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「グリーンブック」

3月になりました。6日の夕方、会社の帰りに行きつけのツタヤさんへ定期購読の雑誌を引き取りに立ち寄りますと、店内に流れていたノリの良い楽曲にビビッと来まして、曲名が知りたくなりました。曲が終わらないうちにすぐさま店員さんをつかまえて「今かかっている曲名を教えてください」と始まるわけです(笑) 店員さんだって世の中の楽曲全てを知っているわけではないので、別の店員さんに相談に行きます。店内に流れている楽曲のリストを確認するうちにかかっていた楽曲も終わり、2曲まえか、3曲まえかわからなくなり、「今流れている楽曲から巻き戻せませんか?」ととんでもない我がままを言う私も必死。それは設備の設定上ムリということで、YouTube でそれらしき曲を調べてくださる店員さん。そして店員さんのご回答は、ジャスティン・ビーバーの「デスパシート」!その場で楽曲を確認することが出来ないので心配でしたが店員さんを信頼して購入したCDを自宅で即再生!「これだ~!」。私のような面倒くさい客に笑顔で対応してくださったツタヤの店員さんに改めて我がままのお詫びとお骨折りのお礼を申し上げます。「出会いは突然やって来る!しかし、その名を知ることは至難の技」なのでありました(笑)


ジャスティンビーバー.jpg



第91回アカデミー賞で作品賞に輝いた「グリーンブック」。おお~っ!これは作品賞納得!作品の中で何度も笑わされ、感動し、とっておきのオチ!黒人天才ピアニストのドクターとドライバーに雇われた白人用心棒トニーの対比が絶妙。1962年は、まだ黒人差別が露骨な時代。トニー自身も雇われる以前は、黒人が大っ嫌い。ドクターのオファーを一度は断るものの、希望の要求額をドクターが了承したことから雇われの主従関係が始まる。コンサートツアーの旅先でドクターが被る世間の仕打ちを目の当たりにしたトニーの心境の変化…。事あるごとに二人の距離は縮まり、やがて友情が芽生えて行く。


黒人差別の荒波の中でトニーがいつ裏切るのか?最初は、心配しながら観ていたのですが、警察相手の修羅場シーンは、フジテレビの「スカッとジャパン」のアメリカ版でした(笑) がさつだけど世渡り上手のトニーに対し、インテリで紳士なドクターが次第に心を許して行く様子、お互いが、影響し合う様子が、丁寧に描かれています。鑑賞後の後味もよく、満足感に浸れます。 これが実話ですか~、素晴らしい!いい~作品に出会えました(しみじみ)。


監督:ピーター・ファレリー
脚本:ニック・バレロンガ&ブライアン・カリー&ピーター・ファレリー


キャスト
ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ他


2018年アメリカ映画
上映時間:2時間10分


グリーンブック.jpg


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平成をお年玉年賀切手とアカデミー賞で振り返るシリーズ第4回です


1992年(平成4年)

第65回 アカデミー賞
作 品 賞 「許されざる者」
主演男優賞 アル・パチーノ「セント・オブ・ウーマン」
主演女優賞 エマ・トンプソン「ハワーズ・エンド」
助演男優賞 ジーン・ハックマン「許されざる者」
助演女優賞 マリサ・トメイ「いとこのビニー」
監 督 賞 クリント・イーストウッド「許されざる者」
脚本賞<オリジナル> 「クライング・ゲーム」
脚本賞<脚色> 「ハワーズ・エンド」
撮 影 賞 「リバー・ランズ・スルー・イット」
美術監督賞 「ハワード・エンド」
音 響 賞 「ラスト・オブ・モヒカン」
音響効果編集賞 「ドラキュラ」
編 集 賞 「許されざる者」
作 曲 賞 「アラジン」
歌 曲 賞  A Whole New World「アラジン」
衣装デザイン賞 「ドラキュラ」
メイクアップ賞 「ドラキュラ」
視覚効果賞 「永遠に美しく」
短編賞<アニメ> 「Mona Lisa Descending a Staircase」
短編賞<実写> 「Qmnibus」
ドキュメンタリー映画賞<短編> 「Educating Peter」
ドキュメンタリー映画賞<長編> 「Ithe Panama Deception」
外国語映画賞 「インドシナ」
名 誉 賞 フェデリコ・フェリーニ


お年玉年賀切手平成4年.jpg

平成4年お年玉年賀切手

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