「ヤクザと家族 The Family」

23日土曜のラジオ　ニッポン放送「高嶋ひでたけ・森田耕次のキニナルサタデー」ですごいニュースを聴きました。すでに世界で話題になっているそうですが、世界初のアルツハイマー型認知症を根本的にやっつける治療薬「アデュカヌマブ」の承認結果（イエスかノーか）がFDA（アメリカ食品医薬局）より3月7日に発表されるそうです。この治療薬が承認されれば、いよいよ薬の販売が認可される運びとなりますので、全世界で5000万人、日本でも400万人が発症していると言われる罹患者にとって大きな希望です。FDAの判定や如何に？気になりますね。治療薬は、アメリカの製薬会社バイオジェンとなんと日本のエーザイがタッグを組んで開発したそうですから承認されれば、株の爆上がりは間違いありません。今のうちにどうですか？(笑)

全国272の劇場を結ぶ舞台あいさつ中継版を鑑賞しました。制作は昨年話題となった作品「新聞記者」のスターサンズですからこれは、外せません。　作品タイトルは「ゴッドファーザー」と比較すると印象はやや弱めですが、ストーリーは見応えズシリ！おすすめの超大作です。

話題作がコロナ禍で次々に延期の発表がされる中で、すごい邦画が始まりました。

天涯孤独のチンピラ山本（綾野　剛）が、ある一件で柴咲組と盃を交わし、ヤクザとしてスタートする章、山本が14年の刑期を終えてシャバに復帰してから知ることになる社会と柴咲組の変化、新たな潮流の章、激変した社会で山本がつかむ、かけがえのない家族の章で描かれます。3章構成が分かりやすく展開して行く様は、まさに世に問う社会派仕立てになっています。

それにしてもなんと切ない作品でしょうか。時代の変化に価値観をへし折られ、やっと掴んだ山本の求めていたものすら奪われてしまう。自業自得と言われてしまったら身も蓋もなく、どうすることもできないジレンマと喪失感を抱える主人公のなれの果てにさらに追い打ちとは…。でも本作に対する満足感はとても高くて、綾野剛さんの代表作になるのではないかと実感致しました。

上映後に始まった舞台あいさつは、藤井監督、舘ひろしさん、綾野剛さん、磯村勇斗さん、小宮山莉渚さんの順で登壇されました。舘ひろしさん以降のならび順について、作品に反映されている継承を表しているとの説明はなるほどと思いました。理由は書きませんが、継承で思ったことは役者としての継承の意味も含んでいるように感じたんです。映画「野生の証明」に政界の大物のドラ息子役を舘ひろしさんが演じていて、高倉健さんが演じた味沢に襲い掛かる目つきはカミソリみたいでした（鋭いという意味ですよ：笑）。その時の舘ひろしさんに綾野剛さんが重なって見えたんです。綾野剛さんもいずれは舘ひろしさんのように大物を演じるバトンを受け取ったのではないかと。

監督・脚本：藤井道人

キャスト

綾野剛、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗、菅田俊、康すおん、二ノ宮隆太郎、駿河太郎、岩松了、豊原功補、寺島しのぶ、舘ひろしほか

2020年日本映画

上映時間：136分　

「2020年月別ベスト PART2」

25日月曜日に放送のラジオ　ニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー」の9時の聴きどこは、お馴染みのゲスト　テリー伊藤さんの十八番「オチは寸止め！おうちで観る映画セレクション」でした。週に4～5本鑑賞するというテリーさんの紹介作品は、

▽インド映画「ハッピーニューイヤー」

▽ドウェイン・ジョンソン主演「スカイスクレイパー」

▽今や2憶人の視聴者を抱えるネットフリックスNO.1作品「デンジャー・ゾーン」

▽同じくネットフリックスで先週までNO.1だった「ミッドナイト・スカイ」

の4本です。カッキーこと垣花さんとの掛け合いトークで解説される珠玉の作品に興味が湧いた方は、ラジコのタイムフリーでお楽しみください。

前回に引き続き、「2020年月別ベスト　PART2」のコーナーですが、昨年4月7日から5月6日までの1か月間「非常事態宣言」が発出されました。この影響で劇場も映画の上映を中止せざるを得ない事態となり、世の多くの映画好きの方が「おうち映画」に勤しむこととなりました。

ご多聞に漏れず私もそのひとりでありましたので４月と5月は、劇場鑑賞がなく見送りとします。今回は6月からの紹介です。

2020年6月鑑賞作品（全7作品）

▽デッド・ドント・ダイ

▽三島由紀夫VS東大全共闘

▽ストーリー・オブ・マイライフ～わたしの若草物語～

▽エジソンズ・ゲーム

▽グッド・ボーイズ

▽ランボー/ラストブラッド

▽ソニック・ザ・ムービー

1位「ランボー/ラストブラッド」

何の迷いもなくぶっちぎりの1位です。愛する身内を殺された「この恨み、はらさでおくべきか（魔太郎がくる）」。元グリーンベレー戦士の怒り爆発！悪党どもを血祭に！映画なので遠慮は無用「ランボー、ボンバイエ（やっちまえ！）」

2位「三島由紀夫VS東大全共闘」

三島由紀夫さんが自決した時代、私はまだ小学生で学生運動すら分かりませんでした。今日まで期を見計らい、現在の上映タイミングとなったことは、ブログをやっている私にはタイムリーでした。三島由紀夫さんの貴重映像がドキュメンタリー映画になるほど残っていたことがまず、すごいです。すべてを知らないまでもその輪郭だけでも知ることが出来て良かったと思います。

3位「ストーリー・オブ・マイライフ～わたしの若草物語～」

性格も考え方もまったく異なる4姉妹のそれぞれの人生。人生と言うとラジオ　ニッポン放送の長寿番組「テレフォン人生相談」が思い浮かびます(笑)　相談内容を聴いていると離婚だ、不倫だと悲喜こもごもですが、作品の姉妹たちの結婚は、しあわせだったのでしょうか？ひとり小説家を目指す次女の考えは「結婚だけが女のしあわせじゃない」と反論します。このお悩みには、テレフォン人生相談のマドモアゼル愛先生か、三石由紀子先生がお答えくださいます(笑)

2020年7月劇場鑑賞作品（全7作品）

▽21世紀の資本

▽マザー

▽ライブ・リポート

▽進撃の巨人-クロニクル-

▽透明人間

▽ステップ

▽アドリフト～41日間の漂流～

1位「アドリフト～41日間の漂流～」

友人からの依頼でアメリカにクルーズ船を運ぶ途中、嵐に遭遇してしまい41日間漂流する男女のサバイバルドラマ。実話に基づいているだけに迫力も怖さも増幅。辛坊治郎さんが、再びクルーズ船？で太平洋横断にチャレンジするそうですけど、この作品を観たら気が萎えてしまうのではないでしょうか。航海の無事をお祈りいたします。

2位「21世紀の資本」

作品は、日本では2014年に発売された世界的ベストセラー経済書「21世紀の資本」が原作のドキュメンタリーです。資本主義って何なのでしょうか？この映画を観ていると格差社会に対する憤りがグツグツと音をたてて沸騰しそうです。石川啄木の短歌「はたらけど　はたらけど　猶わが生活楽にならざり　ぢっと手を見る」じゃないですけど、考えちゃいましたよ。

3位「マザー」

「ステップ」にしようか、「マザー」にしようかとても迷いました。でも一年近く前の作品を思い出すとなると、やはり「マザー」の方が印象深さで上回っていました。こんな長澤まさみさんは、観たくなかった。でも観て良かった。

つづく

「ZOOM～ズーム～」

21日の朝刊1面は「バイデン氏米大統領」の見出しでした。ここまで来るのに「めんどくせぇ～なぁ～」という気持ちと世界に影響力のある国の米大統領誕生というちょっぴり気の引き締まるような感情が入り混じって眺めておりました。アメリカが揺らいでいるとそこにつけ込む国家がある以上、今の日本を見ている限りでは、やはり強いアメリカであってほしいと悲しいかな思ってしまう自分がいます。

新型コロナウイルスのパンデミックで世界中が大きく変わり、テレワークが普及しました。オフィスと自宅のホウレンソウ（報告・連絡・相談）会議はPCのZOOM他を使って行われることが一般的ですが、その最新手段で起こる恐怖が描かれた本作は、68分という尺のちょうど良さといい、鑑賞代金も1000円とお手頃価格。昔のホラーはビデオ、現在はZOOMです（笑）

ZOOMを使って仲の良い友人男女6名が夕方に、あるイベントを実行しようとPCのZOOM画面にひとり、ふたりと集まりだし、あいさつしたり、部屋の様子を窺ったりと談笑しています。

実行しようとしているイベントは、”交霊会” でプロの霊媒師を招き、霊媒師の進行のもと儀式が行われます。この儀式は、本来であれば一同が同じ部屋に会して行うところですが、コロナ禍の世の中なのでZOOMで行おうという霊媒師にとっても初めての趣向です。

霊媒師の説明では、アストラル界に交信すること、アストラル界の言語は言葉ではないのでそれがたとえペットであったとしても心配はいらない。ただし、自分が思い浮かべる人（他界した人）には敬意をはらうこと。色々と説明がなされた後でいよいよ交霊会が、はじまります。

ろうそくに火をともし、一体感を演出しながら交霊会がはじまるとおかしな物音がしたり、ろうそくの灯が揺らいだりするのは、始まりの合図のようなものと説明をうけ、緊張が高まります。そのタイミングで霊媒師の家に宅配便がやってきて退室すると緊張感も緩んだのか、笑みが…。ところが霊媒師不在の間に交霊会は、不測の事態を招くことと相成りました。

高校時代に国語の先生からどういう経緯でその話になったのかは忘れましたが、「百物語」をやると人が必ず死にますって、真顔で言われたことがあります。「百物語」って、怪談話をして終わったら、ろうそくを消してゆくというあれですよね？当時の私は「へぇ～っ」で終わりましたけど、そこで皆さんに質問です。もし、1万円あげるから「百物語」やらない？って誘われたらあなたは受けますか？

「いやぁ～、私は遠慮しておきます」と答えたあなた！この作品、マジ怖いですよ(笑)

監督・脚本：ロブ・サヴェッジ

キャスト

ヘイリー・ビショップ、ジェマ・ムーア、エマ・ルイーズ・ウェッブ、ラディーナ・ドランドヴァ、キャロライン・ウォード、エドワード・リナードほか

2020年イギリス映画

上映時間：68分

「2020年月別ベスト PART1」

今回は毎年恒例の劇場鑑賞した作品を振り返り、月ごとに集計した独断と偏見のベスト3を紹介します（洋画・邦画鑑賞数に偏りがあるため和洋折衷です）。気ままな映画鑑賞なので悪しからず(笑)

2020年1月劇場鑑賞作品（全8作品）

▽FOR　REAL-戻らない瞬間、残されるもの-　

▽フォードVSフェラーリ　

▽この世界のさらにいくつもの片隅に

▽ロング・ショット-僕と彼女のありえない恋-

▽パラサイト-半地下の家族-

▽リチャード・ジュエル

▽キャッツ

▽ジョジョ・ラビット

1位　「パラサイト-半地下の家族-」

この作品を1位にした大きな理由は、アジア初のアカデミー賞作品賞を受賞したことです。アカデミー賞を変えようと協会が模索している中での受賞ではありましたが、日本の作品にも希望のヒカリが…？

2位　「ジョジョ・ラビット」

空想の友人ヒトラーに背中を押され、立派な兵士をめざす少年ジョジョ。ところが、彼の家にはユダヤ人の少女が匿われていた。アベンジャーズのナターシャ役で大活躍したスカーレット・ヨハンソンさんが少女を匿う母親役なのですが、後半のシューズのシーンはすごくショックでした。忘れられません。

3位　「ロング・ショット」

過激なジャーナリストと次期アメリカ大統領候補の恋が描かれた本作。ふたりがなかなかいいムードになりかけたところでジャーナリストの人さまには知られたくないプライベートな動画が悪意あるものによって流出するピンチに！ところが彼女はそのことを意に介さず、受け入れます。人を好きになるっていうことはそういうものなのでしょう。

2020年2月劇場鑑賞作品（全10作品）

▽ナイブズ・アウト-名探偵と刃の館の秘密-　

▽AI崩壊　

▽ハスラーズ

▽ヲタクに恋は難しい

▽1917-命をかけた伝令-

▽Fukushima50-フクシマフィフティ-

▽チャーリーズ・エンジェル

▽T-34ダイナミック完全版

▽ミッドサマー

▽劇場版ダーウィンが来た！恐竜超伝説

1位　「1917-命をかけた伝令-」

この作品は、始まりから終わりまでがワンカット撮影！にわかには信じがたいのですが、だとすればやっぱりスゴイ！の一言です。何回リハーサルしたのでしょうか？流れ、タイミング、時間調整が難しい川下り！でもワンカットだから編集は楽だったのではないでしょうか(笑)

2位　「ミッドサマー」

真っ昼間からそら恐ろしい儀式が執り行われた本作。儀式だから当事者みんなが公認しているところがコワッ！我々からすれば異常な行為も彼らにとっては、それが常識！そんな怖さに新鮮さを感じました。

3位　「Fukushima50-フクシマフィフティ-」

運よく試写会に当選したから3位にしたわけではありません(笑)　間もなく震災から10年目になろうとしていますが、2011年3月11日に日本で起きた大災害を世界が注目していました。私も帰宅難民になりました。会社が世間から叩かれていた中で命をかけて必死で戦っていた男たちの物語。日本政府はデジタル化を推進しておりますが、このような災害で電気の供給が途絶えたときのこともちゃんと考えておかなければならない教訓だと思います。

2020年3月劇場鑑賞作品（全8作品）

▽ラストレター　

▽野生の呼び声　

▽前田建設ファンタジー営業部

▽スキャンダル

▽ジュディ-虹の彼方へ-

▽ジョン・F・ドノヴァンの死と生

▽ハーレイ・クイン

▽スケアリーストーリーズ

1位　「スキャンダル」

テレビ局の帝王には誰も逆らえない！たとえセクハラされても…。この理不尽に抗う勇気ある女性たちのドラマ！この作品を鑑賞したとき、思い出したんですよ。昔ある会社の課長さんを。すごく人間味があってみんなに好かれていた方なのですが、悪癖があって部下の女性従業員の胸を後ろからわしづかみにしてしまうんです。彼女たちからは、あの”くそ野郎”とよく聴かされました。あの課長さん、今はどうしているだろう？

2位　「ハーレイ・クイン」

「スキャンダル」にも出演していたマーゴット・ロビーさんの主演作。バットマンシリーズや「スーサイド・スクワッド」ではいちキャラ的な存在でしたが、本作では堂々の単独作品。可愛がっているペットがハイエナというのも彼女らしくて、意外とまともなストーリーに意表をつかれました。

3位　「前田建設ファンタジー営業部」

夢があると楽しいですよ。YouTuberになりたい、海外旅行に行きたい、フェラーリに乗りたい！何でもいいんですよ。この作品は、テレビアニメ「マジンガーZ」の格納庫を実際に建設した時の見積りを出そうと奮闘するファンタジー営業部の実話です。時代を先取りしているかもしれませんが、マジンガーZファンは興奮です(笑)

つづく

「スタントウーマン～ハリウッドの知られざるヒーローたち～」

ここに来て7日に再び非常事態宣言が発令され、不要不急の外出を自粛する事態となってしまいました。早速、今週15日から上映予定だった「宇宙戦艦ヤマトという時代～西暦2202年の選択」が延期になったという情報がネットで流れました。洋画の上映も今後どうなってしまうのか？これはいち映画ファンの心配ですが、とにもかくにもコロナ注意報は、続いていますので皆様どうぞご自愛くださいませ。

映画ファンならば押さえておきたいアクション映画を支える裏方のヒーロー「スタント」にスポットが当てられたドキュメンタリー作品。「スタント」と聞くと大変危険な仕事なので男性のイメージが浮かんで参りますが、ハリウッドの歴史を鑑みれば実は女性（スタントウーマン）たちがその土台を作ってきたことをこの作品に登場するスタントヒーローたちが、教えてくれます。

昔は、アクション女優と呼ばれる役者さんは存在しなかったため、有名女優さんのアクションを支えていたのがスタントウーマンです。中には、女装したスタントマンも登場したりして笑ってしまいます。

チラシにもあるように様々な作品の中で彼女たちは、身を削りながら頑張ってきたわけですが、その中でもやはり人種やジェンダーの差別というものがあり、彼女たちはその問題とも向き合わざるを得ませんでした。

スタントの世界は「出来ない」といったら「お終い」の厳しい世界。女だからと舐められたくはない、強いプロ意識を持っています。有名ではないけれども有名な作品を支えてきた！この使命感が彼女たちのモチベーションとなっています。

スタントは、常に事故やケガとは背中合わせ。「バック・トゥー・ザ・フューチャー」シリーズでもスタントマンの事故があったという事実は衝撃です。過去にあった不幸な事故や経験から「体調が悪いときは、ハッキリと言葉にして伝えることの大切さ」を説くスタントウーマンからアクション監督に昇格した女性の一言は印象に残りました。

監督：エイプリル・ライト

制作総指揮：ミシェル・ロドリゲス

2020年アメリカ映画

上映時間：84分

「新感染半島ファイナル・ステージ」

あけましておめでとうございます

映画上映前の予告編は、昨年上映予定だった「キングスマン：ファースト・エージェント」、「ブラック・ウィドウ」、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」でした。

この一年は、世界がコロナに勝つ！年でありますように

本年もよろしくお願い申し上げます

今年のスタートは、ゾンビです。作品は前作「新感染ファイナル・エクスプレス」の4年後が描かれたサバイバルアクション。ゾンビを演じている役者さんたちのゾンビなりきり度が、ハンパない！単体でも集団でも血肉を求めてカッ飛び強襲！夢に出てきそうな悪夢ですが、夢には出てきませんでした(笑)

謎のウイルスパンデミックによる国家崩壊で韓国を脱出した元軍人のジョンソクは、移住先の香港で理不尽な扱いを受けながらも仲間たちと日々生き延びていた。そんなある日、韓国で消息を絶ったトラック（積荷は大金）を探して帰還すればそこそこの分け前を手に入れることが出来ると持ち掛けられる。期限は上陸から3日間。

上陸後に待ち受けていたのは、俊足ゾンビと無法地帯で幅を利かせる狂乱民兵集団631部隊。ジョンソクと仲間一行はトラックを確保するもゾンビと631部隊に襲われ散り散りに。

ストーリーは、これでもかのゾンビだけでは物足りないのか、631部隊も投入！怖いのはゾンビか？それとも人間か？一筋縄では立ち行かない、狂乱とサバイバルのせめぎあい！そして本作には欠かせない、お約束の感動シーンも健在です！

当初日本に向かうはずの難民輸送船が、香港に変更されたとグローバルな成り行き。そうなると、つながっているお隣の北朝鮮はどうなっているのか？これを映像化したら相手国を刺激することになるのでしょうか(笑)

監督・脚本：ヨン・サンホ

キャスト

カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョ、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、キム・ドユン、イ・レ、イ・イェオンほか

2020年韓国映画

上映時間：116分