「七つの会議」&「十二人の死にたい子どもたち」
2月に入りました。今回は、数字に関連した邦画タイトル2作品です。
池井戸 潤さん原作のTVドラマは、「半沢直樹」と「下町ロケット-ゴースト/ヤタガラス-」しか見ていないのですが、「七つの会議」では、それぞれの番組で印象に残ったお馴染みの役者さんたちが一堂に会し、違うけど似たような役柄を演じているという面白さを味わうことが出来ました。いずれの番組でも個性の強い曲者キャラが本作でも大暴れしている!この絵は、視聴者(ファン)からすればしびれます(笑)
昨今リアルでニュースを騒がせた企業問題をテーマにその闇を白日の下に晒す逆転劇の企業エンタテインメント!サラリーマンであればあるあると誰もが頷きたくなる場面もあったりと、視聴するたびにそのリサーチ力に舌を巻きます。
本作のキーマンは野村 萬斎さん演じる中堅企業 東京建電 営業一課係長 八角(やすみ) 民夫(通称ハッカク)。結果(数字)がすべての至上命令が下るなか、会議で居眠り!浮きまくっている八角がなぜクビにならないのか?それどころか八角に絡む者は、みな他部署へ異動!この人ますます怪しい(笑)
七つの会議というタイトルだけあって会議のシーンがたくさん出て参りますが何回あったか、数えるのも忘れる面白さ(笑)ぐうたらのハッカクさんを観ていて思ったのですがこの人、動物で例えるならば、「ダーウィンが来た!」で取り上げられていたオスライオンです(笑)
監督:福澤 克維
脚本:丑尾 健太郎、李 正美
原作:池井戸 潤
脚本:丑尾 健太郎、李 正美
原作:池井戸 潤
キャスト
野村 萬斎、香川 照之、及川 光博、片岡 愛之助、音尾 琢真、藤森 慎吾、朝倉 あき、岡田 浩暉、木下 ほうか、吉田 羊、土屋 太鳳、小泉 孝太郎、溝端 淳平、春風亭 昇太、立川 談春、野村 政信、世良 公則、鹿賀 丈史、橋爪 功、北大路 欣也ほか
野村 萬斎、香川 照之、及川 光博、片岡 愛之助、音尾 琢真、藤森 慎吾、朝倉 あき、岡田 浩暉、木下 ほうか、吉田 羊、土屋 太鳳、小泉 孝太郎、溝端 淳平、春風亭 昇太、立川 談春、野村 政信、世良 公則、鹿賀 丈史、橋爪 功、北大路 欣也ほか
2019年日本映画
上映時間:1時間59分
上映時間:1時間59分
「十二人の死にたい子どもたち」を鑑賞するまでは、まったく想像もしなかったのですが、実はこの作品、あの名作「十二人の怒れる男」→「12人の優しい日本人」に次ぐ「12人」シリーズ(勝手に一括り)の進化系であると気づきました。廃病院地下の密室劇であり、集まった12人の激論!そして名簿に存在しない一名が加わったことで始まるサスペンス!という進化です。
自殺目的で集まった12人は、主催者の進行で、実行の意思を確認。実行にあたっては、全員一致が条件です。ところが、人数分しか用意されていないベッドにはすでに部外者一人が横たわっていて、参加者全員に殺人容疑が浮上!実行に水を差すこの展開!刑事ドラマ張りの緊張感。そして12人シリーズらしい着地!最後の種明かしに合点です。個人的にシリーズとして鑑賞していましたので楽しめました~(笑)
迫真の演技を披露してくれた若手俳優に拍手!
監督:堤 幸彦
脚本:倉持 裕
原作:冲方 丁
脚本:倉持 裕
原作:冲方 丁
キャスト
杉咲 花、新田 真剣佑、北村 匠海、高杉 真宇、黒島 結菜、吉川 愛、萩原 利久、渕野 右登、坂東 龍汰、古川 琴音、竹内 愛紗ほか
杉咲 花、新田 真剣佑、北村 匠海、高杉 真宇、黒島 結菜、吉川 愛、萩原 利久、渕野 右登、坂東 龍汰、古川 琴音、竹内 愛紗ほか
2019年日本映画
上映時間:1時間58分
上映時間:1時間58分