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「マリグナント/狂暴な悪夢」

11月の最終日曜日。日本でのコロナがようやく落ち着いてきたかと思えば南アフリカで新種のオミクロン株のニュース。こうなると世界規模で蔓延するコロナウィルスとの闘いは出口がないような気さえしてきます。SF映画みたいなお話ですが、地球の頂点にたつ人類への人口増加に対するこの星(地球)の警告でしょうか?



マリグナント.jpg

お子さまにとっては映像が刺激的なR18指定作品。「ワイルドスピードSKY MISSION」と「アクアマン」のメガホンをとったジェームズ・ワン監督のホラー。伏線と回収がしっかりと描かれ鑑賞者もスッキリ!


1993年にとある病院で起きた惨殺事件から現在へ。夫のDV以後始まったマディソンの悪夢。それは何者かが犯す生々しい殺人の強行現場。しかし、それは悪夢ではなく現実に起こった事件としてニュース報道される。


悪霊の仕業なのか?それとも幻覚なのか?想像を膨らませる展開が、事件を捜査する刑事が介入することで悪夢は現実味を帯びてきます。マディソンは、自分が見た悪夢が実は予知夢であることを報じられたニュースで自覚し刑事に相談。半信半疑で始まった捜査が進むにつれて殺害される被害者の関連性が明らかとなる。


謎解きもうやむやのない筋金入り。B級ホラーの要素を内包し、事件解決に挑むサスペンスホラーという印象です。過去の様々なホラー作品を彷彿とさせるちょっとユニークな心臓刺激映画でした。ネタバレにならないところで紹介しますと、鑑賞して思い出した作品は「バスケットケース」と「暗闇にベルが鳴る」です。

暗闇にベルが鳴る(採用).jpg

所蔵DVD

布施明さんと結婚したことでも有名なオリビア・ハッセーさん主演映画です。

この作品は中学生のころ劇場で鑑賞して当時は凄く怖く感じたのですが、今見たらどうなのか?見返してみたいと思いました。


ジェームズ・ワン監督は人気ホラー作品「ソウ」がデビュー作です。しかし、私は1作目の「ソウ」の驚愕のラストを観て卒業してしまいました。ネタバレで恐縮ですが、最後に犯人がむっくりと起き上がるシーンは確かに啞然呆然です。でも「これまでの長い時間、トイレに行きたくはなかったのか?」そう考えると冷めてしまったのです。いけない私(笑)


監督:ジェームズ・ワン
脚本:アケラ・クーパー
キャスト
アナベル・ウォーリス、マディー・ハッソン、ジョージ・ヤング、ジェイク・アベル、イングリット・ビスほか
2021年11月12日公開 アメリカ映画
上映時間:111分
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