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「T-34 レジェンド・オブ・ウォー/ダイナミック完全版」

朝刊記事で27日発売の「モーニング」に掲載された新作漫画「ぱいどん」は、漫画の神様 手塚治虫さんを学んだAIが大まかな あらすじ、主人公像の設定、キャラクターデザインの原案を担い、詳細なストーリー、作画を人間の手で仕上げた人とAIの共作漫画だそうです。半導体大手のキオクシアと手塚プロダクションが、「手塚治虫さんが現在も生きていて漫画を描いたら」をコンセプトに進めたというこの企画、そそります(笑)


T-34.jpg


昨年10月25日に日本で公開されスマッシュヒットとなった戦車アクションが、26分の追加映像で完全版となって再降臨!ご本家ロシアでは、ロシア映画史上最高のオープニング成績を記録!しかしながら本作が初鑑賞なので、どのシーンが追加されたのかはわかりません(笑)


第二次世界大戦 戦時下のソ連(現ロシア)VSナチスドイツ 戦車対決アクションエンターテインメント!


戦況の悪いソ連の小隊にドイツ軍の攻撃をかわし、炊事車両でやって来たイヴシュキンは、前任の将校から最後の戦車T-34と小隊の車長を任される。圧倒的勢力のナチス軍に奇襲作戦で打撃を与え、ナチス軍大佐イェーガーとの一騎打ちとなるが、敗れ去り捕虜となってしまう。


ナチス軍イェーガーと捕虜 イヴシュキンとの因縁対決が、エモーショナルに描かれた本作。戦闘シーンは、砲弾が装甲をかすめた時の車内の描写や発射した目に止まらない砲弾のスローカットを多用するなど視覚化にこだわった体験型演出になっています。映画「バーフバリ 王の凱旋」のVFXを手掛けたFilm Direction FXを筆頭としたロシア最先端の映像技術は、ここに活かされています。


対戦車戦は大きな見所ではありますが、ヒットの要はヒューマンドラマにあると思います。イヴシュキンの魅力も遺憾なく表現されていて、敵同士ではあるものの、イェーガーも好敵手として認めているところは、ロシアの方も気持ちいいしょう(笑)


映画は完全版としてDVDで発売されるケースはよくありますが、ジェームズ・キャメロン監督の「アビス」とリュック・ベッソン監督の「レオン」は、オリジナル版の方が個人的には好きです。この作品は、どうなのでしょうか?


監督・脚本:アレクセイ・シドロフ


キャスト
アレクサンドル・ペトロフ、イリーナ・ストラシェンバウム、ヴィンツェンツ・キーファー、ヴィクトル・ドブロヌラヴォフ、アントン・ボグダノフ、ユーリイ・ボリソフほか


2018年ロシア映画
上映時間:139分


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