「アンチャーテッド」
早いもので北京五輪も20日で閉会式となりました。すべてを視聴したわけではありませんが、羽生結弦選手のチャレンジングな姿、パシュートの高木菜那選手のくやし涙が印象に残りました。何が起こっても不思議ではないオリンピックの大舞台で全力を尽くしてくれた姿に胸をうたれました、おつかれさまでした。
「スパイダーマン」を勇退したトム・ホランドさん主演の最新作!シリーズ化を予感させるサービスカットもあったりして、ネイサン・ドレイク役は彼にとっていい作品に恵まれた感があります。
いきなりマックスのオープニングからスタートしてエンディングまで一気に鑑賞できるお宝さがし(トレジャー・ハンター)作品。セリフの中で「インディージョーンズ」と「パイレーツ・オブ・カリビアン」という作品名が飛び出してきますが、まさに2作品を想起させる内容です。突っ込まれる前に言っておこうみたいな意図でしょうか?笑えます。
世界的に人気のゲーム(同名)を映画化したそうですが、ゲームの方はわかりません。しかし、映画としてはお宝にたどり着くまでのプロセスが、謎解きや謎の組織との争奪戦、騙し、騙されの混戦もあったりとテンポもよくて退屈することはありません。
ネイサン(トム・ホランド)を引き込んだビクター・サリバン(マーク・ウォールバーグ)は、過去の苦い経験から人を信用することが出来ないミステリアスな存在で、二人の関係もしっかりと描かれています。続編があるとすればW主演作品になって行くのではないでしょうか?アントニオ・バンデラスさんは、ネイト同様お宝を狙う組織のボス役なのですが、この使われ方はもったいないような気も致します。視点を変えれば贅沢な起用だといえます。
アクションシーンは、「スパイダーマン」で成らしただけあって魅せてくれました。この新シリーズ?がトム・ホランドさんの人気の生命線をつなぐという意味では、格好の作品だと思います(笑)
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:アート・マーカム、マット・ハロウェイ、レイフ・ジャドキンス
原作:PlayStation ゲーム「アンチャーテッド」シリーズ
キャスト
トム・ホランド、マーク・ウォールバーグ、アントニオ・バンデラス、ソフィア・アリ、タティ・ガブリエルほか
2022年2月18日公開 アメリカ映画
上映時間:116分