「ライブリポート」
16日(木)に放送されたNHK番組「世界はほしいモノにあふれてる」は、私のお気に入りの番組のひとつで歌手のJUJUさんと俳優の三浦春馬さんが、MCをつとめていらっしゃるのですが、ネットで飛び込んで来た三浦春馬さんの不幸(自殺情報)のニュースが、まだ信じられない状況です。「ウソでしょ !?」
「唯一の手掛かりである容疑者を射殺してしまった警察官が、誘拐された少女を救うまでライブカメラと追い続けるリポート放送作品。配信サイトのリポーターの映像は、テレビ局も巻き込みリアルタイムで生放送!その映像は容疑者一味も視聴する中、少女の生命維持時間64分が刻々と迫る」。
警察官として任務を果たすペニー(アーロン・エッカート)の無線に少女誘拐犯と思われる容疑者が近くを逃走しているとの情報が入り、待機の命令が。しかし、ペニーは自分が近くにいることと、犯人逮捕に執着する正義感から命令を無視し、容疑者を追い詰める。ところが、容疑者逮捕には至らず射殺してしまい唯一の手掛かりを失ってしまう。
警察の極秘情報を盗聴した配信リポーターと拳銃預りとなった警察官ペニーとの利害が一致し、命懸けのリポート捜査が始まる。
アメリカ映画では、アクションシーンで一般市民にバッジを見せて車を貸せ!という警察官を見かけますが、リアルにこんなことってあるのでしょうか?人の命がかかっている緊急事態は、解っていますが職権の乱用ともいえるこの行為が正しいことなのか? ”映画” と言われてしまったら身も蓋もありませんが、もし同行するリポーターが死亡してしまったり、情報漏洩に因り誘拐された少女が助からなかったら警察の面目丸つぶれで、信頼も失墜です。
そう考えるとペニーの捜査は運が良かっただけで、ツッコミどころもあり、捜査プロセスに於いて違和感が拭い切れません。結果オーライを良しとするならば、余計なことは、考えないで素直に楽しむのが賢明かと思います(笑)
監督:スティーブン・C・ミラー
脚本:ジェレミー・ドライスデール
キャスト
アーロン・エッカート、コートニー・イートン、ベン・マッケンジーほか
2019年イギリス、アメリカ映画
上映時間:99分
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