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「カオス・ウォーキング」

14日朝刊の一面トップはプロ棋士 藤井聡太さんが最年少で四冠獲得の記事でした。羽生善治さんの七冠達成はスゴイと思いましたけど藤井さんなら8大タイトル獲得も夢ではなさそうですね、期待しています。


カオスウォーキング.jpg

スパイダーマンでお馴染みのトム・ホランドさん主演のSF映画。地球から遠く離れた惑星に移住した人類は進化をとげ、考えが人に伝わってしまう能力?を身に着けていた。植民地に女性の姿はなく男しか存在しない。そこにひとりの女性が現れる。


お話は人類が移住した新世界でのストーリー。なぜ考えたことが人には伝わってしまうようになったのか?移住から現在までの経緯や先住民と何があったのか?詳細はご想像にお任せ的で深くは語られません。ツッコミどころもありますが、タイトルは間違っていませんでした(笑)


植民地では首長が集落を束ねており権力者的な存在。ある日、この星の偵察にやって来た女性ヴァイオラの第一発見者であるトッド(トム・ホランド)の知らせで彼女の身柄を確保すると母船の偵察機が不時着したことを知る。首長は母船を占拠することを画策するが、ヴァイオラに惹かれたトッドは彼女と共に逃亡する。


2001年に上映された邦画「サトラレ」も考えたことが人に伝わってしまう青年のお話でしたけど、「サトラレ」はその能力に特化したドラマでした。本作の能力の意味合いを考えるとどうもトッドの気持ちをヴァイオラにストレートに伝えるためのこじつけっぽいのです。なので、逃亡を通じて二人の距離が近づいて行くことからラブストーリーなのではないかと個人的に解釈致しました(笑)


監督:ダグ・リマン

脚本:パトリック・ネス、クリストファー・フォード

原作:「心のナイフ」パトリック・ネス


キャスト

トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン、デミアン・ビチル、シンシア・エリヴォ、ニック・ジョナス、デヴィッド・オイェロヴォほか


2021年公開 アメリカ・カナダ・香港映画

上映時間:109分


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