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「TENET/テネット」

ここ最近の映画ニュースでまた若い命が…。スクリーンで夢を与えてくれるスターの死。ハリウッド映画「シルク」(2007年)で芦名 星という日本の女優さんを知りました。スクリーンの彼女は、息を呑むような神々しさと申しますか、知らなかった女優さんを初見で覚えてしまうって、個人的には滅多にないことなんです。悲しいですよ(合掌)


TENET.jpg


話題の超大作「TENET/テネット」。タイトルのキーワードスペルが「上から読んでも山本山」みたいなところは、作品のテーマである”時間”を逆行する意味合いが含まれているという噂も…(噂ですよ:笑)。クリストファー・ノーラン監督の最新作は、タイムサスペンス。第三次世界大戦を回避するために未来から来た敵と闘う名もなき男の活躍が描かれています。


ノーラン監督は、最初から映画初心者を鑑賞対象には考えていないようです。何故って、こんな難解キャンディーズ(言いたかっただけ:笑)な作品、説明(ナレーション)の無い150分という尺を最初から鑑賞して最後で理解してって言われてもこれだけの情報量を咀嚼しておお~っ!って感動できる人がどれだけいるでしょうか?いや、決して批判している訳ではありません。そもそも時間の逆行自体現実味がないことに加え、未来から来た敵との駆け引きは、高等過ぎてついて行けませんでした。脳みそがあぶら汗をかくほど途中で迷子になっちゃいましたし、一度迷子になったらドツボで、ダメだ、もう一回ってなりますよ(一回の鑑賞で卒業できなかった残留組の遠吠え:くやし~!笑)


今回の鑑賞は、くやしい思いをしましたので生まれ変わったつもりでリベンジしようと思うのですが、映像に関しては申し分ありません。銃弾の穴ぼこが、時間の逆行によって拳銃の銃口に収まるアクション!ひっくり返った車が、元に戻り走行するシーン。これは、本筋を理解していないと惑わされる目から鱗のトラップ映像です。この作品は、脳トレだと思って是非チャレンジしてみてください。


監督・脚本:クリストファー・ノーラン


キャスト

ジョン・デイビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、ディンプル・カパディア、アーロン・テイラー=ジョンソン、ヒメーシュ・パテル、クレマンス・ポエジー、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナーほか


2020年アメリカ映画

上映時間:150分


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