SSブログ

「ザ・プレデター」&「響-HIBIKI-」

17日の朝刊記事で俳優の樹木 希林さん死去とありました。樹木 希林さんの印象と言えば芸名が悠木 千帆さんだったころの「寺内貫太郎一家」のジュリー(沢田 研二さん)が大好きなおばあちゃん役が一番に浮かびます。ご冥福をお祈りいたします。


ザ・プレデター.jpg


SF映画に登場するクリーチャーの中でもエイリアンと肩を並べ、今や人気スターの座をキープした感のあるプレデターの最新作「ザ・プレデター(字幕スーパー版)」は、87年の「プレデター」、90年の「プレデター2」の正当な続編という触れ込みです。87年版は、宇宙船から地球に向け射出された脱出ポッドが想像をかき立てる印象的なオープニングでした。本作は、2機の宇宙船が追いつ、追われつのバトルシーンから始まる異様なオープニングです。これが何を意味しているのか?


結論から申し上げますと本作は、新たな戦いの序章を感じさせます。従来のプレデターを凌駕する新型のプレデターも目的が違いますし、続編があるとすれば次回作は、意外な方向への展開は必至!ともすれば、人類との戦争か?今回地球にやって来た従来型のプレデターは、例えるならば「宇宙戦艦ヤマト」でイスカンダルから地球に向かったサーシャの目的にちょっぴり似ています(解る人にはわかると思います)。オタク表現ですみません(笑)


プレデターのビジュアルを初めて見た時は、落ち武者に甲殻類と爬虫類をミックスしたような様相に度肝を抜かれましたけど、本作ではウーピー・ゴールドバーグみたいだなんて元兵士が酷い(ウーピー・ゴールドバーグさんに対して)ことを言っていますけど、ちゃんとご本人の承諾は得ているのだと思います(笑)


監督:シェーン・ブラック
脚本:フレッド・デッカー&シェーン・ブラック


キャスト
クイン・マッケナ(ボイド・ホルブルック)、ネブラスカ・ウィリアムズ(トレヴァンテ・ローズ)、ローリー・マッケナ(ジェイコブ・トレンブレイ)、コイル(キーガン=マイケル・キー)、ドクター・ケイシー・ブラケット(オリヴィア・マン)、バクスリー(トーマス・ジェーン)、リンチ(アルフィー・アレン)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間47分


新作映画・試写会ブログランキング参加用リンク一覧


響.jpg


人気コミック原作の実写映画化作品「響-HIBIKI-」ですが、主人公 鮎喰 響役の平手 友梨奈さんが、原作のキャラにハマっていて映画初主演とは思えない好演でした。響担当の編集者花井 ふみ(北川 景子さん)が、響のブレーキ役として機能することで、より響の暴走がリアルに伝わります。若いが故に社会を知らない信念の少女は、誰に対しても歯に衣着せぬ物言いと行動はストレート(それが問題)!自作の小説が新人賞は元より芥川賞、直木賞候補となる100年に一人の天才新人作家誕生のドラマは、切れ目のない緊張感に落ちも良い作品!面白かったです。


彗星のごとく小説界に現れた天才少女 鮎喰 響は、読書好きで書くことも大好き。彼女は、毎日1冊ペースで読むということですから、5歳から読み始めたとして単純計算10年で3650冊。読んだ本?それとも親?その性格は、何が影響しているのか?とても興味深いキャラです。性格から察するに”人と仲良く接する方法”みたいなHOW TO本は、一切読まず小説一辺倒ではないかと思うのですが、それでもこの性格を貫くのは、やはりピュアな信念なのでしょうか?彼女がプロとして歩む姿は、これからの物語になって行きますが、社会を知って大人しくなってしまったら面白くないですね(笑)


最後に彼女がやらかす問題の落ちには唸ってしまいましたが、この問題の補償の部分について人身事故の場合は俗説で実際には違うということを聴いたことがあります。ただ響の場合は…?(笑)


監督:月川 翔
脚本:西田 征史


キャスト
鮎喰 響(平手 友梨奈)、花井 ふみ(北川 景子)、祖父江 凛夏(アヤカ ウィルソン)、田中 康平(柳楽 優弥)、神田 正則(高嶋 政伸)、鬼島 仁(北村 有起哉)、矢野 浩明(野間口 徹)他


2018年日本映画
上映時間:1時間46分


新作映画・試写会ブログランキング参加用リンク一覧

nice!(28)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。