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「マンマ・ミーア!~ヒア・ウィー・ゴー~」

8月最終日です。このセリフ、定番になりつつあります(笑) こうしてひと月また、ひと月と月を重ね、気が付くと年が明ける。このパターンのライフスタイルでいると10年あっという間です。今月の締めの作品は、ミュージカルです。


マンマ・ミーア.jpg


「マンマ・ミーア!~ヒア・ウィー・ゴー~」は、前作(2008年公開/日本公開は2009年)から10年の時を経て、母ドナと娘ソフィの人生は大きな岐路に。ドナの若かりし日々とソフィの現在がエモーショナルにオーバーラップして描かれた本作、スウェーデンのポップミュージックグループ " ABBA " (アバ)の楽曲をベースに映し出される人生の走馬燈。涙しながらソフィの未来を応援したくなります。


ドナの生き方は、私のようなビビリのサラリーマンには決してマネの出来ないものですから憧れてしまいます(憧れるだけです:笑)が、そもそも3人のパパという企画外の関係からして人としての深み、大きさが違います。この悲喜こもごものドラマに " ABBA " の楽曲がマッチしているところに音楽の素晴らしさも感じます。


サプライズゲスト?として登場するソフィの祖母は、どこか印象のある女優さんだと思ったら「バーレスク」でテスを演じていたシェールさんでした。テスの歌うシーンは、空気がガラッと変わるすごいオーラを感じました。新旧の役者さんたちの共演ですが、往年の名優さんたちの輝き方は、渋くていいですね。年輪を感じさせる物腰と立ち居振る舞い!こういう歳の重ね方を見習いたいです(笑)


監督・脚本:オル・パーカー


キャスト
ソフィ(アマンダ・セイフライド)、若きドナ(リリー・ジェームズ)、サム(ピアース・ブロスナン)、若きサム(ジェレミー・アーヴァイン)、ビル(ステラン・スカルスガルド)、若きビル(ジョシュ・ディラン)、ハリー(コリン・ファース)、若きハリー(ヒュー・スキナー)、ロージー(ジュリー・ウォルターズ)、若きロージー(アレクサ・デイヴィーズ)、ターニャ(クリスティーン・バランスキー)、若きターニャ(ジェシカ・キーナン・ウィン)、スカイ(ドミニク・クーパー)、セニョール・シエンフエゴス(アンディ・ガルシア)、祖母(シェール)、ドナ(メリル・ストリープ)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間54分


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作品の楽曲が、 " ABBA " (アバ)というだけで思い入れが深くなってしまいます。「ダンシング・クイーン」が日本でブレイクしたとき、私も虜でした。ラジオ ニッポン放送の日曜日朝、「ポップス ベストテン」は、毎週欠かさず聴いていました。「ダンシング・クイーン」は、何週間も1位でしたから忘れるわけがありません。


ダンシングクイーン.jpg


所蔵のレコードジャケットです。「ダンシング・クイーン」は代表曲です。


悲しきフェルナンド.jpg


物悲しいけど惹き込まれます。「悲しきフェルナンド」


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こちらのナンバーは、作品には登場しませんが、ノリノリのいい曲です。

「ザッツ・ミー」

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「検察側の罪人」

本日のラジオでカレンダーの撮影がどうのという会話を聞いていてハッとしたのですが、今年の夏は平成最後の夏なんですね。元号がまだ発表されておりませんので、カレンダー・手帳は西暦で対応するのでしょうか?


検察側の罪人.jpg


今回は木村 拓哉さん、二宮 和也さん主演「検察側の罪人」です。正義をジャッジする執行官が正義を巡り対立するドラマ。検察のミスは、医療ミス同様その結果次第で人の運命が変わってしまう重さがあります。本作では、私情に突っ走るジャック・バウアー(24時間)みたいな検事 最上を木村 拓哉さんが演じていて、二宮 和也さんは最上と師弟関係にある検事 沖野を演じています。作品の重厚感、緊迫感がヒシヒシと伝わってくる展開、個人ではコントロール不可能な法律に権力で抗う最上に疑問を呈する沖野との激突。頭がキレル人のやることは怖い!


正義をジャッジするというのは、実はとても難しいものだと思います。なぜならそれは、人が行う行為であり、現場に居合わせない人によって決定されるものだからです(ミスをしない人間はいないし、私情もあります、嘘もつきます、忖度や悪魔の証明だってあります)。作品では最上の人物像を絡めながら、そこはキチンと素人が観ても「それはダメでしょ!」という描き方がされていますので、解りやすくて良いです。強く印象に残ったのは、被疑者 松倉と沖野の聴取シーン、検察官らしい大人な対処と思いきや、いきなり恫喝に等しい激しい聴取へと変貌!「あ~、ビックリした~」。


それにしましても、最上のジャッジ・ガベル(裁判官が叩く小槌) コレクションは、いいなぁ~(どこで売っているんだろ、ハウマッチ!)。笑


監督・脚本:原田 眞人
原作:雫井 脩介「検察側の罪人」


キャスト
最上 毅(木村 拓哉)、沖野 啓一郎(二宮 和也)、橘 沙穂(吉高 由里子)、松倉 重生(酒向 芳)、諏訪部 利成(松重 豊)、白川 雄馬(山﨑 努)他


2018年日本映画
上映時間:2時間3分


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「ちびまる子ちゃん」でお馴染みのさくらももこさんが、8月15日午後8時29分、乳がんで他界されたことをLINEのさくらプロダクションからのお知らせで知りました。急な訃報に言葉もございません。ご冥福をお祈り申し上げます。

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「カメラを止めるな」&「銀魂2」

また台風(20号)が、近づいています。古くて曖昧な記憶なのですが、アメリカには台風自体を消滅させてしまう技術があるのだそうです。この技術を日本で使用するか否かについて協議した結果、日本政府はこれを拒否したのだとか。理由は、雨が降らないと水不足で国民が困るから。降り過ぎても困るし、降らなくても困る。消滅させるのではなく雨量を微調整出来る技術に進化してくれたらと思うのですが、アメリカでこの技術を使用したというニュースも聴いたことがないし、ガセネタだったのかも知れません。台風のニュースを聞くとこのことを思い出します。


カメラを止めるな.jpg


ネットや口コミで話題となり上映劇場が拡大している「カメラを止めるな」は、インディーズ作品(大手映画会社に属さない独立系プロダクション)としては異例の人気です。長回し(ワンカット)で制作されたゾンビ映画で始まり、その舞台裏が描かれた演出は、低予算ながらスマッシュヒットとなりました。スマホの普及による宣伝効果の波に乗った背景や、映画はアイデア次第で大化けするということを実証しました。日本アカデミー賞の正式部門にはありませんが、話題賞は、確実でしょう(笑)


ここまで人気沸騰するとスゴイなと思ったのは、上田監督が17日の報道ステーションにゲストコメンテーターとして出演したり、劇中の監督家族役の3名が18日のTV番組「本当にあった怖い話」の最終話 ”果てからの念波” に3名で家族役として出演するなどビックリしてしまいました。もっとビックリしたのは、パクリ問題です。もし、作品がヒットせず、話題にならなかったら「パクリだ!(構成部分について)」と怒っているらしい原作者(舞台)も声をあげなかったのではないかと思います。


監督・脚本・編集:上田 慎一郎


出演
濱津 隆之、真魚、しゅはま はるみ、長屋 和彰、細井 学、市原 洋、山崎 俊太郎、大沢 真一郎、竹原 芳子、吉田 美紀、合田 純奈、浅森 咲希奈、秋山 ゆずき他


2018年日本映画
上映時間:1時間36分


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一作目のヒットを受けて続編もノリノリの「銀魂2~掟は破るためにこそある~」を鑑賞しました。原作も未読で一作目は、戸惑いましたが本作で作品の面白さにようやく追いつくことが出来ました。この作品はパクリと言うよりもパロディも魅力のひとつであることが沁み込んできて、何でもありなスタイルが心地よいです。ネタバレで恐縮なのですが、「ネコバス」(となりのトトロ)のパロディ「アライグマ?バス」の登場はうけました(笑)


真選組の副長土方 十四郎(柳楽優弥)は、徳川 茂茂の警備中何者かによって「ヘタレチップ」弾を頸部に受け、鬼の副長と恐れられた本人はヘタレオタクに人格が急変!真選組局長 近藤 勲に破門されてしまう。近藤 勲に呼ばれた伊東 鴨太郎は、土方の破門を契機に真選組の乗っ取りを図る。


登場キャラたちは不まじめそうに見えるけど、本人たちは大まじめでぶきっちょだから面白いし、そんなところに親近感を感じます。仮にさらなる続編が制作されても、もう大丈夫!慣れました(笑)


監督・脚本:福田 雄一
原作:空知 英秋


キャスト
坂田 銀次(小栗 旬)、志村 新八(菅田 将暉)、神楽(橋本 環奈)、土方 十四郎(柳楽 優弥)、伊東 鴨太郎(三浦 春馬)、徳川 茂茂(勝地 涼)、志村 妙(長澤 まさみ)、桂 小太郎(岡田 将生)、平賀 源外(ムロツヨシ)、お登勢(キムラ 緑子)、キャバクラ店長(佐藤 二朗)他


2018年日本映画
上映時間:2時間15分


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「オーシャンズ8」&「スターリンの葬送狂騒曲」

先週は、プリンターのスキャナがエラーの連続でリカバリーに四苦八苦しておりました。当たり前のように動いていた機器がエラー続きで反応しなくなると平常心を維持するのも結構大変です。PCの設定、スキャナの設定、WI-FIの設定、再起動や電源引っこ抜きという荒療治も含め何度やり直してもエラー表示。とうとう白旗挙げてメーカーのサポートセンターに泣きつきました。オペレーターさんと設定の確認をして問題がないことからどうやらドライバーソフトの破損が疑わしいということになって、リモート操作でドライバーソフトをインストールし直してもらいましたら無事回復(この安堵感と感謝の気持ち!)。可愛らしい声のオペレーターさんが女神様のようでした(笑)


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女性に感謝で始まった一週間ですが、「オーシャンズ8(字幕スーパー版)」は、女性の盗みのプロフェッショナル集団が活躍?するドラマです。これまでのオーシャンズシリーズとつながっているかのように見受けられるのですが、未見でございまして詳しくは解らないのですが、オープニングからエンディングまで終始一貫して高価な宝石を鮮やかに盗み、血の一滴も流さないという女性ならではのスマートさと感の鋭さが利いた展開と緊張感にドキドキワクワクさせられて「おもしれ~!」と声を上げたくなる作品でした。


この手合いの作品は、細かい講釈は抜きにして観て頂くのが一番です。予習復習必要なし、スタイリッシュ&ストレート!主演女優さんひとりひとりが宝石のように輝いていて、観たままで充分楽しめるという点でハイレベルな作品です。


監督・脚本:ゲイリー・ロス


キャスト
デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)、ルー(ケイト・ブランシェット)、ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)、アミータ(ミンディ・カリング)、コンスタンス(オークワフィナ)、タミー(サラ・ポールソン)、ナインボール(リアーナ)、ローズ・ワイル(ヘレナ・ボナム=カーター)、ジョン・フレイジャー(ジェームズ・コーデン)、クロード・ベッカー(リチャード・アーミティッジ)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間50分


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スターリンの葬送狂騒曲.jpg


「スターリンの葬送狂騒曲(字幕スーパー版)」は、作品としてはマニアックな部類で、なかなか近場の劇場さんでは上映していただけないのですが、そこは小田原コロナさん!目の付け所がナイス!です。以前「ムカデ人間」なんて上映されていましたからね、筋金入りですよ(笑)


で、この作品ロシア政府”上映禁止”の超問題作とチラシで謳われているだけあって、実話だとか。1953年、ソ連の最高権力者スターリンの急死で始まる後釜をめぐる椅子取りゲームのお話です。一般市民からすれば最高首脳部の情勢なんて雲の上のお話ですが、蓋をあけてみると本当に首脳部なの?と思わせる印象深い人間関係は、まるで漫画です。スターリンの恐怖政治は絵にかいたような理不尽がまかり通り、側近連中は顔色を伺いご機嫌取り!スターリンが倒れた後の対応なんて「これ、殺人でしょ!」てな具合でこれは現首脳陣からすれば確かに一般市民には見せられない黒歴史です。


印象は漫画なのに、本人たちは大真面目で命がけの駆け引き、騙し合い、脚の引っ張り合いのえげつなさ!スターリンの腹心マレンコフ、中央委員会第一書記フルシチョフ、秘密警察のトップ ベリヤの椅子取りの行方や如何に?これが事実だったと想像するとゾッとします。それでも引き込まれるブラックホール的な引力(魅力)をこの作品は持っています。


私はこの時代、まだ生まれていませんが後々のブレジネフ書記長は、アメリカを名指しで批判する強硬派であったことをよく覚えています。ソ連(現ロシア)と日本は、いまだ北方領土の問題に解決の糸口が見えませんが、こういう歴史を観る限りではただ「返せ!」だけでは、難しい気がしてなりません。


監督:アーマンド・イアヌッチ
脚本:デヴィッド・シュナイダー、イアン・マーチン


キャスト
フルシチョフ(スティーヴ・ブシェミ)、ベリヤ(サイモン・ラッセル・ビール)、アンドレーエフ(パディ・コンシダイン)、マレンコフ(ジェフリー・タンバー)、スターリン(アドリアン・マクローリン)、マリヤ(オルガ・キュリレンコ)他


2017年イギリス映画
上映時間:1時間47分


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「インクレディブルファミリー」

世界女子ソフトボール決勝戦(日本×アメリカ)は、延長の末アメリカのサヨナラ勝ちで日本は惜しくも銀メダルとなりました。ピッチャーの上野選手は昼間のカナダ戦に続く連投(ダブルヘッダー)でアメリカ戦も最後まで投げ切りました。勝負ですから当然勝敗のこだわりはありますが、この決勝戦はどちらも総力戦の白熱するゲーム展開で結果よりも試合のプロセスに胸を打たれました。上野選手お疲れさまでした。


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ソフトボールは、チームプレイですが、こちらはファミリーのチームプレイ作品「インクレディブルファミリー(日本語吹き替え版)」です。2004年制作の作品が長い時間を経て、再び続編として上映されることに懐かしさを覚えますが、一作目で赤ちゃんだったジャック・ジャックが本作でも赤ちゃんのままですからドラマ上では、当時の時間軸のままの続編という設定です。


ピクサースタジオ20作品目にあたる記念作として帰って来たスーパー・ヒーロー一家の日常と活躍は、映像もストーリーも幅広い年齢層に対応する楽しい作品。お母さんが外で働き、お父さんが家事と子供の世話をする。普通の家族の日常と変わらないところに共感させられたり、活動を法律で制限されているファミリーの本心は、世の為、人の為に活躍したいというスーパー・ヒーローならではの悩みも同居します。しかし、スーパーパワーに対する需要は、あるようで一件の依頼がファミリーの未来を変えるきっかけとなります。


スーパー・ヒーロー制度が廃止され一般市民として暮らすことを法律で定められているインクレディブルファミリーは、そのパワーが時に市民にダメージを与えてしまうことが問題で、このことは、私の記憶が正しければ「バットマンvsスーパーマン」でも同じ問題として取り上げられていたので実は、ヒーロー問題についての先駆けであったことを改めて知りました(スーパー・ヒーロー制度の問題は、1作目で既に論じられていることから)。


アメリカでは、アニメから3DCGへと変わり、主流となって久しくなりました。映像も進化していますが、ストーリーだって、経験を重ねないと理解出来ないことや法律のことなど大人をないがしろにしていないストーリーも進化しています。万人向け作品は、時に何を言いたいのか分からなくなる作品もありますが、ピクサー作品は、その点抜かりありません(笑)


監督・脚本:ブラッド・バード


キャスト(日本語吹き替え版:声の出演)
Mr.インクレディブル(三浦 友和)、イラスティガール(黒木 瞳)、ヴァイオレット(綾瀬 はるか)、ダッシュ(山崎 智史)、フロゾン(斎藤 志郎)、エドナ・モード(後藤 哲夫)、アンダー・マイナー(高田 延彦)、ヴォイド(小島 瑠璃子)、ヘレクトリクス(サンシャイン池崎)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間58分


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本作の日本語吹替え版でイラスティガールの声を演じている黒木 瞳さんは、ラジオ ニッポン放送で6:43から始まる「あさナビ」という番組を担当されています。この番組は、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話を伺うというものです。先週は、雅楽師の東儀 英樹さんだったのですが、最近アルバムをリリースされたことの話の流れでバックに収録曲が流れるかたちで紹介されていたのですが、その中で映画「タイタニック」の「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を聴いてCD即買いしました。ヒチリキで奏でる「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」に心を鷲づかみにされたからです。ヒチリキとの相性がこんなにいいなんて!CDのタイトルは「ヒチリキ・シネマ/東儀 秀樹」です。お薦めです(笑)


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収録曲
「2001年宇宙の旅」~メイン・テーマ
「ミッション:インポッシブル」~メイン・テーマ
「バクダッド・カフェ」~コーリング・ユー
「マンマ・ミーア」~ダンシング・クイーン
「レ・ミゼラブル」~オン・マイ・オウン
「ゴッドファーザー」~愛のテーマ
「生きる」~ゴンドラの唄
「天空の城ラピュタ」~君をのせて
「ルパン三世のテーマ’78」
「ノッティングヒルの恋人」~She
「タイタニック」~マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
「ニュー・シネマ・パラダイス」~メイン・テーマ
「風のかたみ」~風のかたみ
「モダン・タイムス」~スマイル

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「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

8月です。台風(13号)が、また関東に近づいて参りました。皆様どうぞご安全に!


ミッションインポッシブル  フォールアウト.jpg


安全と言えば、撮影時は万全の態勢で臨んでいることと思いますが、「ミッション:インポッシブル」シリーズは、観客目線で常にチャレンジし続けるトム・クルーズさん自身のスタント(体当り演技)が大きな見所です。最新作「フォールアウト」もその期待を裏切らず、体が硬直しそうなデンジャラスシーンのてんこ盛りです。007ならばそろそろジェームズ・ボンド役も交代時期にあたる頃だと思いますが、イーサン・ハントは本作で6本目!ここまで来たら肖像権を売ってデジタル イーサン・ハントとして永遠に出演し続けて伝説になってください(笑)


三つのプルトニウムコアカプセル(一つでも原爆の製造が可能)を回収間際で謎の組織に奪われてしまったイーサンとIMFの仲間たち。同時核爆発テロを防ぐ新たなミッションを受け、手掛かりを追って潜入作戦が始まる(イーサンの行動に不信感を抱くCIA長官の命で監視役としてウォーカーも同行…)。謎の女、ホワイト・ウィドウとの接触に成功するが、プルトニウムを手に入れるため本意ではない犯行にイーサンは、行動を移す。


打合せた予定が想定外の事態になっても、動じず別プランで本能的に対応するイーサンの凄さ。敵を欺くための味方への裏切り行為といった心理戦、騙し合いは序の口で、やっぱりアクションは凄かった!パリ警察をバイクでかわすシーンなんて合成でなかったら死んじゃいますよ!ミッションなのに後先のことを考えていないようなギリギリのスタントに、もう釘付けです。


トム・クルーズさんは、本作の撮影時足首を複雑骨折しながらも、撮影に臨んだといいますからその責任感、サービス精神、役者魂を感じずにはいられません。正にミスター「ミッション:インポッシブル」です(笑)


監督・脚本・制作:クリストファー・マッカリー


キャスト
イーサン・ハント(トム・クルーズ)、オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)、ルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)、ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)、イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)、ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)、エリカ・スローン(アンジェラ・バセット)、ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)、ジュリア(ミシェル・モナハン)他


2018年アメリカ映画
上映時間:2時間27分


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ケーブルテレビの放送局 チャンネルNECOで久しぶりに「リング」が放送されていましたのでその流れで「快楽交差点」、「懺悔~松岡 真知子の秘密」を私事をしながら鑑賞していました。「快楽交差点」は、ストーカーが、ストーカーされている女性に翻弄される作品、「懺悔…」は、姉に負い目を背負う女教師のドラマだったのですが、意外に面白くて最後まで観てしまいました。で、驚いたのが女教師 松岡 真知子を演じた松浦ひろみという役者さん、音楽教師の役だったのですがピアノがすごく上手で「相当練習をしたんだろうなぁ~」と思っていたらエンディングの曲も松岡 ひろみの名前で歌っているではないですか!この女優さん誰?気になってしまいネットで調べましたらマルチシンガーソングライターで衝撃の1作限定アダルト女優デビューを果たしたのだとか。現在は大和 姫呂未と改名して2018年ニューヨークにレッスンに行くとありました。ピアノが上手な訳ですよね、でも女優さんとしてもいいと思いますよ。

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