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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

私がお世話になっているカットサロンで、応募したことすら覚えていないプレゼントキャンペーンのプレゼントが届きまして、伝票を確認してみましたら「食べる金箔」と記載されていました。箱を開けてみますとおしゃれな小瓶2本に本物の金箔が入っていて、”食べる”とありますがもったいなくて飾ってあります。ちなみに食べるとしたら”わさび醤油”で美味しくいただけるのか?色々と想いをめぐらせています(笑)


ワンスアポンアタイムインハリウッド.jpg


例によって気まぐれで鑑賞した「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」ですが、この作品の気まぐれ鑑賞は失敗に終りました。1969年のハリウッドを中心にしたエピソードなのですが、アメリカやハリウッドについての薄っぺらい知識ではこの作品を十分に楽しむことが出来ませんでした。これから鑑賞を予定されている方は、少なくともシャロンテート事件についての予習をお薦めします。
エンディングのバイオレンスシーンは、タランティーノ監督の怒りが込められていると感じました。


実力派俳優のレオナルド・ディカプリオさんとブラッド・ピットさんの初共演、W主演映画。ふたりの役どころは、落ち目のスター俳優 リック・ダルトンをレオナルド・ディカプリオさん。ブラッド・ピットさん演じるクリフ・ブースは、リック・ダルトンのスタントマン兼運転手であり、身の上の世話係でもあるよき相棒です。


リック・ダルトンとクリフ・ブースは、当時のハリウッドには実在しない人物で、二人の私生活、アメリカの当時の風景やファッションが詳しく再現されています。リック・ダルトンの活躍した番組やエピソード。クリフ・ブースの身体能力や愛犬の世話。リック・ダルトンの住居隣に越してきたハリウッドの寵児 ロマン・ポランスキー(「ローズマリーの赤ちゃん」の監督)夫妻。実は、この序盤がエンディングに繋がる大きな意味を持ちます。


アメリカの社会現象やハリウッドの歴史が色濃く反映されている作品であることからアメリカ人と遠く離れた日本人とではよほど通でない限り実感の度合いに開きがあることは否めません。事件の発端となるカルト集団のコミューンに足を踏み入れた時の不穏な空気感など伝わってはいても衝撃のラストを理解するためにはシャロンテート事件を詳しく知っておいた方が楽しみに分があります。鑑賞後シャロンテート事件を調べてみてなるほどと思った次第です(笑)


ドラマに登場したスティーブ・マックイーンさんやブルース・リーさんも当時の面影がよく表現されていて、イメージとは違う一面を楽しむことが出来ました。リック・ダルトンと共演する子役トルーディを演じるジュリア・バターズさんは、注目の新星です(オーラをひしひしと感じました)。出演しているダコタ・ファニングさんに全然気が付かなかったでの調べてみましたら、カルト集団の赤毛の女を演じていました。すっかり大人になられてびっくり、しゃっくり(笑)


監督・脚本:クエンティン・タランティーノ


キャスト
レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、エミール・ハーシュ、マーガレット・クアリー、ティモシー・オリファント、ジュリア・バターズ、ダコタ・ファニング、オースティン・バトラー、アル・パチーノほか


2019年アメリカ映画
上映時間:2時間41分


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最近ふと思ったのですが、昔鑑賞してつまらなかったと思った作品を同じ映画ファンが素晴らしいと評価していることについて、価値観や考え方の違いだけでは割り切れなくなりました。その答えが「ウルトラマン」の熱い熱い名セリフという冊子の”はじめに”の解説にありました。序文の一部を紹介します。


多くの人が子どものころに観た「ウルトラマンシリーズ」はこんなイメージではないでしょうか。ひと言でいえば、ウルトラマンが怪獣をやっつける番組です。無理もありません。ウルトラマンシリーズの前半部分、すなわち「怪獣や宇宙人がなぜ地球に現れたのか」という部分は、幼稚園児や小学生にはいささか難しすぎるのです。つまり、子どもの頃に観たウルトラマンの記憶のほとんどは後半部分の「格闘シーン」に集約されてしまいます。


大人になって観返すウルトラマンシリーズは、まったく様相が違ってきます。子どもの頃あれほど夢中になった格闘シーンは「どうせウルトラマンが勝つんだから」と、さほど観ることもなくなり、前半部分のヒューマンドラマに心を惹きつけられるのです。

そしてあることに気づきます。


「ウルトラマン」は、大人こそ観るべき作品なんだ!」と。


以上をセールストークと言ってしまえば身も蓋もありませんが、この序文はまさに的を射ていて、私はその小学生でした。ただ、好きで観ていた昔の映画もブログを始めてから観ている現在とでは、その観方、考え方も変わって来ていることを鑑みれば、もう一度観返してみることも必要なのではないか?そこに発見もあるのではないか?そんなことを思う訳であります。


ウルトラマンの名セリフ.jpg

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「チャイルドプレイ」

先週19日の月曜日ラジオ「ニッポン放送 あなたとハッピー!」で、再びテリー伊藤さん推選の映画紹介がありました。「暑さをしのぐ、家で観る映画ベストスリー」と題して紹介された3作は、「ザ・グレイ」、「サイコ(1966年)」、「ファーゴ」です。


「ザ・グレイ」は、名優リーアム・ニーソンが主演。アラスカで飛行機事故に遭遇し、九死に一生を得たものの、今度は狼の群れに襲われるという泣きっ面に蜂映画。「サイコ」は、言わずと知れたヒッチコックの大ヒット作品で、タイトル通りのサイコスリラー。「ファーゴ」は、主人公の男が借金苦から資産家である妻の父親から金を融通してもらう目的で妻の誘拐事件を企てるクライムサスペンスです。いずれもネタバレギリギリのトークですが、そこはカッキーが、ブレーキ役のアシストに徹する二人三脚の紹介になっていて、とても楽しかったです(笑)

 

この紹介を機に「サイコ」と「ファーゴ」を鑑賞してみたのですが、「サイコ」で殺害された女性は、テリーさんの口調から想像して、”はく製”にされるんじゃないかと思いました(笑) 「ファーゴ」は、オープニングのテロップに流れる「作品が実話である」という文言も、実は”演出”という噂があるようで、これがもし本当ならばドラマよりもショッキングです(笑)


チャイルドプレイ.jpg


殺人人形チャッキーが看板の「チャイルド・プレイ」。チャッキーは、スピルバーグ監督作品「レディープレイヤー1」にも登場するほどの人気キャラです。最先端企業が製造する”バディ人形”は、新商品が出れば先を争うほどの人気商品。AIが搭載され、言葉や映像を認識し、学習します(対話を重ねるほどに購入者の良き相棒になります)。


ある日のこと、企業内で上司と部下のトラブルが発生。腹を立てた部下が”バディ人形”に細工を施してしまいます。不完全な”バディ人形”は、そのまま出荷され販売されてしまいますが、購入したお客さんが不具合を理由に返品を申し入れてきました。ひきこもりがちな息子アンディの母親である従業員のカレンは、その”バディ人形”を息子のプレゼントとして持ち帰ります。


プレゼントされた”バディ人形(チャッキー)”を起動すると、アンディを親友と認識しました。ところがこの人形、本来使うことが許されないはずのNGワードを学習し、言葉にします。最初は面白がっていたものの、次第にその言動が尋常でないことからアンディの疑問は不安へと変わってゆきます。


アンディに対する異常なほどの親友意識。AIの暴走?それとも…。そこがホラーたる所以でしょうか。電動ノコや芝刈り機のモーター音が脳裏に焼き付くほどの、生々しく痛々しいシーンも「ライオンキング」で発揮された超実写版のCG技術がこのような過激な表現にも応用されているのでしょうね(思い出すだけでイタタタタタ~)!


監督:ラース・クレヴバーグ
脚本:タイラー・バートン・スミス


キャスト
オーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー他


2019年アメリカ映画
上映時間:1時間30分


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平成時代をお年玉年賀切手とアカデミー賞で振り返る第27回です。

お年玉年賀平成27年.jpg

平成27年お年玉年賀切手


2015年
第88回 アカデミー賞

作 品 賞 「スポットライト 世紀のスクープ」
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ「レヴェナント 蘇えりし者」
主演女優賞 ブリー・ラーソン「ルーム」
助演男優賞 マーク・ライランス「ブリッジ・オブ・スパイ」
助演女優賞 アリシア・ヴィキャンデル「リリーのすべて」
監 督 賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「レヴェナント 蘇えりし者」
脚本賞<オリジナル> 「スポットライト 世紀のスクープ」
脚本賞<脚色> 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
撮 影 賞 「レヴェナント 蘇えりし者」
美 術 賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
音響編集賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
編 集 賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
作 曲 賞 「ヘイトフル・エイト」
歌 曲 賞 「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」
衣装デザイン賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
視覚効果賞 「エクス・マキナ」
短編賞<アニメ> 「ある熊の物語」
短編賞<実写> 「僕はうまく話せない」
ドキュメンタリー映画賞<短編> 「A Girl in the River」
ドキュメンタリー映画賞<長編> 「AMY エイミー」
外国語映画賞 「サウルの息子」
長編アニメ賞 「インサイド・ヘッド」


授賞式/開催年 2016年

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「ロケットマン」

かなり昔の映画だったか、TVドラマだったかは、忘れましたがエンコしたポンコツカーを蹴とばしたら動いたなんていうシーンが記憶にございませんでしょうか?実は長年使って(放置して)いるLDプレーヤーのトレイが、動かなくなりまして、ジタバタするもメーカーのサポートは終了。最終手段で電源引っこ抜きという荒療治もダメ!さて、どうしたものか?そこでふと思いついたのが、「蹴とばす!」ではなくて、「本体に振動を与える」という手段。そしたらですね、何とトレイが動くようになったんです!CDも聴けるし、DVDも鑑賞出来るモデルなのでまだまだ現役で活躍して欲しい!ほったらかしは、良くないと反省致しました。勿論動いてくれたからこそ、このような境地に至った訳ですが…(笑)


ロケットマン.jpg


「ボヘミアンラプソディー」の大ヒットが記憶に新しい、その流れに乗って23日から上映が始まった「ロケットマン」は、アメリカに渡りロック・エイジの覇者となったエルトン・ジョンの物語です。メディアに登場する華々しい姿からは想像もつかない、光と影がドラマチックに描かれています。


「熱狂するファンが、求めているのはエルトン・ジョンであって、素の自分ではない…」。ビジネスシーンに於いては当たり前と評される間(はざま)で本質は”愛されたい”という単純な思いが、彼の脳裏から離れない。スターダムにのし上がり、地位も名誉も手に入れ、幸せのはずなのに埋まらない空白部分。


エルトン・ジョンさんご本人は、実在の人物であり、勇気ある過去の告白と自身の開放的自伝映画と受け取れますが、まさに ”映画” な人生と言い切れます。彼の境遇から生み出された名曲とパフォーマンスの数々が、ターニングポイントとなるエピソードを彩り、ネーミング ”ジョン” の由来や幼少期に使用していたピアノが、ヤハマ製など細かいところに目を向ければ話題も事欠きません。


どうでもよいことなのですが、イギリスのポンドという通貨は日本人には馴染みがなくて、日本円に換算していくらくらいなのか?実感が湧きませんでした。そもそもイギリスの通貨すら何だっけ?の世界ですが、覚え方としては、007流で「ポ~ンド、ジェームズ・ポ~ンド(ボンド)」と覚えるのが効果的だとか…(笑)


エルトン・ジョンさんは、「ライオンキング(94年)」の主題歌「愛を感じて」の歌手としても有名ですが、私が彼を意識したのは、劇場で鑑賞した映画「スラップショット(77年)」<アイスホッケーの作品>で流れた「悲しみのバラード」です。意気消沈したホッケーチームのバックに流れたピッタリのナンバーで強く印象に残りました。余談ですが、「スラップショット」主演のポール・ニューマンが、チームの女性オーナーに向かって放った強烈な一言「ファッ〇ばばぁ~!(字幕)現在ならセクハラ、アウト~」が、未だ耳(目)から離れません(笑)


悲しみのバラード.jpg 所蔵レコードより


タイトルの「ロケットマン」ですが、彼が長年契約していたD.M.J.レコードを離れ、ロケット・レコードに移籍したことに因むものではないかと思います。ロケット・レコード移籍後初のシングル曲が、恋人と噂されていたキキ・ディーさんとのデュエット作品「恋のデュエット」です。そのまんまなところもエンターテイナーですね(笑) ロケットという形容がピッタリなくらい乗りに乗っていたころです。


恋のデュエット.jpg 所蔵レコードより


監督:デクスター・フレッチャー
脚本:リー・ホール


キャスト
タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ジェマ・ジョーンズ、ブライス・ダラス・ハワードほか


2019年アメリカ・イギリス映画
上映時間:2時間1分


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エルトン・ジョンさんは、5歳でピアノを音感で弾けた才人(聴いた曲は耳コピしてその場で即興演奏も可能)です。その才能を見出され栄華を極め、自伝映画をも発表出来たことは、結果的に幸運な才人です。同じ才人でも対照的なのが、「花のサンフランシスコ」の歌手スコット・マッケンジーさんです。私は「花のサンフランシスコ」が大好きでありまして、レコードジャケットに記されている解説文を読む限りですが、”運”を感じずにはいられませんでした。


花のサンフランシスコ.jpg 所蔵レコードより


解説文を一部抜粋します


俗にいう才人は、歴史的に見てもその持てる才能を本当に理解されることは少ないと言われます。それに、その思想、言動があまりにも一般の人とかけ離れている為に、常に物めずらしさと、素晴らしさとのギャップを埋めて、彼自身を本当に理解することが出来ず、毛色の変わった、マスコミ好みの扱いしかされないで終わってしまうことが、多々あります。そんな扱いを受けたひとりにスコット・マッケンジーがいるのです。 スコット・マッケンジーは確かに、フラワー・ミュージックの元祖の様に言われていました。しかし、スコットはそんな簡単な一つの言葉では表現されることの出来ない才能の持ち主なのです。スコットは、ボブ・ディランやドノバン、ポール・サイモンの様に完成された思想の持ち主で、一時のうわついた流行でマスコミに取り上げられ、彼本来の音楽性も思想も本当に理解されないまま、流行が去ると同じくして去ってしまった人だったのです。

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「ライオンキング」(字幕スーパー版)

ここ最近、ネットフリックスの話題をTV、SNS、新聞といったメディアで目にしました。私も「ローマ」を鑑賞して以来注目していたこともあり、新聞記事に目を通した上での個人的な感想をちょっと…。


作品表現の自由度、長時間労働のない現場!クリエイターにとっては理想的な制作環境と1.5億人の会費が直接収入という財源を活用したオリジナル作品を生み出せるしくみ。この両輪が功を奏し、クリエイターに注目され、尚且つ利用者増にもつながっているという流れ。


現在のTV、映画制作での制約(しばり)は、スポンサーには逆らえませんし、公共である以上視聴者の反応もまた然りで簡単には変えられません。その現状の中で制作される作品表現の限界はすでに露呈しています。これに気付いたコアな映画ファンが「クリエイターの意図するホンネの作品が観たい!」という鬱憤からネットフリックスに走るというのは頷けます。


ネットの配信作品が映画と言えるのか?という議論に対しアカデミー賞受賞作品「ローマ」がそれを変えました。私も当初疑問を抱いていた一人ですが、配信という新形態でも商業映画館での上映が可能ならばオッケーではないか?若しくは、配信作品賞という受賞ジャンルを新設しても良いのではないか?


理想的で新しいしくみの中で生まれる映画作品!ネットフリックスというメディアは、コアな映画ファンにとっては聖地であり、棲み分けで成功しているのではないかと感じました(笑)


ライオンキング.jpg


劇場のCMを観た時点で驚いてしまった「ライオンキング」ですが、「とうとう映像もここまで来たか!」という映像の終着駅的作品でした。終着駅とは言っても、ここがスタートであり、スタンダードになって行く作品でもあります。実写もアニメーションも超えた超実写版という見出しは、盛り過ぎとは決して言えない本格映像にただただ目が奪われるばかり。ストーリーは、1994年公開のアニメーション版のリメイク作品なので、そのままトレースした内容です。されど観る価値は、十分!ストーリーを知っている人は、これぞ体感映画です。


背景も演じる動物たちもオールCG制作。動物の躍動感や営み、自然の風景など本当にCGなのかと見る目を疑ってしまいます。本編での動物たちの演技を、オリジナルの動物に演じさせることはまず、不可能であろうところがその証し!カメラアングル(様々な視点)だけ観ても楽しいし、本物モドキの動物たちの表情、しぐさに努力のあとが伺われます。


動物のありのままを実写表現するとなると、どのライオンがムファサで悪役スカーなのか判断しずらいという問題もスカーのダークな特徴を際立たせる手法で克服していますが、さすがにメスライオンだけは難しい!演技をしないと判別不能(笑) アニメーションでは擬人法で表現されているのでそれぞれのキャラを際立たせることは容易ですが、この作品の動物は、演技をしなければ素の動物そのもの!映像にこだわるか?演技にこだわるのかといったら徹底したリアル映像にこだわった作品と言えます。


この作品の登場は、これからの作品に大きな影響を与えることは確実で、期待と希望がふつふつと込み上げるものがありました。


監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ジェフ・ナサンソン


キャスト(声の出演)
シンバ(ドナルド・グローヴァー)、ムファサ(ジェームズ・アール・ジョーンズ)、スカー(キウェテル・イジョフォー)、プンバ(セス・ローゲン)、ティモン(ビリー・アイクナー)ほか


2019年アメリカ映画
上映時間:1時間59分


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平成時代をお年玉年賀切手とアカデミー賞で振り返る第26回です。

お年玉年賀平成26年.jpg平成26年お年玉年賀切手

2014年
第87回 アカデミー賞


作 品 賞 「バードマン」
主演男優賞 エディ・レッドメイン「博士と彼女のセオリー」
主演女優賞 ジュリアン・ムーア「アリスのままで」
助演男優賞 J・K・シモンズ「セッション」
助演女優賞 パトリシア・アークエット「6歳のボクが、大人になるまで。」
監 督 賞 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「バードマン」
脚本賞<オリジナル> 「バードマン」
脚本賞<脚色> 「イミテーション・ゲーム」
撮 影 賞 「バードマン」
美 術 賞 「グランド・ブダペスト・ホテル」
音響編集賞 「アメリカン・スナイパー」
編 集 賞 「セッション」
作 曲 賞 「グランド・ブダペスト・ホテル」
歌 曲 賞 「Glory」
衣装デザイン賞 「グランド・ブダペスト・ホテル」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 「グランド・ブダペスト・ホテル」
視覚効果賞 「インターステラー」
短編賞<アニメ> 「愛犬とごちそう」
短編賞<実写> 「一本の電話」
ドキュメンタリー映画賞<短編> 「Crisis Hotline」
ドキュメンタリー映画賞<長編> 「シチズンフォー」
外国語映画賞 「イーダ」
長編アニメ賞 「ベイマックス」


授賞式/開催年 2015年

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「ワンピース スタンピード」

残暑お見舞い申し上げます
夏の高校野球も熱いですが、応援している横浜DeNAも現在いい位置につけていて、少しの油断も許されない熱戦が続いています。緊張感を維持しつつ、この夏を上位で乗り切って欲しいと涼しいところから応援しています(すみません:笑)


ワンピーススタンピード.jpg


熱いと言えばこの作品も熱い!「ワンピース スタンピード」。海賊の、海賊による、海賊の為の祭典「海賊万博!」新時代に突入し、群雄割拠の海賊たちが、海賊王ロジャーのお宝目当てに万博会場に集結!招待状を手にしたルフィー一行もサニー号で名乗りを上げる!


祭りの主催者ブエナ・フェスタの演出で一気に盛り上がりを見せる海賊万博。”最悪の世代”と呼ばれる大物ルーキーたちが、お宝争奪戦を繰り広げる裏で進行するフェスタの陰謀!桁違いの強者「海賊王ロジャーの”鬼の跡目”」ダグラス・バレットの覇権を賭けた乱入。そして秘密であるはずの祭典会場に海軍も乗り込み、それぞれの思惑が激突!


マリンフォード頂上決戦を彷彿させるスケール感が圧巻の本作。懸賞金が15億ベリーに達したルフィーの前に立ちはだかる最強の覇者バレットは、ルフィーの戦力をも凌駕。王下七武海、革命軍、海軍、CP-0と懐かしい顔ぶれにファンもテンション上がります!ルフィーVS強敵バレットの闘いは釘付け必至です。


ルフィーも四皇と肩を並べるほど強くなりましたが、今回の対戦相手として登場したバレットは、海賊王ロジャーの”跡目”という位置付けです。ロジャー海賊団は、赤髪のシャンクス、冥王レイリーなどの人格者もいれば、バギーやバレットという異質なメンバーもクルーでした。いったいどんな海賊団だったのか?バギーは、もとより跡目と呼ばれたバレットはどこでどう外れてしまったのか?これだけでスピンオフの物語が出来てしまいます(笑) でもですね、私はバギーが好きなんです。だって、おもしろいじゃあ~りませんか(笑)


監督:大塚 隆史
脚本:富岡 淳広
原作・監修:尾田 栄一郎


キャスト(声の出演)
田中 真弓、中井 和哉、岡村 明美、山口 勝平、平田 広明、大谷 育江、山口 由里子、矢尾 一樹、チョー、千葉 繁、三石 琴乃、神谷 浩史、大場 真人、古谷 徹、関 智一、磯辺 勉、ユースケ・サンタマリア、指原 莉乃、山里 亮太ほか


2019年日本映画
上映時間:1時間41分


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平成時代をお年玉年賀切手とアカデミー賞で振り返る第25回です

お年玉年賀平成25年.jpg平成25年お年玉年賀切手


2013年
第86回 アカデミー賞

作 品 賞 「それでも夜は明ける」
主演男優賞 マシュー・マコノヒー「ダグラス・バイヤーズクラブ」
主演女優賞 ケイト・ブランシェット「ブルージャスミン」
助演男優賞 ジャレット・レト「ダグラス・バイヤーズクラブ」
助演女優賞 ルピタ・ニョンゴ「それでも夜は明ける」
監 督 賞 アルフォンソ・キュアロン「ゼロ・グラビティ」
脚本賞<オリジナル> 「her/世界でひとつの彼女」
脚本賞<脚色> 「それでも夜は明ける」
撮 影 賞 「ゼロ・グラビティ」
美 術 賞 「華麗なるギャツビー」
音響編集賞 「ゼロ・グラビティ」
編 集 賞 「ゼロ・グラビティ」
作 曲 賞 「ゼロ・グラビティ」
歌 曲 賞 「レット・イット・ゴー」
衣装デザイン賞 「華麗なるギャツビー」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 「ダグラス・バイヤーズクラブ」
視覚効果賞 「ゼロ・グラビティ」
短編賞<アニメ> 「Mr.Hublot」
短編賞<実写> 「ヘリウム」
ドキュメンタリー映画賞<短編> 「The Lady in Number6」
ドキュメンタリー映画賞<長編> 「バックコーラスの歌姫たち」
外国語映画賞 「追憶のローマ」
長編アニメ賞 「アナと雪の女王」


授賞式/開催年 2014年

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「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」

先日、おつかいを頼まれてガソリンスタンドへ軽油を購入に出掛けた時のことです。係員さんから用紙を渡され、諸項目に記入を求められました。名前と住所と使用目的です。加えて免許証の確認も…。以前はこんなことなかったのですが、実はこれ、京都アニメーションの事件がキッカケで始まったのだそうです(納得してしまいました)。事件(京都アニメーション)のことを思うと心が痛みますが、こんな余波が生じていることをお伝えします。


ドラゴンクエスト.jpg


人気ソフト購入に長蛇の列!ニュースにも取り上げられたメジャーRPG「ドラゴンクエスト」が遂に3DCG作品になりました。「ドラゴンクエスト/ユア・ストーリー」の3DCGは、「STAND BY ME ドラえもん」同様、ファンタジックな気持ちに没入させてくれます。映画化となれば、やはり肝心なのがストーリーです。「バイオハザード(ゲームの映画化作品)」のような起結を想定していた映画ファンとしましては、山崎監督が英断された結末は、心の液状化現象を招くのではないか?ちょっと心配です(笑) 


父親パパスの命を奪い、母親をも連れ去った魔物ゲマ。パパスの息子 リュカは、仲間と共にゲマを倒し、母親を連れ戻す冒険の旅へ! まず、すぎやまこういちさんのお馴染みの楽曲に胸が高鳴ります。本作のストーリーが、ゲームの踏襲なのか?それともオリジナルなのかは、解りません。しかし、旅先での出会いや戦いを通じて成長し、レベルを上げて、より強い魔物を倒したり、従えたりと「ドラクエ」経験者ならば、これは説明無用。ビギナーであっても迷うことなくストーリーに入って行けるシンプルさ、モンスターもおどろおどろしくなくどこか憎めないところも健在です。声のキャストも豪華です!


お供するキラーパンサーや旅先で出会う ビアンカという女性、どこか見覚え、聴き覚えがあると思ったら原作は、スーパーファミコンのソフト「ドラゴンクエスト V/天空の花嫁」だったのですね。私もドラクエV経験者(現在休憩中)であり、ファン(大きな声では言えない)でもありますので、ゲームプレイヤーの目線からすれば、あの結末もありかな…、なんて思ったりします。このように映画ファンとゲームプレイヤーとでは結末の受け止め方に多少の温度差があります(笑)


総監督・脚本:山崎 貴


ボイスキャスト
佐藤 健、有村 架純、波留、坂口 健太郎、山田 孝之、ケンドーコバヤシ、松尾 スズキ、賀来 千香子、吉田 鋼太郎、安田 顕、山寺 宏一、古田 新太ほか


2019年日本映画
上映時間:1時間43分


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現在、休憩中の「ドラゴンクエストV/天空の花嫁」ですが、まずスーパーファミコン本体が動くのか?ソフトのカートリッジケースに入っていたメモ書きを読んだら、「平成5年5月3日、冒険の書3、レベル32、サラボナ、ビアンカ・フローラとの結婚、保存」とありました。


カートリッジ.jpg


平成5年って、26年前です(これを休憩と呼んでいいのだろうか?:笑)。ビアンカとフローラ、どっちの子と結婚したんだろ~?ということでスーパーファミコン本体のスイッチをオン!「お~!生きてた~」。そしてテレビ画面に注目すると「冒険の書3は消えました」え~っ!結局どちらと結婚したのかは、不明のままでカートリッジのセーブは、26年もたないことが判明致しました(笑)


ドラゴンクエスト箱表.jpg ソフトの箱 表面

ドラゴンクエスト箱裏.jpg ソフトの箱 裏面


ついでに取説も公開!

ドラゴンクエスト取説.jpg 取説表紙


ドラゴンクエスト取説1.jpg           マップ


ドラゴンクエスト取説2.jpg              物語解説


ドラゴンクエスト取説3.jpg              冒険の書について


ドラゴンクエスト取説4.jpg              鳥山明先生のイラスト1


ドラゴンクエスト取説5.jpg              鳥山明先生のイラスト2


ドラゴンクエスト取説6.jpg              呪文の解説


ドラゴンクエスト取説7.jpg              戦闘システムについて1


ドラゴンクエスト取説8.jpg              戦闘システムについて2


ドラゴンクエスト取説9.jpg              モンスターを仲間に


ドラゴンクエスト取説10.jpg


ドラゴンクエスト取説11.jpg


ドラゴンクエスト取説12.jpg              冒険の始め方、終り方


ドラゴンクエスト取説13.jpg              旅のヒント


ドラゴンクエスト取説14.jpg              呪文表1


ドラゴンクエスト取説15.jpg              呪文表2


制作会社は、当時エニックスでしたが、現在はスクエアと統合してスクエアエニックスになりました。

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