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「若おかみは小学生!」

9月最終日です。21号に匹敵する勢力の台風24号の影響で携帯に避難警報が流れて参りました。神奈川は、まだ大きな影響は出ておりませんが、風は次第に強まって来ております。みなさま、ご安全に!


若女将は小学生!.jpg


月締めの作品を何にしようか悩んでいたところSNSでフォローしている茅ヶ崎市在住の映画ライター ヒナタカさんから一生のお願いだから「若おかみは小学生!」を観て!と猛プッシュのツイートが流れてきて鑑賞を決めました。チラシのビジュアルといい、少年・家庭向きの文部科学省選定作品のコピーもあって当初スルーの予定でしたが、アニメ作品「茄子 アンダルシアの夏(面白いですよ!)」の高坂 希太郎監督作品であることも鑑賞の決め手となりました。


で、作品の感想ですがやられましたね!小学生の若おかみ おっこ(通称)の成長物語と書けばセオリー通りの作品なのですが、まさか泣かされるとは思いませんでした(劇場最後列の端っこで観ていてよかった:笑)。


小学生のおっこは、交通事故で両親をなくしてしまい、おばあちゃんに引き取られることになったのです(この時点で作品に対しての向き合い方が、一変)。学校に通いながらおばあちゃんが経営する温泉旅館 春の屋で若おかみとしての修行も始まり、学校では、同じ花の湯温泉にある旅館の娘 真月(通称:ピンふり)とのライバル関係や宿を訪れるお客様も個性派ぞろい、人との出会い触れ合いが、おっこを成長させて行きます。


作品の舞台、花の湯温泉のイメージは、有馬温泉だそうです。有名な温泉ですが、まだ行ったことがありません。また、気ままな温泉一人旅をしてみたくなりました。


客層はファミリーがほとんどでしたからにぎやかなのは想定内でしたが、作品のエンディングで訪れたお客さんのエピソードは、水をうったような空気になりました。 大人もしっかりと感動できる本作、見た目や思い込みで鑑賞しないのはもったいないです。良い作品に出会えました。ヒナタカさん、ありがとうございます!


監督:高坂 希太郎
脚本:吉田 玲子
原作:令丈 ヒロ子「若おかみは小学生!」


キャスト
おっこ/関 織子(小林 星蘭)、ピンふり/秋野 真月(水樹 奈々)、おとうさん(薬丸 裕英)、おかあさん(鈴木 杏樹)、おばあちゃん(一龍齋 晴水)、グローリー・水領(ホラン千秋)、神田 幸水(設楽 統)、木瀬 文太(山寺 宏一)他


2018年日本映画
上映時間:1時間34分


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作品には、温泉旅館のお楽しみとして料理も登場します。中でも温泉プリンというスイーツは、食べてみたいですね(笑) スイーツと言えば最近のニュースで森永チョコフレークが、製造終了とありました。あのサクサク感が好きなものですからちょっと寂しいです。

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「スカイスクレイパー」

プロ野球公式戦セ・リーグで広島がヤクルトを破り優勝!マジック1でDeNAと対戦した時は、緊張しましたけど意地を見せてくれました。DeNAは、現在3位、正念場です(笑)


スカイスクレイパー.jpg


ドウェイン・ジョンソン主演のアクションエンターテインメント「スカイスクレイパー(字幕スーパー版)」は、往年の映画ファンならば「タワーリング・インフェルノ(74年)」に「ダイハード(88年)」をミックスさせた作品と想起させます。「ダイハード」の舞台は、ジャパンマネーのビルでしたが、今回はチャイナマネーのビルがテロリストに狙われるという時代の変遷も感じさせます。ビル火災に巻き込まれた家族を救出するため、元FBI人質救出部隊のリーダーだったウィル(ドウェイン・ジョンソン)が、火災だけでなく、テロリストも相手に体を張るド派手の救出劇です!


セキュリティシステム調査会社のコンサルタントとして働くウィルは、香港にそびえ立つ超高層タワービル「ザ・パール」のセキュリティ審査を任されています。審査結果にOK!を出し、システムにアクセス権を持つ顔認証端末を預けられたウィルは、以後何者かに狙われる羽目に…。


超大作を量産中のレジェンダリー・ピクチャーズ制作の本作の見どころのひとつは、やはり想像上の超高層タワービル「ザ・パール」です。実在するドバイの「ブルジュ・ハリファ」よりも高い(建物の高さと価格?)というだけでなく、その外観や内装、景色など建設コンペのプレゼン資料として活用すれば当確ではないかと思います(笑) このプレゼン効果によって鑑賞者は、ウィルの危険な行動と勇気にドキドキハラハラさせられちゃいます。


監督・脚本:ローソン・マーシャル・サーバー


キャスト
ウィル・ソーヤー(ドウェイン・ジョンソン)、サラ・ソーヤー(ネーヴ・キャンベル)、ジャオ(チン・ハン)、コレス・ボタ(ローランド・ムーラー)、ミスター・ピアース(ノア・テイラー)、ウー捜査官(バイロン・マン)、ベン(パブロ・シュレイバー)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間42分


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作品は、「セキュリー」が事件のアキレス腱になっていますが、これは他人事ではありませんね。私も長いことPC使っていますけど、覚えの無い迷惑メールが後を絶ちません。ネットゲーム代70万を支払わないと裁判を起こすとか、最近では、ハッカーを名乗る何者かが、私のPCをハッキング出来る状態にあるから$700をビットコインで振り込めとこんな状態です。まあ、こうしてネタにさせてもらっていますけど。皆様もご注意下さい。

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「愛しのアイリーン」&「君の膵臓を食べたい」(アニメ版)

本日の朝刊1面にJAXA打ち上げの「探査ロボリュウグウ着陸」とありました。前回のはやぶさの教訓から進化したはやぶさ2に対する期待は大きいです。今度こそ宇宙解明に向けて多くの資料を無事持ち帰ってくれることを期待しています。


愛しのアイリーン.jpg


「愛しのアイリーン」は、あの衝撃作「ヒメアノール」の吉田 恵輔監督最新作です。田舎町のパチンコ店でスタッフとして働く岩男(安田 顕)は、父母と暮らす42歳の一人息子。母親(木野 花)にとって岩男は、難産の末に授かった子であり、家督を継いでほしいという願いから家に相応しい嫁探しに必死です。そんなある日、父親が急に他界してしまい執り行われた葬儀の真っ只中、行方不明になっていた岩男が、一人の女性(フィリピン国籍)を連れて帰ってきました。岩男は、この女性 ”アイリーン” と結婚したことを母親に伝えますが…!


母親にとっては、晴天の霹靂!しかもアイリーンは、日本文化は元より、日本語がまったく話せません。岩男もアイリーンとは会話が出来ません。なのに、なぜ結婚したのか?ここから始まる家族の壮絶ドラマ!恐らくテレビでは、放送出来ないであろう内容も含め、甘くてハッピーな映画がお腹いっぱいで、たまには激辛でリアルなショックを味わいたいという御仁にお薦めの作品です(笑)


安田 顕さんってカメレオン俳優って呼ばれているらしいですね(笑) 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」で注目して以来本作との演技のギャップに敬意すら感じました(この俳優さん、そこまでやる)!母親役の木野 花さんの鬼気迫る演技も目がテン!そしてアイリーン役のナッツ・シトイさんなんて、もう地ですよ(笑)


監督・脚本:吉田 恵輔

原作:新井 英樹


キャスト
宍戸 岩男(安田 顕)、アイリーン(ナッツ・シトイ)、宍戸 ツル(木野 花)、塩崎(伊勢谷 友介)、吉岡 愛子(河井 青葉)、正宗(福士 誠治)、宍戸 源造(品川 徹)、竜野(田中 要次)他


2018年日本映画
上映時間:2時間17分


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君の膵臓を食べたい.jpg


2017年公開の実写版に続き、アニメ作品として上映の「君の膵臓を食べたい」も鑑賞して、あと原作を読めばコンプリート?(笑) 今は落ち着いたと思いますが、実写版に続きアニメ版も人気で、劇場スケージュールを自宅で確認した時は、残り僅かの表示が劇場に着いたらチケット完売!その日の鑑賞は都合が悪く見送りの経緯があります(笑)


アニメ作品は、実写版のストーリーと大きな違いはありませんでしたのでどちらもほぼ原作通りに制作されたのだと思います。そういう意味では制作形態は違っても二回目の鑑賞ですから主人公二人の掛け合いはより楽しむことが出来ましたし、病気の秘密を知られてしまった桜良と僕の運命的な出会いや彼女の葬儀後の僕のその後についてなどアニメ版の方がより原作に近いように感じられました(本作のオリジナルだったりして…笑)。


余命を知り、限られた時間をどう生きるか?主人公の桜良にとっても、僕にとってもお互いが影響し合い、向き合うことが出来た幸せと切なさは実写版同様鑑賞者の哀愁を誘います。作品を表現する上でアニメならではの世界観、色彩感が、逆にリアルでないから良いということも気付かせてくれました。


監督:牛嶋 新一郎
原作:住野 よる


キャスト
僕(高杉 真宙)、山内 桜良(Lynn)、恭子(藤井 ゆきよ)、隆弘(内田 雄馬)、ガム君(福島 潤)、僕の母(田中 敦子)、桜良の母(和久井 映見)他


2018年日本映画
上映時間:1時間48分


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「ザ・プレデター」&「響-HIBIKI-」

17日の朝刊記事で俳優の樹木 希林さん死去とありました。樹木 希林さんの印象と言えば芸名が悠木 千帆さんだったころの「寺内貫太郎一家」のジュリー(沢田 研二さん)が大好きなおばあちゃん役が一番に浮かびます。ご冥福をお祈りいたします。


ザ・プレデター.jpg


SF映画に登場するクリーチャーの中でもエイリアンと肩を並べ、今や人気スターの座をキープした感のあるプレデターの最新作「ザ・プレデター(字幕スーパー版)」は、87年の「プレデター」、90年の「プレデター2」の正当な続編という触れ込みです。87年版は、宇宙船から地球に向け射出された脱出ポッドが想像をかき立てる印象的なオープニングでした。本作は、2機の宇宙船が追いつ、追われつのバトルシーンから始まる異様なオープニングです。これが何を意味しているのか?


結論から申し上げますと本作は、新たな戦いの序章を感じさせます。従来のプレデターを凌駕する新型のプレデターも目的が違いますし、続編があるとすれば次回作は、意外な方向への展開は必至!ともすれば、人類との戦争か?今回地球にやって来た従来型のプレデターは、例えるならば「宇宙戦艦ヤマト」でイスカンダルから地球に向かったサーシャの目的にちょっぴり似ています(解る人にはわかると思います)。オタク表現ですみません(笑)


プレデターのビジュアルを初めて見た時は、落ち武者に甲殻類と爬虫類をミックスしたような様相に度肝を抜かれましたけど、本作ではウーピー・ゴールドバーグみたいだなんて元兵士が酷い(ウーピー・ゴールドバーグさんに対して)ことを言っていますけど、ちゃんとご本人の承諾は得ているのだと思います(笑)


監督:シェーン・ブラック
脚本:フレッド・デッカー&シェーン・ブラック


キャスト
クイン・マッケナ(ボイド・ホルブルック)、ネブラスカ・ウィリアムズ(トレヴァンテ・ローズ)、ローリー・マッケナ(ジェイコブ・トレンブレイ)、コイル(キーガン=マイケル・キー)、ドクター・ケイシー・ブラケット(オリヴィア・マン)、バクスリー(トーマス・ジェーン)、リンチ(アルフィー・アレン)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間47分


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響.jpg


人気コミック原作の実写映画化作品「響-HIBIKI-」ですが、主人公 鮎喰 響役の平手 友梨奈さんが、原作のキャラにハマっていて映画初主演とは思えない好演でした。響担当の編集者花井 ふみ(北川 景子さん)が、響のブレーキ役として機能することで、より響の暴走がリアルに伝わります。若いが故に社会を知らない信念の少女は、誰に対しても歯に衣着せぬ物言いと行動はストレート(それが問題)!自作の小説が新人賞は元より芥川賞、直木賞候補となる100年に一人の天才新人作家誕生のドラマは、切れ目のない緊張感に落ちも良い作品!面白かったです。


彗星のごとく小説界に現れた天才少女 鮎喰 響は、読書好きで書くことも大好き。彼女は、毎日1冊ペースで読むということですから、5歳から読み始めたとして単純計算10年で3650冊。読んだ本?それとも親?その性格は、何が影響しているのか?とても興味深いキャラです。性格から察するに”人と仲良く接する方法”みたいなHOW TO本は、一切読まず小説一辺倒ではないかと思うのですが、それでもこの性格を貫くのは、やはりピュアな信念なのでしょうか?彼女がプロとして歩む姿は、これからの物語になって行きますが、社会を知って大人しくなってしまったら面白くないですね(笑)


最後に彼女がやらかす問題の落ちには唸ってしまいましたが、この問題の補償の部分について人身事故の場合は俗説で実際には違うということを聴いたことがあります。ただ響の場合は…?(笑)


監督:月川 翔
脚本:西田 征史


キャスト
鮎喰 響(平手 友梨奈)、花井 ふみ(北川 景子)、祖父江 凛夏(アヤカ ウィルソン)、田中 康平(柳楽 優弥)、神田 正則(高嶋 政伸)、鬼島 仁(北村 有起哉)、矢野 浩明(野間口 徹)他


2018年日本映画
上映時間:1時間46分


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「SUNNY~強い気持ち・強い愛~」

先日あたりから肌寒さを感じる風に変わりました。これからの夜は、気持ちよく眠れそうです(笑)


SUNNY(サニー).jpg


大根 仁監督の韓国発のリメイク作品「SUNNY~強い気持ち・強い愛~」は、「マツコの知らない世界」ならぬ「私の知らない世界」"ギャル文化”が怒涛のように押し寄せてきて、溢れだすエナジーに圧倒されました。ギャル文化のマニアックさは楽しませていただきましたけど、何よりも余命を宣告された友人のために仲間を探すこと、それぞれの人生へと枝分かれしていった親友たちの現在のリアルがあって、色々な気持ちを背負いながら再び集まる友情こそおやじの琴線に触れる部分であります(笑)


「みんながひとりのために!」この柱がしっかりしているからどう演出されてもこの作品は、人の心に響くのだと思います。私にも同じようなことがあって、高校時代のおバカカルテット(私含む)のひとりが重度のパーキンソン病(手伝ってあげないと薬も飲めません)を患ってしまい、30数年ぶりに再開しようということになったんです。うち一人の消息が不明で、どうしても分からない。「おまえ警官だろ(警官をおまえ呼ばわり)、何とかならないの?」と友人に聴くと「無理言うなよ、警察なんて出来ないこといっぱいあるんだよ」という訳で結局3人で飲みました。作品の中では、昔の親友たちを探偵を使って探すのですが、これは大袈裟なことではなくてお金を使わなければ、旧友を探すことが難しい!そういう時代なんです。


90年代を代表するミュージックの数々もよかったけど、キャスティングもよかったです。サニーの高校時代の役者さんたちと、大人になった役者さんたちの顔立ち(勿論演技も)に違和感ゼロ、お見事!


監督・脚本:大根 仁


キャスト
奈美(篠原 涼子)、高校時代の奈美(広瀬 すず)、芹香(板谷 由夏)、高校時代の芹香(山本 舞香)、裕子(小池 栄子)、高校時代の裕子(野田 美桜)、心(ともさか りえ)、高校時代の心(田辺 桃子)、梅(渡辺 直美)、高校時代の梅(富田 望生)、奈々(池田 エライザ)他


2018年日本映画
上映時間:1時間59分


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「SUNNY」は、女子パワー炸裂の作品でしたが、女子パワーと言えば8日に行われた全米オープン女子シングルス決勝で憧れのセリーナ・ウィリアムズ選手を破り、優勝した大阪 なおみ選手は素晴らしかったです!これからはもっと応援したいと思います、優勝おめでとうございます。

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「アントマン&ワスプ」、「MEG ザ・モンスター」

9日夜放送の「秘境ヘリコプター!空から村人発見したら緊急着陸」を観ておりました。場所が場所なので実現することが難しい夢をヘリコプターで一緒に移動し、叶えてくれるという番組です。中でも秩父の山奥で暮らす家族の少女が、大好きな「コード・ブルー」を劇場で観たいという夢を叶えてあげたお話は、よかったです。生まれて初めて劇場で映画鑑賞を経験する小学生、ヘリに乗って109シネマズ木場で「コード・ブルー」を春日さんと鑑賞。一生の想い出ですね!秩父から木場までヘリなら50分!その景色も楽しめました。


アントマン&ワスプ.jpg


「アベンジャーズ/インフィニティーウォー」には、参戦がなかったものの世界観はしっかりと繋がっているという演出(隠し映像)は、さすがです!気になっていたことは、本作「アントマン&ワスプ」の時間軸が「アベンジャーズ/インフィニティウォー」でサノス(ラスボス)の指パッチンの後なのか?前なのかについてでした(アベンジャーズ/インフィニティウォーをご覧になっていない皆さまは、ごめんなさい)。しかしこの隠し映像、アントマンにとって最大のピンチでは!どうなるの?


「キャプテン・アメリカ/シビルウォー」以来在宅監視(発信機付)で刑期終了を待つアントマンことスコットは、ある日スーツを開発したピム博士の奥さん、ジャネットと精神コンタクトを感じます。ジャネットは、30年近くも量子世界を彷徨っていると考えられていて、量子世界から戻ったアントマンにジャネット救済に希望の光を見出したピム博士が量子トンネルを開発。刑期中というリスクの中でスコットは、ピム親娘に協力することに。


量子技術を狙って動き出す闇ブローカーやあらゆる物質をすり抜けることが出来るゴーストとのラボ(量子研究所)争奪戦、FBIの監視網など一連が絡み合うアクションは、ハリウッド映像の折り紙付き!ピム博士の娘ワスプの活躍は、イケてます!キティちゃんのペッツ巨大化シーンなんてこの上ない日本愛を感じました。


監督:ペイトン・リード
脚本:クリス・マッケナ&エリック・ソマーズ and ポール・ラッド&アンドリュー・バレル&ガブリエル・フェラーリ


キャスト
スコット/アントマン(ポール・ラッド)、ホープ/ワスプ(エヴァンジェリン・リリー)、ルイス(マイケル・ペーニャ)、エイヴァ/ゴースト(ハンナ・ジョン・カメン)、ジャネット・ヴァン・ダイン(ミシェル・ファイファー)、ピム博士(マイケル・ダグラス)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間58分


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MEG ザ・モンスター.jpg


サメ映画というと夏の風物詩のようなイメージが浮かんでしまうのですが、この人(ジェイソン・ステイサム)が主役で登場となると単なるサメ映画で収まらないことを期待させてくれますから不思議なものです。「MEG ザ・モンスター」は、200万年前に生息していたとされるサメの祖先メガロドンが現代に蘇る(シーラカンスのようにある環境下でほそぼそと生きながらえていた)海洋パニックアクションです。


「インデペンデンスデイ」が、それまでのSFアクションと一線を画したのがUFOの巨大さであったことと同様、本作のサメ(メガロドン)の大きさも近年の”怪獣ウェーブ”に乗ったヴィジュアルが圧巻で大きなインパクトを与えています。このメガロドンのどう猛さとジェイソン・ステイサムの対決こそ、作品の醍醐味です。


地球一深い海がマリアナ海溝という昔のクイズ番組の答えとして、記憶されている方もいらっしゃると思いますが、本作は中国領内の近海にさらに深い海が存在するという設定でSFっぽくもありながら、隙間をついたリアリティ感を引き出しています。


ただでさえ、サメが海水浴場に現れただけでも怖いのに、20メートル以上の怪物が姿を現した時の恐怖感を見事な映像で表現しています。この大きさ、怖さは、テレビサイズではなく、劇場の大画面で味わうことをお勧めします(笑)


監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:ディーン・ジョーガリス、ジョン・ホーバー&エリック・ホーバー
原作:スティーヴ・オルテン


キャスト
ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)、スーイン(リー・ビンビン)、モリス(レイン・ウィルソン)、ジャックス(ルビー・ローズ)、ジャン博士(ウィンストン・チャオ)、DJ(ペイジ・ケネディ)、メイイン(ソフィア・ツァイ)他


2018年アメリカ、中国合作映画
上映時間:1時間53分


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