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アベンジャーズ(通常字幕スーパー版)

アベンジャーズ.jpg 前売り券 

楽しみにしていたマーベルスターが勢揃いするゴージャスな作品「アベンジャーズ(通常字幕スーパー版)」の感想です。この作品上映に至るまで漏れなくスターたちの作品を鑑賞して参りましたのでそれなりの知識(情報)も充電され、忘れてしまった部分を差し引いても迷子にならずに鑑賞することが出来ました(全てを鑑賞しないまでもマーベルの紅白と申しますかスターのお祭りですからそれだけで十分楽しめます)。これまでのスターの活躍に際し、エンディングにチラッと登場していた謎の男(ニック・フューリー/サミュエル・L・ジャクソン)の存在が気になっておりましたが実はこのスター達を取りまとめる中心人物でシールド(国際平和維持組織)のトップであることも判明。これまでの作品がアベンジャーズの伏線として描かれているところはドラマの深さと大きさ、方向性を物語っています。

人間を超越した能力を備える主役達に対し、生身のままズバ抜けた技術と人間力で肩を並べるブラック・ウイドウ(魔性のスパイ)とホーク・アイ(最強の射手)は毛色の違うスターたちを組織化するのに一役かっていたり、あっさりと敵の能力に操られてしまいシールドを危機に至らしめてしまうキーマン的な演出が用意されていて超人と人間のパワーバランスをドラマの流れ上で説得力を持たせているところは深いです。面白いのはアイアンマンです。彼もパワードスーツを脱げば常人です。しかし、プレイボーイで発明家という癖のあるキャラながらブルース・バナー(ハルク)と馬が合い、戦いでも助け合ったりしますが、パワードスーツを身にまとっていたとしてもあの衝撃をまともに受けたらひとたまりも無いのではないかと考えてしまうシーンにつきましてはお祭りですから片目をつぶって楽しみましょう。

これだけのスターを一同に会し、ドラマを進行させるにはそれ相応の敵の存在が無ければ成り立ちません。今回のスターの顔ぶれから想像するに地球上の敵ではつり合いが取れません、当然宇宙からの侵略者であることはCM、ポスターを見ても一目瞭然です。この問題にソーの義弟であるロキが関わっていることは「マイティーソー」を鑑賞していれば繋がりの面白さや高揚感も一味違います。ソーの設定は神様ですがここでの神様の解釈は全知全能、創造の主ではなく、力に限界がある宇宙人(地球人も宇宙人ですが・・・)であり、完璧ではない存在です。ここは大切なところです。

個人レベルでは解決出来ない地球レベルの問題解決に向けた組織を編成し、具体的に活動するドラマはいかにもアメリカらしい作品ですがマーベルのスターたちがその時代や状況でスターメンバーが入れ替わるというユニークなスタイルを取り入れている点も見逃せません。私も深くマーベルを知っている訳ではありませんがこの先、更に異色のメンバーが登場するドラマ展開も期待出来そうです。今後に注目したいと思います。どうせやるならマーベルの枠を超えて日本の特撮キャラ登場もサービスしてくれませんかね?映像技術もかなりなレベルに到達した現在、どこの制作会社の作品も映像については大きな差が感じられなくなりました。ストーリーも然ることながらこれから他と差別化するにはやはり人をアッと言わせるアイデアが鍵となってゆくと思います。

監督/脚本:ジョス・ウェドン
ストーリー:ザック・ペン、ジョス・ウェドン

キャスト
トニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニーJr.)、スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、ブルース・バナー/ハルク(マーク・ラファロ)、ソー(クリス・ヘムズワース)、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウイドウ(スカーレット・ヨハンソン)、グリント・バートン/ホーク・アイ(ジェレミー・レナー)、ロキ(トム・ビルストン)、エージェント・フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)、エージェント・マリア・ヒル(コピー・スマルダーズ)、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)

2012年アメリカ映画
上映時間:2時間24分

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ハムフェア2012看板.jpg 開催表示板

先週末、私にとっての恒例行事「ハムフェア2012」を楽しみに東京ビッグサイトに出かけて参りました。正直申しますと友人のお誘いで重い腰をあげたのですが震災に備えて連絡を携帯だけに頼らず無線の活用も重要視し、維持することが現在の基本スタンスです。その内また電波を飛ばす気まぐれがやってくるかも知れませんし・・・。隆盛期の華やかさこそ規模縮小してしまいましたが根強いファンは健在です。ここに残っているファンは筋金入りですからアマチュア無線が無くなることは恐らく無いと思います。気にかかったのがこのイベントに韓国のアマチュア無線連盟が参加し交流コーナーが開催されていることでした。今や領土問題に揺れている両国ですがそれを余所に文化交流は続いています。私はこれで良いと思います。もともと韓国の大統領が歴史を超えて日韓協調路線を掲げ、国民はそれに従い両国の未来を信じてあらゆる分野での交流を進めて来た訳ですから領土問題をきっかけに日本人、韓国人と白黒つける必要はありません。人気アイドルグループのKARAが韓国で日本に気を遣う発言をしてバッシングを受けているそうですがこれはお門違いです。大統領は領土問題にめくじらを立てる前にまず、被害者であるKARAに自分勝手な行動を謝罪すべきでしょう。KARAだけでなく、両国どうしで国際結婚した若者たちだって、日本に帰化した韓国の人、またその逆もあります。多くの方々が肩身の狭い思いをしている、これを韓国大統領はどう考えているのでしょうか?日本で生活している韓国の人たちを責めるのではなく、むしろ守ってあげなければいけませんし、韓国で生活する日本人を守ってもらいたいと願います。


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