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「かぞくへ」

本日の朝刊テレビ欄は、Eテレとテレビ東京を除く民放各社が「森友文書の財務省書き換え疑惑」で特番が組まれる異常事態になっていました。皮肉ではなく、テレビ東京のマイペースさが目立っておりますが、悪いことだとは思っておりません(笑)


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横浜シネマリンさんで10日に初日を迎えた「かぞくへ」の上映は、仕事で出掛けることが出来ず、予定されていた春本監督や出演俳優さんの舞台挨拶を断念、涙を呑みました。気を取り直し、翌日11日に出掛けてみますとなんと!春本監督と梅田 誠弘さんが劇場にいらっしゃるではないですか(ビッグサプライズ)!ドキドキしながらお声掛けして、図々しくサインなどおねだりしましたら快諾してくださって、昇天するくらいうれしかったです(笑)長く映画の趣味を続けていると、こう言うこともあるんですね~!(サインして頂いたパンフレットは、家宝にします!)


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作品は、チラシに並んで映っている二人(左側が洋人/梅田 誠弘さん、右側が旭/松浦 慎一郎さん)のドラマなのですが、これがエモーショナルで、終始作品から目が離せませんでした。


二人は、同郷(五島列島)の幼馴染で、東京でボクシングトレーナーをしながら暮らす旭(あさひ)が洋人(ひろと)にビジネスの紹介をするところから話が急転します。旭には、佳織というフィアンセがいて、数か月後には結婚を予定しています。ある日洋人から旭に電話がありました。用件はオーナーから振り込まれる筈のお金が4ヶ月間滞っているとのことでした。旭は、確認の為紹介したお店に出掛けますが、お店はクローズのまま。未入金額は、トータル150万。これが詐欺と気付いた時には、オーナーは雲隠れ。責任を感じた旭は、佳織との結婚を先延ばしして欲しいと相談しますが、佳織にも受け入れられない事情がありました。


ビジネスを紹介した友人が詐欺にあってしまい、友情と結婚を天秤にかけなければならなくなってしまった旭の焦りと迷い。この詐欺事件、妙に生々しいと思ったら実話だそうな。友人にもフィアンセにも気を遣って何も言い出せない旭の心情が、痛いほど伝わって参ります。


リアルには、年明け早々の「晴れの日」事件といい、最近のニュースでは「シェアハウス」の未払い問題など人の信用をないがしろにした事件が多発しています。お金のない私にもよく投資の話が有線電話に掛かって参りますけど、くどくどとしつこいんですよね。そういう時は仕事の携帯から自分の携帯に電話して「あっ!携帯に電話が入りました、すみませ~ん」と言って電話を切っています(笑)


監督・脚本・編集:春本 雄二郎
原案:松浦 慎一郎


キャスト
杉浦 旭(松浦 慎一郎)、大芝 洋人(梅田 誠弘)、池内 佳織(遠藤 祐美)、喜多 文男(森本 のぶ)、石井 聡太(三溝 浩二)、小嶋 恵子(おの さなえ)、池内 佳奈(下垣 まみ)、池内 尚子(瀧 マキ)他


2018年日本映画
上映時間:1時間57分


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車で下見に出掛けた甲斐あって、当日は道に迷うこともなく、お天気にも恵まれました。シネコン主流の現在単館劇場での鑑賞は、何十年ぶりかしら?


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横浜シネマリンさん入り口


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今後のスケジュールです。お薦め作品なので是非、お出かけください。


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上映終了後の舞台挨拶風景です。春本監督は、とても気さくな方で梅田さんとの掛け合いも息ぴったり。作品についての裏話など豊富なお話を聴かせていただきました。

 


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最初は、私を入れたスリーショットの撮影。続いてツーショット撮影をお願いしました。

もちろん、ブログ掲載は了解済みです。


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パンフに記入していただいたお二人のサインです。何だろう、この幸福感(笑)

春本監督、梅田さん、ありがとうございました!

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