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「ひつじのショーン UFOフィーバー!」&「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」

映画ファンならご存知と思いますが、洋泉社さんが発行している映画冊子「映画秘宝」が、次回3月号で休刊のニュースです。親会社による吸収合併のためということですが、釈然としません。「映画秘宝」は、映画ファンの域を超えたマニアックさが、売りです。いつの日か復刊されることを期待しております。


ひつじのショーン.jpg


「ひつじのショーン」は、初見なので調べてみましたらイギリスのアードマン・アニメーションズ制作のクレイ・アニメーション「ウォレスとグルミット、危機一髪(1997年日本公開)」に登場するショーンを主人公にしたスピンオフ作品だそうです。本作は2015年上映の「ひつじのショーン~バック・トゥー・ホーム」に続く、劇場版第二弾です。


以前鑑賞した「犬ヶ島」や「KUBO/クボ二本の弦の秘密」、「ぼくの名前はズッキーニ」に刺激され、手作り感が直に伝わる作品を見直しています。人形からセットに至るまですべて手作り、一コマ一コマ考え抜かれた撮影、コツコツと根気よく、丹念に積み重ねられたカットは、味わい深く、撮影風景を想像しながら鑑賞するのも楽しいです!


「ひつじのショーン UFOフィーバー!」は、前作とは独立した作品なので、初見でも問題はありませんでした。ショーンは、ひつじなのでセリフはありませんが、ゆかいでお茶目で自由奔放。牧場で仲間たちと仲良く、たのしく遊んでいます。そんなある日地球にやってきたE.T.と友達になると、E.T.を拉致しにエリート官僚が部下を連れてやって来ます。官僚部隊からE.T.を守るためショーンと仲間たちが助け合うSFドラマは、流れに身をまかせて感動させてくれる、お手軽でいてなかなかエモい作品でした。好きな作品リストに追加です(笑)


監督:リチャード・フェラン&ウィル・ベチャー
脚本&制作総指揮:マーク・バートン
原案・総指揮:リチャード・スターザック
脚本:ジョン・ブラウン


2019年イギリス・フランス映画
上映時間:1時間26分


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ヒックとドラゴン.jpg


このシリーズも好きな作品のひとつ「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」です。好きという割には、2作目の劇場鑑賞を逃し、ビデオで鑑賞したのですが、本作でこのシリーズも終了。出会いから始まり、やがて別れが訪れる。村の長として試されるヒックの決断と新たなスタートが描かれました。


人とドラゴンの共存共栄。この理想と目的で繁栄したバーク島も人獣(人口)密度の過密で飽和状態。映画「引っ越し大名」ならぬ引っ越しドラゴン一行は、新天地を求めて旅立ちます。


ヒックを頭とする実働部隊が、他国のバイキング船から捕らわれたドラゴンを連れ去り、反感を買っていたことから旅の途中で最強のドラゴンハンターに狙われるというアクシデント。そしてヒックの相棒であるドラゴン(ナイトフューリー)”トゥース”の前に現れたメスのナイトフューリー。相棒”トゥース”の未来とバイキングの未来を決断しなければならないヒックの悩みは尽きません。


日本語吹き替え版は、やっぱり楽でいいですね。ドラゴンハンターを担当した松重 豊さんなんて、ご本人がモデルではないかと思えるほどそっくりでしたよ(笑)


ドラゴンが登場する作品は、ゾンビ映画と同じくらいあるのではないかと思うのですが、続編を期待させて制作されていないのが「エラゴン」です。「エラゴン」お蔵入りですか?続編みたいんですけど(笑)


監督・脚本・制作総指揮:ディーン・デュボア
原作:クレシッダ・コーウェル


キャスト(日本語吹き替え版)
ヒック(田谷 隼)、アスティ(寿 美菜子)、ヴァルカ(深見 梨加)、ストイック(田中 正彦)、スノット(淺井 孝行)、ラフ(村田 志織)、タフ(南部 雅一)、フィッシュ(宮里 駿)、ゲップ(岩崎 ひろし)、エレット(小松 史法)、グリメル(松重 豊)ほか


2019年アメリカ映画
上映時間:1時間44分


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