「ALL YOU NEED IS KILL（字幕ｽｰﾊﾟｰ版）」

先日女子社員のA子と社内イベントの打合せをしておりましたら、話の流れで隣の部署のB子に服装を注意されたと愚痴られましたので、お話を聴いてあげましたら出て来る出て来る打出の小槌ではありませんが赤裸々な悪口のオンパレード。話はだんだんエスカレートして再び服装に戻るとＢ子に対し「色ブラが透けて見える服装はいいわけ！」と怒り心頭です。私は心の中で「男としては目の保養になっていいんだけど」とジョークで返そうと思ったのですがそれを言ったらこちらに飛び火しそうな勢いでしたので言えませんでした。「怖え～っ！」

日本の原作がトム・クルーズの主演で映画化された作品「ALL YOU NEED IS KILL（字幕ｽｰﾊﾟｰ版）」の感想です。日本のＳＦ小説をハリウッドが映画化！とうとうハリウッドが現在の日本の懐に入って来てくれた！そんな喜ばしい作品であり、日本のＳＦ小説界にとってもチャンスが世界へと開かれたことを示してくれた明るいニュースでもあります。ストレートな個人的感想を申し上げますと面白いです、ＳＦファンならずともトム・クルーズファンは必見です！この複雑なドラマをよくぞここまで鑑賞者を迷子にさせずに描いてくれました。早いテンポで先が読めない！そして先が気になるという展開がとても小気味いいです。ハリウッドならではの鉄板映像、ギタイ（クリーチャー）の創造力はお約束！目が離せない113分です。

戦う、死ぬ、目覚める。クリーチャーとの戦いで得たこの特殊能力（ループ）で何度もこの行動を繰り返し、しかもこれが記憶として蓄積されどんどん強くなるというテレビゲーム感覚の展開も馴染み易いです＜私は能力ではなくリアルに会社に行く、映画を観る、ブログを書くといったループをここ6年間繰り返しております（笑）＞。

主演である世界のトム・クルーズが「ラスト・サムライ」以来久々に日本に対するファンサービスをこのような形で感じさせてくれたことはうれしさひとしおで身にしみますが、こうなると伝説の女戦士リタを演じたエミリー・ブラントも自然に応援しちゃいますから私も調子いいですね～。彼女は「プラダを着た悪魔」に出演していたようですが、こちらはアン・ハサウェイとメリル・ストリープしか思い出せないんですよ。作品を鑑賞しているだけに「えっ！」と思ってしまいました。「プラダ・・・」はＤＶＤを所蔵しておりますので、今度鑑賞し直す時には、また違う楽しみが味わえます。

監督：ダグ・ライマン
脚本：クリストファー・マッカリー

キャスト
ケイジ（トム・クルーズ）、リタ（エミリー・ブラント）、ファレウ曹長（ビル・パクストン）、ブリガム将軍（ブレンダン・グリーソン）、スキナー（ジョナス・アームストロング）、キンメル（トニー・ウェイ）、グリフ（キック・ガリー）他

2014年アメリカ映画
上映時間：1時間53分

下の写真は最近コンビニで見つけて衝動買いした横山　光輝版「三国志」の名言名場面200選「待て　あわてるな　これは孔明の罠だ」です。世にある三国志を題材にした小説、漫画、人形劇、ゲーム他の中で横山　光輝版の「三国志」が一番好きだと語る著者が書籍のタイトルにも引用した名言、名場面を集約し、紹介しています。横山版「三国志」は15年の歳月をかけて連載された壮大なドラマですが今やコミックを離れ、現在ネットでその名言がスラングとなり、大暴れしているそうであります。私がこの書籍を衝動買いした理由はシンプルで三国志に登場した人物の中で司馬懿が一番好きだからです。その理由も冊子のＰ216で紹介されていて「おっ！」と思った訳です。ニッポン放送の箱崎アナも大学の卒業論文で三国志を題材に書いたと確かカッキーが言っていたのを覚えているのですが、その論文、書籍化してくれませんかね～。是非読んでみたいし、興味があるんです。

三国志関連の書籍にはガイドブックもあります。