るろうに剣心

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人気コミックの映画化作品「るろうに剣心」の感想です。この作品の原作は読んでいませんが劇場予告ＣＭを鑑賞した限りでは、佐藤　健（たける）演じる緋村剣心のアクションに目が留まり、最近お気に入りの武井　咲（えみ）、私の中にあるイメージと雰囲気の異なる蒼井　優の出演に好奇心を刺激されたことや夏休み登山の帰りに中央高速で追い越された「るろうに剣心」の宣伝カーのご縁もあり鑑賞と相成りました。この作品の売りはやはりアクションです。沢尻　エリカも出演していた人気コミック「バジリスク」の映画化作品「S H I N O B I （2005年上映）」以来時代劇の殺陣アクションも派手さが増して面白くなりました。 " 能ある鷹は爪を隠す " と申しますが古流剣術・飛天御剣流の達人である緋村剣心は「不殺（ころさず）の誓い」により、自らの剣術を封印していて、その誓いを形にした逆刃刀を身に纏っています。しかし、神谷　薫（武井　咲）との出会いは彼の心を動かし、彼女の命を守るため封印解除に追い込まれるストーリー展開は存分なアクションを見せ場とするに十分な裏付けとなりました。

時代劇と言っても140年前の幕末から明治時代という設定も面白いですね。まだ時代が安定していない動乱期であればこそ個性溢れる無法者の存在や近代的な武器（ガトリング銃）の登場もあり得そうな気がしてしまいます。伝説の暗殺者 " 人斬り抜刀斎 " として恐れられた緋村剣心の古流剣術・飛天御剣流は一対多数の戦いを得意とする剣術であり、当然その戦いぶりはアクロバチックな戦法でありますから必見です。剣心の左頬のキズは「不殺（ころさず）の誓い」をたてた証しですが斉藤一の一言で迷いが生じたことは鵜堂　刃衛との戦いから伺えます。

ツタヤで入手したコミック販促用の登場人物の紹介と漫画「るろうに剣心」の第一話試し読みで原作の登場人物とキャストの比較をしてみましたがいずれも原作キャラに忠実で、その中で緋村剣心を演じた佐藤　健はなかなか良い役作りぶりで好感がもてました。蒼井　優演じる長髪スタイルの高荷　恵には色気を感じてしまいました。江口　洋介はイメチェンしたのでしょうか、それとも年齢相応のキャラ作りなのでしょうか？大人路線です。吉川　晃司の悪役も堂に入っています。解らないのが香川　照之です、この人役柄のデパートみたいな存在なのでどこが本筋なのか、つかみどころがありませんがこの路線でこれからも楽しませてください。

監督/脚本：大友　啓史
脚本：藤井　清美
原作：和月　伸宏

キャスト
緋村剣心（佐藤　健）、神谷　薫（武井　咲）、高荷　恵（蒼井　優）、相楽　左之助（青木　崇高）、斉藤　一（江口　洋介）、鵜堂　刃衛（吉川　晃司）、武田　観柳（香川　照之）、明神　弥彦（田中　偉登）

2012年日本映画
上映時間：2時間14分

本日で8月も終わりです。今年の夏も色々ありましたが思い返せば情けない初体験がありました。それは交通違反の点数が累積で6点になってしまい六角橋の交通安全センターで講習を受け、夏休みの貴重な一日を消費したことです。普段から背伸びして、偉そうな記事書いて来ましたからこのような体たらくやらかすと落ち込むんですよね～（立ち直りも速いんですけどね）。講習を受けないと30日間免許停止の行政処分が課せられますので、しぶしぶ出かけたのですが六角橋でどんな講習を受けるのかと申しますと違反者講習が6時間で座学として社会参加コースと実車指導コースを選択しなければなりません。社会参加コースは交差点における歩行者の誘導、街灯における交通安全広報活動などで、実車指導コースは路上での運転実技、模擬運転装置による診断とありました。それぞれにかかる費用を見てみますと社会参加が10,050円、実車指導が14,200円とあり、迷わず社会参加コースを選択。横浜のとある交差点までバスで移動し、炎天下の中社会奉仕させて頂きました。皆様におかれましては私の二の舞いになりませぬよう安全運転でお過ごしください。