御年56歳で未だスタントマンを使わずご自身が命がけのスタントアクションもこなすというタフさ。007のように主役をバトンタッチして継続することも選択肢として考えられますが、この作品はトムクルーズさんの看板映画というイメージがあります。これまで本作含め6作品鑑賞して、つまらなかったことは一度もない毎度期待に応えてくれるフラッグシップ作品です。


オーシャンズ8.jpg


第2位 「オーシャンズ8」
オーシャンズシリーズの最新作は、女性ばかりの窃盗プロ集団が実行する計画的宝石奪取大作戦!高価な宝石を盗むための綿密な計画と実行の鮮やかさに徹した本作、鑑賞者の予想を覆すサプライズもしっかりキープ!


スターリンの葬送狂騒曲.jpg


第3位 「スターリンの葬送狂騒曲」
現ロシア以前のソ連の時代。スターリンが国家元首だった当時、スターリンの死をめぐる後継者争いのドラマ。狂騒曲という表現が、上手過ぎると言える骨肉の争いは、実話に基づいていることも然り、その滑稽さがコワさを増幅させます。戦後60数年、日本では考えられない現実が横行していたソ連が、何の改革もなく時間だけが経過していると推測するならば、北方領土問題の解決は、簡単ではないことが見てとれます。


2018年9月鑑賞作品(いずれも鑑賞順)

洋画 「アントマン&ワスプ」
邦画 「SUNNY」
洋画 「MEGザ・モンスター」
洋画 「ザ・プレデター」
邦画 「君の膵臓を食べたい」(アニメバージョン)
邦画 「愛しのアイリーン」
邦画 「響」
邦画 「3D彼女」
洋画 「スカイスクレイパー」
洋画 「プーと大人になった僕」
邦画 「若おかみは小学生!」

ベスト3は、以下の通りです


アントマン&ワスプ.jpg


第1位 「アントマン&ワスプ」
日本では、平成と新元号をまたいだ上映を控える「アベンジャーズ/エンドゲーム」でいよいよ活躍が期待されるアントマン。単独ではちょっぴり頼りなさが気掛かりですが、本作ではワスプという心強い相棒がアントマンを支えます。アントマンは普通は小さいのですが、巨大化も出来るというメリットもあります。頼りないけどアベンジャーズの一員というニッチさが売りのヒーロードラマは、意外にも面白いのです(笑)


若女将は小学生!.jpg


第2位 「若おかみは小学生!」
この作品は、SNSで情報を受け取っていなかったら恐らくスルーしていたと思います。「百聞は一見に如かず」のことわざに従い鑑賞して大正解の感動作でした。興味を示さなかった作品にノックアウトされたことの意義は大きいです!日本アカデミー賞アニメーション部門で、私はこの作品が受賞して欲しいと願っています。


響.jpg


第3位 「響」
高校生の投稿した小説が編集者に見いだされ、芥川賞と直木賞をダブル受賞し作家デビュー。この類まれな才能を持つヒロインは、業界の問題児として旋風を巻き起こす。まず、作品に新鮮さを感じました。ヒロイン響を演じた平手 友梨奈さんもはまり役でした。



*新井浩文容疑者の影響で「SUNNY」が今後陽の目をみるか否か、微妙な状況になっています。被害者のことを思えば、当然のことなのかも知れませんが、残念でなりません。過去同じような事件で芸能人が、業界から退場していることを知らなかったのか、それとも思い上がっていたのか?有名になるということは、同等若しくはそれ以上の責任が伴い、失うモノも大きいと自覚して欲しいものです。なぜ、役者になったのか?誰の為に演じるのか?その意義を忘れてもらっては困ります。

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「七つの会議」&「十二人の死にたい子どもたち」

2月に入りました。今回は、数字に関連した邦画タイトル2作品です。


七つの会議.jpg


池井戸 潤さん原作のTVドラマは、「半沢直樹」と「下町ロケット-ゴースト/ヤタガラス-」しか見ていないのですが、「七つの会議」では、それぞれの番組で印象に残ったお馴染みの役者さんたちが一堂に会し、違うけど似たような役柄を演じているという面白さを味わうことが出来ました。いずれの番組でも個性の強い曲者キャラが本作でも大暴れしている!この絵は、視聴者(ファン)からすればしびれます(笑)


昨今リアルでニュースを騒がせた企業問題をテーマにその闇を白日の下に晒す逆転劇の企業エンタテインメント!サラリーマンであればあるあると誰もが頷きたくなる場面もあったりと、視聴するたびにそのリサーチ力に舌を巻きます。


本作のキーマンは野村 萬斎さん演じる中堅企業 東京建電 営業一課係長 八角(やすみ) 民夫(通称ハッカク)。結果(数字)がすべての至上命令が下るなか、会議で居眠り!浮きまくっている八角がなぜクビにならないのか?それどころか八角に絡む者は、みな他部署へ異動!この人ますます怪しい(笑)


七つの会議というタイトルだけあって会議のシーンがたくさん出て参りますが何回あったか、数えるのも忘れる面白さ(笑)ぐうたらのハッカクさんを観ていて思ったのですがこの人、動物で例えるならば、「ダーウィンが来た!」で取り上げられていたオスライオンです(笑)


監督:福澤 克維
脚本:丑尾 健太郎、李 正美
原作:池井戸 潤


キャスト
野村 萬斎、香川 照之、及川 光博、片岡 愛之助、音尾 琢真、藤森 慎吾、朝倉 あき、岡田 浩暉、木下 ほうか、吉田 羊、土屋 太鳳、小泉 孝太郎、溝端 淳平、春風亭 昇太、立川 談春、野村 政信、世良 公則、鹿賀 丈史、橋爪 功、北大路 欣也ほか


2019年日本映画
上映時間:1時間59分


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12人の死にたい子供たち.jpg


「十二人の死にたい子どもたち」を鑑賞するまでは、まったく想像もしなかったのですが、実はこの作品、あの名作「十二人の怒れる男」→「12人の優しい日本人」に次ぐ「12人」シリーズ(勝手に一括り)の進化系であると気づきました。廃病院地下の密室劇であり、集まった12人の激論!そして名簿に存在しない一名が加わったことで始まるサスペンス!という進化です。


自殺目的で集まった12人は、主催者の進行で、実行の意思を確認。実行にあたっては、全員一致が条件です。ところが、人数分しか用意されていないベッドにはすでに部外者一人が横たわっていて、参加者全員に殺人容疑が浮上!実行に水を差すこの展開!刑事ドラマ張りの緊張感。そして12人シリーズらしい着地!最後の種明かしに合点です。個人的にシリーズとして鑑賞していましたので楽しめました~(笑)


迫真の演技を披露してくれた若手俳優に拍手!


監督:堤 幸彦
脚本:倉持 裕
原作:冲方 丁


キャスト
杉咲 花、新田 真剣佑、北村 匠海、高杉 真宇、黒島 結菜、吉川 愛、萩原 利久、渕野 右登、坂東 龍汰、古川 琴音、竹内 愛紗ほか


2019年日本映画
上映時間:1時間58分


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