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「アントマン(字幕スーパー版)」

アントマン ムビチケ.jpg 

アベンジャーズとリンクしている新ヒーロー「アントマン(字幕スーパー版)」を鑑賞しました。これまでのマーベル作品は、エンディングでアベンジャーズとの関連性を匂わせる映像が挟み込まれていましたが、この作品ではアントマンがアベンジャーズ基地からあるアイテムを盗み出すミッションでアベンジャーズヒーローに察知され、格闘シーンも有りと小さなヒーローながらその存在感を提示しています。新たなアベンジャーズの一員となるであろうことをアピールしつつ、これまでとは視点の違うヒーローの活躍と映像が、とても新鮮な作品です。

ハンク・ピム博士が発明し、開発した特殊なスーツを身に着けることにより、人は誰でもアントマンになれます。しかし、そのスーツの着用を託されたのは、犯罪歴のある前科者のスコット。ピム博士は、スコットにアントマンとしての資質を見ぬき、思い描いたシナリオによって、スコットを獲得し、訓練します。名称は小さいからアントマンということではなく、その名の通り、蟻を操る技術を備えていることに因るものです。

ピム博士が、立ち上げた会社ピム・テックには、優秀な科学者ダレン・クロスという助手がいましたが、彼の裏切りによってピム博士は会社を追われてしまいます。ピム博士の研究を手中に収めたい彼は、研究を重ね成功に漕ぎ着けるとその技術を闇の組織が買い取ることに・・・。ピム博士は、こうなるであろうことを予測し、技術を秘密にして来た訳ですが、最悪の事態が現実になろうとしている今、これを阻止すべくアントマンが修行の成果を証明する時がやって来ました。

ピム博士を演じるのは、マイケル・ダグラスですが発明者であり、正義感のある初代アントマンであったことなど、設定と言い、シナリオと言い、説得力があります。ピム博士はトニー・スタークに批判的で、アベンジャーズにはリーダーがいないと指摘していますが、この発言はきな臭いですね。今後のアベンジャーズに注目して行きたいと思います。

この作品は、二代目アントマン誕生のドラマであるとともに、ピム博士のドラマでもあります。新たなアントマンの登場もさり気なく演出され、楽しみはお預けと、マーベル作品には良い意味で長く縛られそうです。

監督:ペイトン・リード
脚本:エドガー・ライト&ジョー・コーニッシュ

キャスト
スコット・ラング/アントマン(ポール・ラッド)、ホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)、ダレン・クロス(コリー・ストール)、パクストン(ボビー・カナヴェイル)、ルイス(マイケル・ペーニャ)、ハンク・ピム(マイケル・ダグラス)他

2015年アメリカ映画
上映時間:1時間57分

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「アントマン」と言いますと私はさいとう たかを原作の実写ヒーロー番組「超人バロムワン」に登場していた悪のエージェント " ドルゲ " の戦闘員を思い出します。そうなんです、その戦闘員がアントマンと呼ばれ、脇役ながら毎回ドルゲ魔人の配下として登場しますから魔人の名前は忘れてもアントマンは刷り込まれています。お茶目な出で立ちですから興味のある方は、You Tube で見てください(笑)


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