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「愛しのアイリーン」&「君の膵臓を食べたい」(アニメ版)

本日の朝刊1面にJAXA打ち上げの「探査ロボリュウグウ着陸」とありました。前回のはやぶさの教訓から進化したはやぶさ2に対する期待は大きいです。今度こそ宇宙解明に向けて多くの資料を無事持ち帰ってくれることを期待しています。


愛しのアイリーン.jpg


「愛しのアイリーン」は、あの衝撃作「ヒメアノール」の吉田 恵輔監督最新作です。田舎町のパチンコ店でスタッフとして働く岩男(安田 顕)は、父母と暮らす42歳の一人息子。母親(木野 花)にとって岩男は、難産の末に授かった子であり、家督を継いでほしいという願いから家に相応しい嫁探しに必死です。そんなある日、父親が急に他界してしまい執り行われた葬儀の真っ只中、行方不明になっていた岩男が、一人の女性(フィリピン国籍)を連れて帰ってきました。岩男は、この女性 ”アイリーン” と結婚したことを母親に伝えますが…!


母親にとっては、晴天の霹靂!しかもアイリーンは、日本文化は元より、日本語がまったく話せません。岩男もアイリーンとは会話が出来ません。なのに、なぜ結婚したのか?ここから始まる家族の壮絶ドラマ!恐らくテレビでは、放送出来ないであろう内容も含め、甘くてハッピーな映画がお腹いっぱいで、たまには激辛でリアルなショックを味わいたいという御仁にお薦めの作品です(笑)


安田 顕さんってカメレオン俳優って呼ばれているらしいですね(笑) 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」で注目して以来本作との演技のギャップに敬意すら感じました(この俳優さん、そこまでやる)!母親役の木野 花さんの鬼気迫る演技も目がテン!そしてアイリーン役のナッツ・シトイさんなんて、もう地ですよ(笑)


監督・脚本:吉田 恵輔

原作:新井 英樹


キャスト
宍戸 岩男(安田 顕)、アイリーン(ナッツ・シトイ)、宍戸 ツル(木野 花)、塩崎(伊勢谷 友介)、吉岡 愛子(河井 青葉)、正宗(福士 誠治)、宍戸 源造(品川 徹)、竜野(田中 要次)他


2018年日本映画
上映時間:2時間17分


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君の膵臓を食べたい.jpg


2017年公開の実写版に続き、アニメ作品として上映の「君の膵臓を食べたい」も鑑賞して、あと原作を読めばコンプリート?(笑) 今は落ち着いたと思いますが、実写版に続きアニメ版も人気で、劇場スケージュールを自宅で確認した時は、残り僅かの表示が劇場に着いたらチケット完売!その日の鑑賞は都合が悪く見送りの経緯があります(笑)


アニメ作品は、実写版のストーリーと大きな違いはありませんでしたのでどちらもほぼ原作通りに制作されたのだと思います。そういう意味では制作形態は違っても二回目の鑑賞ですから主人公二人の掛け合いはより楽しむことが出来ましたし、病気の秘密を知られてしまった桜良と僕の運命的な出会いや彼女の葬儀後の僕のその後についてなどアニメ版の方がより原作に近いように感じられました(本作のオリジナルだったりして…笑)。


余命を知り、限られた時間をどう生きるか?主人公の桜良にとっても、僕にとってもお互いが影響し合い、向き合うことが出来た幸せと切なさは実写版同様鑑賞者の哀愁を誘います。作品を表現する上でアニメならではの世界観、色彩感が、逆にリアルでないから良いということも気付かせてくれました。


監督:牛嶋 新一郎
原作:住野 よる


キャスト
僕(高杉 真宙)、山内 桜良(Lynn)、恭子(藤井 ゆきよ)、隆弘(内田 雄馬)、ガム君(福島 潤)、僕の母(田中 敦子)、桜良の母(和久井 映見)他


2018年日本映画
上映時間:1時間48分


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