「2020年月別ベスト PART1」

今回は毎年恒例の劇場鑑賞した作品を振り返り、月ごとに集計した独断と偏見のベスト3を紹介します（洋画・邦画鑑賞数に偏りがあるため和洋折衷です）。気ままな映画鑑賞なので悪しからず(笑)

2020年1月劇場鑑賞作品（全8作品）

▽FOR　REAL-戻らない瞬間、残されるもの-　

▽フォードVSフェラーリ　

▽この世界のさらにいくつもの片隅に

▽ロング・ショット-僕と彼女のありえない恋-

▽パラサイト-半地下の家族-

▽リチャード・ジュエル

▽キャッツ

▽ジョジョ・ラビット

1位　「パラサイト-半地下の家族-」

この作品を1位にした大きな理由は、アジア初のアカデミー賞作品賞を受賞したことです。アカデミー賞を変えようと協会が模索している中での受賞ではありましたが、日本の作品にも希望のヒカリが…？

2位　「ジョジョ・ラビット」

空想の友人ヒトラーに背中を押され、立派な兵士をめざす少年ジョジョ。ところが、彼の家にはユダヤ人の少女が匿われていた。アベンジャーズのナターシャ役で大活躍したスカーレット・ヨハンソンさんが少女を匿う母親役なのですが、後半のシューズのシーンはすごくショックでした。忘れられません。

3位　「ロング・ショット」

過激なジャーナリストと次期アメリカ大統領候補の恋が描かれた本作。ふたりがなかなかいいムードになりかけたところでジャーナリストの人さまには知られたくないプライベートな動画が悪意あるものによって流出するピンチに！ところが彼女はそのことを意に介さず、受け入れます。人を好きになるっていうことはそういうものなのでしょう。

2020年2月劇場鑑賞作品（全10作品）

▽ナイブズ・アウト-名探偵と刃の館の秘密-　

▽AI崩壊　

▽ハスラーズ

▽ヲタクに恋は難しい

▽1917-命をかけた伝令-

▽Fukushima50-フクシマフィフティ-

▽チャーリーズ・エンジェル

▽T-34ダイナミック完全版

▽ミッドサマー

▽劇場版ダーウィンが来た！恐竜超伝説

1位　「1917-命をかけた伝令-」

この作品は、始まりから終わりまでがワンカット撮影！にわかには信じがたいのですが、だとすればやっぱりスゴイ！の一言です。何回リハーサルしたのでしょうか？流れ、タイミング、時間調整が難しい川下り！でもワンカットだから編集は楽だったのではないでしょうか(笑)

2位　「ミッドサマー」

真っ昼間からそら恐ろしい儀式が執り行われた本作。儀式だから当事者みんなが公認しているところがコワッ！我々からすれば異常な行為も彼らにとっては、それが常識！そんな怖さに新鮮さを感じました。

3位　「Fukushima50-フクシマフィフティ-」

運よく試写会に当選したから3位にしたわけではありません(笑)　間もなく震災から10年目になろうとしていますが、2011年3月11日に日本で起きた大災害を世界が注目していました。私も帰宅難民になりました。会社が世間から叩かれていた中で命をかけて必死で戦っていた男たちの物語。日本政府はデジタル化を推進しておりますが、このような災害で電気の供給が途絶えたときのこともちゃんと考えておかなければならない教訓だと思います。

2020年3月劇場鑑賞作品（全8作品）

▽ラストレター　

▽野生の呼び声　

▽前田建設ファンタジー営業部

▽スキャンダル

▽ジュディ-虹の彼方へ-

▽ジョン・F・ドノヴァンの死と生

▽ハーレイ・クイン

▽スケアリーストーリーズ

1位　「スキャンダル」

テレビ局の帝王には誰も逆らえない！たとえセクハラされても…。この理不尽に抗う勇気ある女性たちのドラマ！この作品を鑑賞したとき、思い出したんですよ。昔ある会社の課長さんを。すごく人間味があってみんなに好かれていた方なのですが、悪癖があって部下の女性従業員の胸を後ろからわしづかみにしてしまうんです。彼女たちからは、あの”くそ野郎”とよく聴かされました。あの課長さん、今はどうしているだろう？

2位　「ハーレイ・クイン」

「スキャンダル」にも出演していたマーゴット・ロビーさんの主演作。バットマンシリーズや「スーサイド・スクワッド」ではいちキャラ的な存在でしたが、本作では堂々の単独作品。可愛がっているペットがハイエナというのも彼女らしくて、意外とまともなストーリーに意表をつかれました。

3位　「前田建設ファンタジー営業部」

夢があると楽しいですよ。YouTuberになりたい、海外旅行に行きたい、フェラーリに乗りたい！何でもいいんですよ。この作品は、テレビアニメ「マジンガーZ」の格納庫を実際に建設した時の見積りを出そうと奮闘するファンタジー営業部の実話です。時代を先取りしているかもしれませんが、マジンガーZファンは興奮です(笑)

つづく