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「竜とそばかすの姫」

オリンピック開催にあたり、7月19日~8月9日、8月24~9月5日の期間、首都高が朝6時~22時までの間は通常料金に1000円が上乗せになるという新聞広告を読みました(対象は軽・二輪・普通自家用車)。首都高は交通量が減るかもしれませんが、一般道はどうなるのでしょうかね?R246、環7、環8の渋滞が目に浮かびます。ちなみに午前0時~4時の間は5割引きだそうです。


龍とそばかすの姫.jpg

アニメ界注目監督の一人、細田守監督最新作は再びネット世界へ。一枚一枚手書きで仕上げる作業を考えると気の遠くなるような緻密で壮大な仮想世界の映像は圧巻!そして印象に残るのがストーリーを牽引する注目のヒロイン ベルの歌声。


本作の仮想社会”U”の世界は、55億人が存在し自動通訳で会話が出来てしまう素晴らしい世界です。この仮想社会の住民As(アス)になるには、単純にアバターを選択するものではなく、本人のもつ情報をもとにAIがアバターを形成する仕組みになっています。これがベルが歌姫として”U”で支持される理由のひとつです。一方の対をなす存在の竜は、その姿にこそ秘密が隠されています。”U”の秩序を脅かす謎、この最大の関心事を現実と仮想世界で解決してゆくプロセスをエモく描くには、大人と子供のはざまに位置する高校生がベターなのかもしれません。


歌の持つ力を雄弁な解決手段として描いているため、とても重要であることが伝わります。ベルの歌声がまた素晴らしい!宇多田ヒカルさんで話題になったf分の1ってやつですか?そんな表現しかできませんが、心に沁みました。後半では”U”民との一体感が壮大で、感動的です。


光であるベルと影の竜、図式は美女と野獣です。ベル、美女と野獣。このキーワードを象徴する細田監督のサービスカットか?途中ディズニー映画かと思いました(笑) 


不確かではありますが、ベルのキャラは「アナと雪の女王」を手掛けたアーティストによるものだとネット記事で読んだ記憶があります。なんかそんな雰囲気ありますよね(笑)


声の出演も以下の通り、豪華、豪華。


監督・脚本:細田守


キャスト(声の出演)

中村佳穂、佐藤健、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、森山良子、清水ミチコ、坂本冬美、岩崎良美、中尾幸世、島本須美、役所広司ほか


2021年日本映画

上映時間:121分


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