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「響けユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」

令和元年初のブログ更新です(日記風ブログなので一応記録として)。4日の土曜日午前11時、何気にTVをつけたら「白い巨塔(2003年版)全21話イッキ観後編」<映画・チャンネルNECO>がちょうど始まりました。山崎豊子さん原作のメジャーな医療ドラマでありながら鑑賞したことがなかったことと放送も後半12話からということもあって映画鑑賞に出掛けるまで時間調整のつもりで観てみました。するとこれが、「やめられない止まらない、かっぱえびせん」状態になってしまい、結局予定していた映画鑑賞をキャンセル。最終回21話までぶっ通しで10時間鑑賞しました(ハマった~!)。このドラマが後の作品に多大な影響を与えていることをストーリー展開とキャストから感じました。この作品、タイトルだけでなく、数ある医療ドラマの中でも巨塔(別格)でした


響けユーフォニアム~誓いのフィナーレ~.jpg


人気シリーズ「響けユーフォニアム」は、本作で3作目なのですが、肝心の前作を見逃していました。それでも十分に楽しめたのは、ストーリーの基礎がしっかりしているところにあると思います。主人公の黄前 久美子も上級生の仲間入り、新たに入部して来た下級生の相談役になっていました。吹奏楽の全国大会で金賞をめざすという目標を部で掲げ、個性豊かな下級生の指導を兼ねて、時に悩みを聴いたり、トラブルと向き合いながら選抜のオーディションに臨みます。


有名な顧問の先生や部の実績も影響してか新入生のモチベーションも高く、それぞれが腕を競い合う中での上下関係やライバル関係等々複雑な人間模様が丁寧に描かれていて、ぶつかりあいながらもチームとして結束して行くプロセスがとても清々しいです。


オーディションで下級生が弾いた楽曲を上級生が聴いて、わざと下手に弾いていると気づくシーンがあるのですが、このようなハイレベルでマニアックなところは、キュンときます(笑)


将来に不安を抱える高校生たちでは、ありますがAI(人工知能)が主流の時代になっても社会人として逞しく生きて行く答えが、この作品には、凝縮されていると思います。それは、コミニュケーションであったり、トラブル解決能力であったり、共感したり、人の痛みを知っていたり、協調したりといった部員たちの経験そのものです。世界の有名IT企業で働く社員の親は、意外にも自分の子どもの教育でデジタル機器を使わせず、人間力を学ばせているということを何かの番組で観ました。自分で考え、何が正しいかを判断出来て、創造したり、人と協力し、行動出来る力こそが時代を生き抜くキーワードなのでしょう


監督:石立 立也
脚本:花田 十輝
原作:武田 綾乃


キャスト(声の出演)
黒沢 ともよ、安済 知佳、朝井 彩加、豊田 萌絵、雨宮 天、土屋 神葉、七瀬 彩夏、久野 美咲、山岡 ゆり、石谷 春貴、藤村 鼓乃美、櫻井 孝宏、津田 健次郎、小堀 幸他


2019年日本映画
上映時間:1時間40分


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令和時代が5月1日より始まりました。
平成時代をお年玉年賀切手とアカデミー賞で振り返る第14回です。

お年玉年賀切手平成14年.jpg

平成14年お年玉年賀切手


2002年
第75回 アカデミー賞
作 品 賞 「シカゴ」
主演男優賞 エイドリアン・ブロディ「戦場のピアニスト」
主演女優賞 ニコール・キッドマン「めぐりあう時間たち」
助演男優賞 クリス・クーパー「アダプテーション」
助演女優賞 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ「シカゴ」
監 督 賞 ロマン・ポランスキー「戦場のピアニスト」
脚本賞<オリジナル> 「トーク・トゥー・ハー」
脚本賞<脚色> 「戦場のピアニスト」
撮 影 賞 「ロード・トゥー・パーディション」
美術監督賞 「シカゴ」
音 響 賞 「シカゴ」
音響編集賞 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
編 集 賞 「シカゴ」
作 曲 賞 「フリーダ」
歌 曲 賞 Lose Yourself 「8 Mile」
衣装デザイン賞 「シカゴ」
メイクアップ賞 「フリーダ」
視覚効果賞 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
短編賞<アニメ> 「チャブチャブズ」
短編賞<実写> 「This Charming Man」
ドキュメンタリー映画賞<短編> 「Twin Towers」
ドキュメンタリー映画賞<長編> 「ボウリング・フォー・コロンバイン」
外国語映画賞 「名もなきアフリカの地で」
長編アニメ賞 「千と千尋の神隠し」
名 誉 賞 ピーター・オトゥール

授賞式/開催日 2003年3月23日

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