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「SUNNY~強い気持ち・強い愛~」

先日あたりから肌寒さを感じる風に変わりました。これからの夜は、気持ちよく眠れそうです(笑)


SUNNY(サニー).jpg


大根 仁監督の韓国発のリメイク作品「SUNNY~強い気持ち・強い愛~」は、「マツコの知らない世界」ならぬ「私の知らない世界」"ギャル文化”が怒涛のように押し寄せてきて、溢れだすエナジーに圧倒されました。ギャル文化のマニアックさは楽しませていただきましたけど、何よりも余命を宣告された友人のために仲間を探すこと、それぞれの人生へと枝分かれしていった親友たちの現在のリアルがあって、色々な気持ちを背負いながら再び集まる友情こそおやじの琴線に触れる部分であります(笑)


「みんながひとりのために!」この柱がしっかりしているからどう演出されてもこの作品は、人の心に響くのだと思います。私にも同じようなことがあって、高校時代のおバカカルテット(私含む)のひとりが重度のパーキンソン病(手伝ってあげないと薬も飲めません)を患ってしまい、30数年ぶりに再開しようということになったんです。うち一人の消息が不明で、どうしても分からない。「おまえ警官だろ(警官をおまえ呼ばわり)、何とかならないの?」と友人に聴くと「無理言うなよ、警察なんて出来ないこといっぱいあるんだよ」という訳で結局3人で飲みました。作品の中では、昔の親友たちを探偵を使って探すのですが、これは大袈裟なことではなくてお金を使わなければ、旧友を探すことが難しい!そういう時代なんです。


90年代を代表するミュージックの数々もよかったけど、キャスティングもよかったです。サニーの高校時代の役者さんたちと、大人になった役者さんたちの顔立ち(勿論演技も)に違和感ゼロ、お見事!


監督・脚本:大根 仁


キャスト
奈美(篠原 涼子)、高校時代の奈美(広瀬 すず)、芹香(板谷 由夏)、高校時代の芹香(山本 舞香)、裕子(小池 栄子)、高校時代の裕子(野田 美桜)、心(ともさか りえ)、高校時代の心(田辺 桃子)、梅(渡辺 直美)、高校時代の梅(富田 望生)、奈々(池田 エライザ)他


2018年日本映画
上映時間:1時間59分


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「SUNNY」は、女子パワー炸裂の作品でしたが、女子パワーと言えば8日に行われた全米オープン女子シングルス決勝で憧れのセリーナ・ウィリアムズ選手を破り、優勝した大阪 なおみ選手は素晴らしかったです!これからはもっと応援したいと思います、優勝おめでとうございます。

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