「ヒメアノール」
6月に入り、関東甲信越も梅雨入りしました。季節感のないブログですが、記事を書いている本人は風邪をひいたり、花粉症や夏バテなど体調管理の面で人一倍季節の変わり目を気にしている・・・つもりです。
今回はこれまでにない衝撃を受けた作品「ヒメアノール」の感想です。劇場予告では、 " 三角?四角?関係の個人的にはゆるい作品 " という印象でしたが、それは作品のプロローグであり、中盤から突然豹変する惨劇のドラマはここからが本番といわんばかりのモンスター映画でした。アキバの無差別殺傷事件、最近ではアイドルを襲ったストーカー事件に共通するいわゆる " いびつな社会 " の産物と思わせる犯人の狂気は現実味を帯びていて震えちゃいます。車で事故った時のようなあの焦燥感と緊迫感、こんな気持ちにさせられたのは初めてです。内容が内容なだけにお勧めと言うには憚られますが、忘れられないほどのインパクトがありました。
この作品を鑑賞していて、一つの疑問が湧いてきました。それはタイトルの「ヒメアノール」です。何を意味しているんだろう?それ以前に何?ということで調べてみましたら " アノール " とはアメリカ大陸に生息するイグアナ科アノール属に含まれるトカゲの総称だそうで、 " ヒメアノール " = " ヒメトカゲ " となり " アノール " 属の中でも小さい種類を表す " ヒメアノール " は猛禽類などに狙われる小型爬虫類で強者の餌となる弱者を意味するのだそうです。分かりにくいタイトルですけど調べてみて納得です。このドラマの本質は狂気ではなく、なぜ狂気に至ったのかを考えさせられる作品ではないかと思います。
驚きましたけど、殺人鬼森田を演じたV6の森田 剛さん、よくこんなサイコで切ない役を引き受けましたね、拍手(アイドル路線を走っている彼がこの役を引き受けたことだけでなく、強烈に脳裏に焼き付く演技も含めて)です。それにしましても、まんまと序盤の濱田 岳さんとムロ ツヨシさんの滑稽な掛け合い?(流れ)に完全に騙されてしまいました(こんな展開になろうとは・・・)。
あみんの " 待つわ " に出てくる冒頭の歌詞を地で行くヒロイン ユカの身の上を詠みました。「いなせな娘(こ) 天使と悪魔 引き寄せた」
監督:吉田 恵輔
原作:古谷 実
原作:古谷 実
キャスト
岡田 進(濱田 岳)、安藤 勇次(ムロ ツヨシ)、阿部 ユカ(佐津川愛美)、森田 正一(森田 剛)、和草(駒木根 隆介)、久美子(山田 真歩)他
岡田 進(濱田 岳)、安藤 勇次(ムロ ツヨシ)、阿部 ユカ(佐津川愛美)、森田 正一(森田 剛)、和草(駒木根 隆介)、久美子(山田 真歩)他
2016年日本映画
上映時間:1時間39分
上映時間:1時間39分
先月末に出掛けた北海道(小樽)の記録を3回シリーズでお届けします。最初は、グルメです。北海道と言えばやはり海鮮料理です。地元では有名な海鮮料理店 " 青塚食堂 " は、網本が経営するお店ということもあり、魚の種類が豊富で普通見かけることのない珍しい魚介類の新鮮なお刺身が、もう堪りません。
お店に着くなり、いきなり飛び込んできたのがこの串焼き風景です。お店全景の写真を撮り忘れてしまいました。
中に入ると今度は・・・。
いい雰囲気ですよね、場所も観光地から少々離れているせいもあってか、外国人観光客の姿はありませんでした。
最初に注文したのはコレ、浜茹でシャコです。丸ごとお皿にのってくるところが豪快です。
次に注文したのは、お刺身の盛り合わせですが お皿のセンターに君臨するこのドラゴンのような強面のお魚は " ハッカク " だそうでありまして、ことのほか美味でありました。
こちらはメインディッシュの " 海鮮丼 " です(みそ汁の具はホタテ)。なんという贅沢!しばらくの間おさしみはいいやと思えるほどの満足感と満腹感に浸りました。
この映画、観たいです。
剛ちゃん、好きだし^^
時間があるといいのですが。
by 青山実花 (2016-06-07 23:48)
えぐい作品ですが、森田 剛さんは今後注目してみたいと思います。
by einstein (2016-06-10 05:49)
串焼き美味そうでやすね!
何の魚なのかな?
by ぼんぼちぼちぼち (2016-06-10 17:32)
すいません!
映画の事より鮮魚の方に釘付けです(笑)
by yu-papa (2016-06-11 18:56)
ぼんぼちさん、どうもです。
魚の名前は聞かなかったのですが、別のお客さんがにしんとか言ってました。確かな情報でなくてすみません。
yu-papa さん、北海道へ行ってください。早割りならホテル宿泊込みで往復3万7千円弱でしたよ。この中には平塚から羽田までのJR料金も含まれています。
by einstein (2016-06-14 01:12)