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「ばるぼら」

毎週土曜日8:30から始まるラジオ ニッポン放送の番組「八木亜希子LOVE&MELODY」を聴いていてビックリしてしまいました。それは、募集していた新しいグッズのアイデアメールに投稿したらそれを八木亜希子さんが紹介してくださったのです(決定ではありません)。 読んで欲しいという気持ちは全くなくて、参考になればくらいの気持ちでした。自分の投稿したメールが読まれる幸福感!(ドーパミンがでちゃう:笑)皆さんもラジオに投稿デビューしてぜひこの”幸福感”を味わっていただきたいです。


ばるぼら.jpg


漫画の神様 手塚治虫さんの問題作「ばるぼら」を息子さんである手塚 眞監督が実写映画化。原作漫画の裏表紙の中面で手塚治虫さんが語っています。「ぼくはオッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』が好きでLPを仕事の合間にしきりにかけるのですが、いちどぜひこれを漫画化したいと思っていました。幻想、怪奇、猟奇に充ちたロマンがあるからです。”ばるぼら”は、はじめ『ホフマン物語』の現代版として書き出しました。しかし、たいへん特殊な世界の特異な物語なのでアクが強すぎ、次第にオカルト・テーマの方へかたよってしまいました」以下略


ばるぼらコミック.jpg

16版発行 昭和55年8月10日 大都社コミック


売れっ子作家 美倉洋介(稲垣 吾郎)が、新宿で出会ったフーテンの寅…ではなくて「ばるぼら(二階堂ふみ)」。酔っぱらいのばるぼらが口ずさむベルレーヌの詩がきっかけで、美倉のマンションにやっかいになると、ばるぼらはそのまま居着いてしまう。


最初は、厄介者でしかなかったばるぼらだが、次第に美倉にとって、なくてはならない存在となってゆく。ばるぼらがそばにいるとなぜか、筆が進む。出版社の社長の娘、議員の娘と引く手数多の美倉だが、不思議と惹かれるばるぼらが魔女ではないかと疑い始める。


原作と本作で大きく異なるのはエンディングで、実写版の方が原作よりも過激な仕上がりです。稲垣 吾郎さんと二階堂ふみさんの覚悟の体当たり演技!肝が据わると申しますか、よくこの役を引き受けられたものです(拍手!)


原作で面白いのは、美倉の友人に筒井隆康(作家 筒井康隆さん)や漫画家の松本麗児(漫画家 松本零士さん)が登場するんです。


監督:手塚 眞

脚本:黒沢 久子


キャスト

稲垣 吾郎、二階堂ふみ、渋川 清彦、石橋 静河、大谷 亮介、片山 萌美、ISSAY、渡辺えり ほか


2019年日本映画

上映時間:100分


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