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「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第四章 天命篇」&「西遊記/ヒーロー・イズ・バック」

1月最終日の夜は、スーパームーンに皆既月食が重なる天文ショーでした。平塚の夜空は雲もなくベストコンディションでしたが、ベランダに出てスマホ(iPhone)の撮影を試みましたが、三脚で固定出来ないし、ちっちゃいし・・絵にならないので目視のみ。21:51分頃には、わずかに輝いていた月の光も完全に消えました。うっすらとその姿を留める月の様子は、パチンコ玉くらいの大きさで、まるで梅干し(ウメ星)が浮かんでいるように観えました(寒っ!首痛っ!)


宇宙戦艦ヤマト第四章.jpg


個人的には、第三章から劇場での鑑賞をスタートさせた「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第四章 天命篇」です。これまでレンタルで第一章、第二章を予習しましたのでやっと追いつきました(笑) 1978年公開の劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち」をテレビシリーズのように制作し、劇場版に編集して上映されるスタイルも悪くはありません。この方式によって個々のキャラたちのエピソード、人間関係、人物描写が深堀りされ、ドラマの流れを咀嚼しがら、完結するまでの間お楽しみを持続することが出来ます(笑)


第三章では古代の愛が試されましたが、第四章ではいよいよテレザート星のテレサとご対面!テレサのメッセージこそが天命となります。ガトランティスによって復活したデスラーが、再びヤマトの前に立ちはだかり、執拗に食い下がるガトランティス軍を前にイスカンダルとの約束にこだわる艦長代理の古代は、波動砲を打てないというジレンマの中、決断を迫られます。一方、ヤマト艦内では、スパイ疑惑も浮上。


1978年に公開した劇場版の内容からすると中間地点の展開になりますが、地球とガミラスが同盟を結んでいるところは、大きく異なる点でヤマトに搭乗しているガミラスの高官キーマンの目的は、謎を抱えたまま。テレサとのコンタクトに成功した古代たちの前に現れた人物にはビックリ!


西遊記.jpg


2015年に中国で公開され大ヒットした中国製3DCG作品「西遊記/ヒーロー・イズ・バック(日本語吹き替え版)」が、満を持して日本公開となりました。「西遊記」は日本でも手塚 治虫さんがアニメ化(悟空の大冒険)していますし、ドリフの人形劇や堺 正章さん、夏目 雅子さんらが主演の実写ドラマ、優香さんが声を当てた「ぼくの孫悟空」という劇場版アニメ等々日本でも親しみのある物語。それをご本家が3DCGで表現したとあっては、見過ごせません。


今まで中国製3DCG作品は、鑑賞した記憶がありませんので興味深々でしたが、さすがに制作に8年(資金難の苦労も含み)を費やしただけあって映像もアクションも素晴らしいです!論より証拠じゃありませんけど、多くは語らずに魅せて黙らせるという力業が効いています。ここは、今の日本が忘れてしまったところではないかと思います。決して侮るなかれ中国アニメ!


話は変わりますが、私が今でもアニメを好きなのは子供の頃から変わっていませんが、1997年からパソコンを使用するようになって以来3DCGソフトをいじくってみたのですが、これがイラストレーターやフォトショップの比ではないほど難しくて、独学ではついて行けませんでした。なのでそのソフトを使って丹念に制作された作品は、感性と才能の極みであり芸術だと思っています。アニメ作品は、好きである以上に尊敬しているんです。


作品データ

「宇宙戦艦ヤマト2202~愛の戦士たち~第四章 天命篇」

監督:羽原 信義
原作:西崎 義展


キャスト
古代 進(小野 大輔)、森 雪(桑島 法子)、島 大介(鈴村 健一)、真田 四郎(大塚 芳忠)、徳川 彦左衛門(麦人)、アナライザー(チョー)、佐渡 酒造(千葉 繁)、ズォーダー(手塚 秀彰)、サーベラー(甲斐田 裕子)、キーマン(神谷 浩史)、デスラー(山寺 宏一)、テレサ(神田 沙也加)他


2018年日本映画
上映時間:1時間37分


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「西遊記/ヒーロー・イズ・バック(日本語吹き替え版)」

監督:田暁鵬
日本語吹替え制作監修:宮崎 吾朗


キャスト
孫悟空(咲野 俊介)、混沌(子安 武人)、リュウアー(羽村 仁成)、お師匠(麦人)、猪八戒(天蓬 元帥)、女妖怪(園崎 未恵)他


2015年中国映画
上映時間:1時間28分


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