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「彼女が好きなものは」

機械故障がまるで連鎖のようにパソコンに続きスクーターとスマホのバッテリーが不調となりました。スマホはバッテリー交換、スクーターはだましだまし乗っている状況です。スマホのバッテリーは寿命、スクーターは寒気によるバッテリー負荷が原因です。寒さ厳しい折、みなさまどうぞご自愛ください。


彼女の好きなものは.jpg

LGBTをテーマとした青春ラブストーリー。【ゲイ】であることを隠している僕、【BL好き】を隠している彼女。この二人の出会いから始まる恋の顛末がリアルに描かれていて意外にも感動してしまいました。


物事を理解するには向き合ってみないとわからなものです。書店で陳列棚を眺めてみればBLコーナーが設置されていることに着目(私の知らない世界)。BLのコミックを読むにしてもたくさんありすぎるし、時間もない。ならば映画を!(笑)


作品はBL(ボーイズラブ)について詳しく描かれた作品ではありませんが、ゲイでありながらも本心は結婚して普通に家庭を持ちたいと考えている高校生の彼とBL好きな彼女との恋がエモいのです。


” ふつう ”ってなんだ?こんな疑問は自分がゲイで人と違うという自覚があるからこそ出てくる疑問です。人と同じでなければはじかれてしまうのではないかという不安から” ふつう ”を装うことに自問自答し葛藤する彼。幼なじみの友人をはじめ気の合う仲間たちからBL好き(秘密)の彼女との恋を応援してもらっているのですが、その彼女にゲイである決定的現場を目撃されてしまいます。


こじれてしまう彼女との恋や離れてしまった友人との距離。そして、心が痛む事件が起こります。ほんとうにビックリしました。心臓に悪い!人を思う気持ちが人を追い込んでしまう。考えさせられます。


事件後に彼女がとった行動になみだ!恋の顛末もディズニー作品のエンディングとは違うところにリアルさを感じました。個人的にはラブストーリーというよりも記憶に残るドラマでした。


監督・脚本:草野 翔吾
原作:浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫)
キャスト
神尾楓珠、山田杏奈、前田旺志郎、三浦獠太、池田朱那、渡辺大知、三浦透子、磯村勇斗、山口紗弥加ほか
2021年12月3日公開 日本映画
上映時間:121分
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