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「ちはやふる~結び~」&「リバーズ・エッジ」

3月もカウントダウンとなりました。ラジオもテレビも4月からは番組改編の情報が流れています。少しづつ、世の中も変化していくわけですが、御多分に洩れず私も外回りの仕事から内勤へ(今週末で運転しながらのラジオも聴き納め。。。来月からは、タイムフリーで楽しみます)


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「ちはやふる」シリーズ最終章「ちはやふる~結び~」が現在放映中ですが、このタイミングでの鑑賞は私にとって、勇み足になってしまいました。なぜなら日本映画専門チャンネルで4月1日に-上の句-/-下の句-が、連続放送されるからです。ケーブルテレビで視聴されていて「~結び~」をこれから鑑賞される方は、予習復習されてからの方がより作品を楽しめると思います。シリーズ前2作は、流れと勢いが、よかったので、そのノリで3作一気がお薦めです(笑)


幼馴染の千早、太一、新が、 " かるた " のご縁で紡ぐ青春ドラマの完結編は、競技かるたの高校全国大会バトルです。家庭の事情で " かるた " の一線から退いていた新が、かるた部を立ち上げ、ライバルとして千早の前に立ちはだかります。千早が所属する瑞沢高校かるた部も新入部員が加わり、全国大会制覇の夢と大学受験も控える微妙な時期を迎えている、そんな矢先予選を前に部長の太一が辞めてしまいます。


これで終わってしまうのかと思うと、惜しい気もしますが " 競技かるた " を深く知らなくても、観ていて熱くさせてくれるチームワークの一体感や更なる高みをめざす千早がとても頼もしく、身に纏う可愛らしい着物は、もはや戦闘服でした。


監督・脚本:小泉 徳宏
原作:末次 由紀「ちはやふる」


キャスト
綾瀬 千早(広瀬 すず)、真島 太一(野村 周平)、大江 秦(上白石 萌音)、西田 優征(矢本 悠馬)、駒野 勉(森永 悠希)、綿谷 新(新田真 剣佑)、我妻 伊織(清原 果耶)、若宮 詩暢(松岡 茉優)他


2018年日本映画
上映時間:2時間8分


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リバース・エッジ.jpg


岡崎 京子原作の「リバーズ・エッジ」は、同じ青春ドラマでも「ちはやふる」とは真逆の作品です。屈折した青春の群像劇か?はたまたこれが、現実の一部を切り取ったドラマなのか?表沙汰にはならないけれど毎日どこかで色々なことが、起きていて自分はただ、それを知らないだけ。対処しきれない虚無感、不安感、閉塞感を抱える危うい彼(彼女)ら。負のエネルギーは、いじめ、暴力に姿を変え、体の繋がり、或いは死体に癒しを求める。悟りの境地か、それとも絶望感か、彼らの会話はオブラートで包まず、ありのままの刺激臭がほのかに漂います。


良いも悪いも含めて青春!皮肉ではなく、青春って便利な言葉ですね(笑) このドラマに刺激されて、原作のコミック(復刻版)を購入して読んでみたのですが、キャスティングがハマっていました。ハルナ役の二階堂 ふみさんの体当り(みんな体当りでしたけど)演技は、良い意味で絶句しましたよ(そこまでやるっ!笑) 二階堂 ふみさんって、今までにない独自の大女優をめざしているのでしょうか?心の騒ぐ作品でした。


本作は、R指定の作品ですが、R指定作品は面白いですね。大人の特権であり、 " トゥルー・ムービー " を観ていると実感します。密かなマイブームです(笑)


監督:行定 勲
脚本:瀬戸山 美咲
原作:岡崎 京子「リバーズ・エッジ」


キャスト
若草 ハルナ(二階堂 ふみ)、山田 一郎(吉沢 亮)、田島 カンナ(森川 葵)、観音崎(上杉 柊平)、吉川 こずえ(SUMIRE)、小山 ルミ(土居 志央梨)他


2018年日本映画
上映時間:1時間58分


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オリジナル復刻版 コミック

リバース・エッジ復刻版.jpg

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