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「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」

「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」をご覧になりましたでしょうか?上映前の予告編で「ダーウィンが来た!」劇場版第二弾のナビゲーターを俳優の田辺 誠一さんと大塚 寧々さんが勤められているのですが、見ていて田辺 誠一さんの目線が気になりました。まあ、田辺 誠一さんは、好きな役者さんなので受け流しておりましたら、隣に座っていた女性が笑いながら「カンペ目線じゃん!」って言ったんですよ!田辺さん、油断はいけません!観る人はみていますよ~。俳優としての面目にかかわります(笑)


スターウォーズ.jpg


「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」は、42年間劇場鑑賞を貫いて来た鑑賞者にとっては絶対に外せない一本です(何といってもシリーズ最終章ですから)。冒頭のシークエンスは、J. J. エイブラムス監督も悩んだ挙句にこれしかないと決定したと言われますが、1977年公開(日本公開1978年)のエピソード4から本作までの全9作品に一貫性を持たせるという意味での帰結の証し、そして名匠ジョン・ウィリアムズさんの壮大な音楽に心躍り、これから何がおこるんだろうという期待感、ワクワク感の象徴となりました。


カイロ・レンの執拗な(そのレベルは、ストーカー超え)までのレイとの接近遭遇。野望は果てしない宇宙制覇。修行中のレイを何とか暗黒面に引き込もうと必死です。一方、関心事であるレイの素性についてはビックリ仰天!コアなファンならあるシーンを見てピンとくるくらいの大ヒントがありました。まさかとは思いましたけど、予想は的中しそのまさかでした。


物語は、これまでの集大成とあって見どころ満載ですが、集約するとカイロ・レンとレイの物語でもあります。エンディングの清々しさは、エピソード6を彷彿させますし、もちろんエンディングに至るまでのフォースの導きはご注目です。これがなかったら「スカイウォーカーの夕暮れ」になっていました(笑) 他界されたキャリー・フィッシャーさんの映像は、CGではなく撮り置いたフィルムを使用しているところも感動です。


J. J. エイブラムス監督は、”日本好き”を公言してくださいましたが、日本の伝統文化である、壊れた陶芸品を修復する技法”金継ぎ”をヒントにカイロ・レンのマスク修理でこの技法を取り入れるというマニアックな日本贔屓ぶりに恐縮してしまいました。


監督・制作:J. J. エイブラムス
脚本:J. J. エイブラムス、クリス・テリオ


キャスト
デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アンソニー・ダニエルズ、ナオミ・アッキー、ドーナル・グリーソン、ルピタ・ニョンゴ、ケリー・ラッセル、ヨーナス・スオタモ、イアン・マクダーミドほか


2019年アメリカ映画
上映時間:2時間22分


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壮大なサーガ「スターウォーズ」は、本作を以って完結となりましたが、シネマトゥデイ配信記事によりますとルーカスフィルム社長が今後の「スターウォーズ」計画については3部作に縛られないと明言されたそうです。つまり何らかの形で「スターウォーズ」は復活するということなのでしょう。これまでのシリーズはスカイウォーカーにまつわる家族のサーガを終わらせるということで「今はどうやってそこから新しく、異なるものへスムーズに移行するか考え始める時」と答えています。すでにスピンオフ作品も上映されていますので、今後はしばらくの間それでつなぎとめて、構想が決定次第新作に着手すると予想されます。100年続く作品になるといいですね(笑)

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