「ギャングース」
11月最終日です。本日の朝刊記事に「ポケモン、初の実写映画化(ハリウッド)」とありました。ポケモンは、CGで描かれるとのことですが、実写版ってなんかイメージ湧いてこないのですが、大丈夫でしょうかね(笑) 「パシフィック・リム」のレジェンダリーが制作を行い渡辺 謙さんも出演だそうです(エッ!え~、謙さんがポケモンに~?こりゃ、観なきゃ~!)。でもちょっとこわいな~色々な意味で(笑) 来年5月公開予定。
人気コミックの映画化作品「ギャングース」。複雑な家庭環境や虐待などで社会からはみ出してしまった三人の若者たちの生業は、”タタキ(窃盗や強盗)”。裏社会で明日を生き抜く若者の姿が描かれたサバイバル青春ムービー!
性善説からすれば、好き好んでこんな商売してるわけじゃないけど、これしか俺たちに生きる道はない!そんな三人組は、ある出来事で手に入れた情報からオレオレ詐欺の”アガリ(収益金)”の秘密ルートを探り当て、それを横取り!しかし、その”アガリ”は裏社会で暗躍する犯罪組織カンパニー「六龍天」のものだった!この組織ににらまれたら逃げられない!案の定、手下衆に三人組の根城を発見されてしまいボコボコに!トップに知れたら命はないが、毎月一人50万を納めれば命だけは、保証するとの約束をさせられ、危ういところで一命を取り留める。毎月一人50万なんて払えるはずもなく、後の無い三人はアクションを起こす…。
オレオレ詐欺の犯罪手口、裏社会など実に原作者は詳しいみたいで、これがリアルなのでしょう(恐らく)。ルパン三世のようなカッコ良さは全くない三人組ではありますが、若いエナジーがほとばしり、勢いがあります。恵まれない環境で育った者どおしの結束はかたく、時にスマイル、チームワーク!けど、人の痛みもよく知っているから情けもあります。お仕事中のバックに流れる楽曲もノリノリ!でも彼らの後姿をみていると切なくてしょうがありませんでした。
監督:入江 悠
脚本:入江 悠、和田 清人
原作:肥谷 圭介、鈴木 大介
脚本:入江 悠、和田 清人
原作:肥谷 圭介、鈴木 大介
キャスト
三人組(高杉 真宙、加藤 諒、渡辺 大知)、林 遣都、伊東 蒼、山本 舞香、芦名すみれ、金子ノブアキ、篠田 麻里子他
三人組(高杉 真宙、加藤 諒、渡辺 大知)、林 遣都、伊東 蒼、山本 舞香、芦名すみれ、金子ノブアキ、篠田 麻里子他
2018年日本映画
上映時間:2時間
上映時間:2時間
SNSでは、早くも第91回アカデミー賞の話題が上がっていました。記事の内容は、確定ではなく必ずやオスカーに絡むであろう10作品の紹介でした。その10作品をピックアップしますと。
1.アリー/スター誕生
2.グリーン・ブック(原題)
3.ROMA/ローマ
4.女王陛下のお気に入り
5.ビール・ストリートの恋人たち
6.ファーストマン
7.ブラック・クランズマン
8.ブラック・パンサー
9.ヴァイス(原題)
10.妻たちの落とし前
2.グリーン・ブック(原題)
3.ROMA/ローマ
4.女王陛下のお気に入り
5.ビール・ストリートの恋人たち
6.ファーストマン
7.ブラック・クランズマン
8.ブラック・パンサー
9.ヴァイス(原題)
10.妻たちの落とし前
映画ファンにとっては、楽しみですね。
私がこの中で興味をもったのが、「ブラック・クランズマン」です。1970年代に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克名につづったノンフィクション小説の映画化だそうです。なぜ興味を抱いたのかと申しますと子供の頃に見た雑誌「プレイボーイ」にカラーグラビアで掲載されていたKKKの異様ないでたちとKKKという文字の並びが目に焼き付いていたからです。当時の印象はまるでショッカー(仮面ライダー)の首領の集まりみたいでしたよ。もちろん、この人たちが、どういう団体なのかなんて知りませんでしたけど(笑)
「生きてるだけで、愛」
今年もあと一ヶ月と少々。スマホ(i-Phone)でカレンダーを眺めていて、このカレンダー何年先まであるのか気になってしまいまして、スクロールしてみましたら2100年、2500年、3000年…。まだ終わらない!5000年、8000年。結局12018年と1万年後まで来て一向に終わる気配なし(ちなみに1万年後は、今年と同じ曜日でした)!この流れだと99999年後までありそうなので、諦めようと思ったのですが、ならば遡ったらどうだろう?と今度は逆スクロール!なんと0年1月まで来ちゃいましたよ!さらにその先は、0年1月から逆スクロールで始まりました(笑) スクロールする私も私だけど、何よりもこれを作った技術者の根気に脱帽です(笑)
「ハード・コア」は人生が不器用な男たちのドラマでしたが、「生きてるだけで、愛」も人生に不器用な男女ふたりのラブストーリーです。
飲み会がキッカケで知り合った寧子(やすこ)と津奈木は、同棲しています。寧子はうつ病を患っており、しかも過眠症で朝が弱く、引きこもりで社会とは絶縁状態。仕事もしない、家事もしない、それでいてわがまま三昧な寧子に不満も言わず、仕事帰りには二人分のお弁当を買ってきて、好みのお弁当はレディファーストと優しい津奈木です。これじゃ、いけないんだと思いつつもどうすることも出来ない寧子のジレンマ。こんな関係が、3年近く続いたある日、自分を変えようと買い物に出掛けた寧子は、津奈木の元カノに発見され、別れるよう持ち掛けられる。
男と女の関係は、ミステリアスだと誰かが言ってましたけど、この二人の関係がまさにそれって感じです。明け透けで歯に衣着せぬ寧子に対し、向き合いこそすれど言われるがままの津奈木(寧子はこれが面白くない)。それでも別れず同棲しているということは、お互いが必要としているからなのでしょう。ただ、それをどう言葉にしてどう行動すればよいのかについて、お互い解らないけれど、心の深い部分ではなんとなく分かりあっているのかもしれません。なんか、心にじんわり沁みました。
寧子というキャラは、とても難易度の高い役柄だと思うのですが、演じた趣里さんの熱演は、サイコーでした。ファンになっちゃいましたよ(笑)
監督・脚本:関根 光才
原作:本谷 有希子
原作:本谷 有希子
キャスト
趣里、菅田 将暉、田中 哲司、西田 尚美、松重 豊、石橋 静河、織田 梨沙、仲 里依紗他
趣里、菅田 将暉、田中 哲司、西田 尚美、松重 豊、石橋 静河、織田 梨沙、仲 里依紗他
2018年日本映画
上映時間:1時間49分
ブログを書きながらよくナッツをパリポリやっているのですが、先々週でしたか、ラジオ ニッポン放送の「ラジオリビング」で、ももクロの百田さんがナッツ(毎日堅果)のPRにやってきて太鼓判をおしていましたので、購入してみましたらホント!美味しかったので大満足。ナッツと一緒に入っているクランベリーとレーズンが、ナッツと絡まってちょうど良い甘さを引き出して飽きさせないんです。4箱入りを購入したのですが、すぐになくなっちゃいそうです(笑)
「ハード・コア」
「下町ロケット」が新シリーズに入り、ますます面白くなって参りました(日曜夜9時は、正座して観ています:笑) リアルでは、コストカッターのゴーンさんが逮捕されてしまいましたが、ドラマにも似たような人物(的場)がいて、神田 正輝さんが演じているのですけど、この人がいいんですよ(憎らしければ、憎らしいほど面白い!)。気になっているのがイモトさん演じるエンジニア(島津)です。チラッと登場し、何かを匂わせているあたり、どこかで再び活躍の場面があると期待しているのですが…(どうなるんでしょう~、楽しみ!)。
平成の奇書!「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」の実写映画化作品「ハード・コア」ですが、映画って本当に面白いですね(笑) 何がって、何でもありだからですよ。昔のテレビ番組(モノクロ実写ドラマ)「まるでダメ男」を思い出してしまいました。本作とは、スタイルはぜんぜん違うのですがやはりロボットが登場するドラマでした。本作のロボットも第一印象は、ほとんどギャグですが、その性能はSF映画並です。
山田 孝之さん演じる権藤 右近、荒川 良々さん演じる右近の唯一無二の親友 牛山の強烈な個性に右近の弟左近(佐藤 健さん)が加わって、ギリギリのところでまともなバランスを保っているところに悲哀を感じ、可笑しさも同居しています。そこに現れたロボットによって奇想天外な事件が起こる!なぜ現れたなんてやぼなことは、言わせない問答無用の人生ドラマ。この作品が面白いか、面白くないかはあなた次第という奇書ならではのエッセンスが感じられます(笑)
冒頭で登場する飲み屋の客(松 たか子さん)は、結局このシーンだけの出演だったのですが、友情出演ですか?贅沢な起用でしたね。
監督:山下 敦弘
脚本:向井 康介
原作:狩撫 麻礼・いましろ たかし「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」
脚本:向井 康介
原作:狩撫 麻礼・いましろ たかし「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」
キャスト
山田 孝之、佐藤 健、荒川 良々、石橋 けい、首くくり栲象、康 すおん、松 たか子 他
山田 孝之、佐藤 健、荒川 良々、石橋 けい、首くくり栲象、康 すおん、松 たか子 他
2018年日本映画
上映時間:2時間4分
上映時間:2時間4分
先日、人生で初めて法務局へ手続きに行ってまいりました。何の手続きかと申しますと「抵当権抹消登記手続き」というもので、これは住宅ローンを抱えている方なら必ず行う手続きです。なぜなら住宅ローンの融資を受ける際には、購入した住宅が担保に入っているからです。金融機関から手続きにあたり司法書士に依頼するか、自分で行うかを聞かれたときに「これもお勉強ですから」と自分で行う旨を伝えました。色々な書類があってどう手続きをするのか不安もありましたけど、法務局の担当の方も腰が低くて、懇切丁寧に説明してくださいまして、滞りなく無事終了しました。なので司法書士に依頼しなくても自分で行えるということをお伝えしたかったのです。
「人魚の眠る家」&「ヴェノム」
いよいよ12月から4K放送が、スタートします。現在主流のハイビジョン映像よりも更に高精細の4K映像をもうご覧になりましたでしょうか?まだ、ご覧になったことのない方は家電専門店もしくは、家電量販店で確かめてみてください。テレビの薄さ、デモ映像には舌を巻きますよ(笑)映像が高精細になると何が良いのか?これまで以上に大きな画面、大迫力で映画が楽しめるということです。個人的にハイビジョンなら50~55インチまでと見立てておりましたが、4Kなら60インチ以上の大画面で鮮明映像を楽しむことが出来ます。特筆なのは、有機ELモデルの映像で同じ4Kでも一味違います。そしてSONYさんのモデルの中で画面自体が振動してスピーカーになっているタイプもあるという説明を聞いて実際に触ってみたのですが、これもびっくり!「わぁ~!本当だ!振動してる~!」すごい技術ですね。
今回は、最近鑑賞して面白かった作品(邦画、洋画)2本です。
まず、邦画ですが「人魚の眠る家」です。篠原 涼子さん、西島 秀俊さんが夫婦役で演じるこの作品、娘が水の事故で意識不明となり、医者から回復の見込みなしと告げられてしまいます。夫の播磨はIT機器メーカーの社長で、開発中の最新技術を娘の治療に取り入れることを決心し、研究員の星野に相談します。ここから始まる常軌を逸した愛!
色々悩んだ結果やはり詳しくは書けませんのでさわりだけ(笑) 篠原 涼子さん演じた妻 薫子には、やられましたねぇ~!あのシーン(行動)は、もうビックリしちゃいましたよ(ちょっと!ヤメテッ!)。圧倒されましたし、強烈なインパクトを残しました。そして考えさせられました。あのシーンの為にこの作品は作られたのだと断言できます。
東野 圭吾さん原作作品も色々鑑賞しましたけど、中でもこの作品は私の中でナンバーワン(東野ベスト)になりました。今年印象に残った一本です。
監督:堤 幸彦
脚本:篠崎 絵里子
原作:東野 圭吾「人魚の眠る家」
脚本:篠崎 絵里子
原作:東野 圭吾「人魚の眠る家」
キャスト
篠原 涼子、西島秀俊、坂口 健太郎、川栄 李奈、山口 紗弥加、田中 哲司、田中 泯、松坂 慶子他
篠原 涼子、西島秀俊、坂口 健太郎、川栄 李奈、山口 紗弥加、田中 哲司、田中 泯、松坂 慶子他
2018年日本映画
上映時間:2時間
上映時間:2時間
続いて洋画作品「ヴェノム」です。これも面白かったですねぇ~(笑)悪役(ヴィラン)が主役の作品が、こんなに愉快に(でもないか?)楽しませてくれるとは…意外!
宇宙から連れてこられたエイリアン(ヴェノム)は、運搬途中の宇宙船のトラブルにより三体のうち一体が行方不明に!一方確保された生命体の生態を探るライフ財団は、生命体が動物に寄生し、変異することをつきとめる。そして…。
ライフ財団の闇を暴こうとした人気ジャーナリスト エディが、ことの成り行きでヴェノムに寄生されてしまうのですが、ヴェノムにも相性があるというところがとってもユニークで寄生されたエディには、申し訳ないけどエディとヴェノムのバディームービーと感じられるところに惹かれました。しかも話は、それで終わりではなく地球につれてこられた生命体は、とんでもないことを企んでいるんです。
すったもんだあって、エディとヴェノムの関係は、いつしか友情に?これじゃ、憎めないよ(笑)
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:ジェフ・ピンクナー&スコット・ローゼンバーグ&ケリー・マーセル
脚本:ジェフ・ピンクナー&スコット・ローゼンバーグ&ケリー・マーセル
キャスト
トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコットほか
トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコットほか
2018年アメリカ映画
上映時間:1時間52分
上映時間:1時間52分
「GODZILLA ~星を喰う者~」
最近のネットニュースで俳優の小栗 旬さんが、2020年公開予定の「ゴジラVSコング(仮)」でハリウッドデビューが決定したとありました。すごいですねぇ~、チャレンジャーですねぇ~!小栗ファンはもとより、ゴジラファン、映画ファンも喜ばせてくれた朗報です!期待しています。
ゴジラ初の劇場アニメ版三部作完結編「GODZILLA~星を喰う者~」は、文明を滅ぼした怪獣たちを駆逐し、2万年を経過した地球の頂点に立つゴジラとその対戦相手としてのラスボスに相応しい”ギドラ”が満を持して激突!
新怪獣を登場させずに”ギドラ”で締めるところは心に適っています。もうお気付きのファンもいらっしゃると思いますが、三部作には一匹も新怪獣の登場はありませんでした。TVシリーズだったらそれもありかと思いますが、メカゴジラにしてもギドラ(キングギドラ)にしても知らない怪獣ファンは存在しないビッグネームです。その戦いの行方は、やはりファンとしては気になるところ。それだけに戦い方のアプローチやビジュアルに創造と工夫がふんだんに施されていました。
三部作を一本一本の視点で観てしまっては、木を観て森を観ずになってしまいます。三作通じて一つの作品でありますから、その視点で考えるとよくぞやってくださいましたと感謝したいです。2万年後の地球が舞台であったり、メカゴジラの想定外の姿での登場があったり、ギドラのスケール感や異星人が共存している世界などゴジラ史に例のない世界観や一貫しているヒューマンドラマであるところなどツボがきちんと押さえられていて、ゴジラをよく知っているからこそ作れた感もあり、実写版にも決して引けを取らない作品だと思います。
それにしましてもメカゴジラが、もし起動していたらゴジラとどう戦っていたのか?これは、是非観てみたかったという気持ちにさせてくれました(笑)
監督:静野 孔文、瀬下 寛之
原案・脚本:虚淵 玄
原案・脚本:虚淵 玄
ボイスキャスト
宮野 真守、櫻井 孝宏、花澤 香菜、杉田 智和、梶 裕貴、小野 大輔、堀内 賢雄、中井 和哉、山路 和弘、上田 麗奈、小澤 亜季、早見 沙織、鈴村 健一ほか
宮野 真守、櫻井 孝宏、花澤 香菜、杉田 智和、梶 裕貴、小野 大輔、堀内 賢雄、中井 和哉、山路 和弘、上田 麗奈、小澤 亜季、早見 沙織、鈴村 健一ほか
2018年日本映画
上映時間:1時間30分
上映時間:1時間30分
ゴジラにまつわる話題でこんなのがありました。10月19日の新聞朝刊記事で「ゴジラ座」NASA認定!天体観測衛星「フェルミ」で見つけたガンマ線を出す星で怪獣「ゴジラ」や「富士山」など21の新たな星座をNASAが認定したそうです。夢がありますね(笑)
「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち 第六章 回生篇」&「華氏119」
今さらですが、11月です(笑) プロ野球日本シリーズは、昨年の覇者ソフトバンクが2連覇。アメリカでは、トランプ大統領の2期目を占う中間選挙があり、結果上院が共和党、下院が民主党で議会にねじれが…。
往年のファンに留まらず、新しい世代のファンもじわじわ取り込んでいる感のあるシリーズ作品「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第6章回生篇」。このドラマもいよいよ佳境に入って参りました。テレビシリーズも始まり、そちらも要チェックです。
テレビシリーズ全26話を7章構成で劇場公開するという新しい試みは、個人的には気に入っています。初期の「宇宙戦艦ヤマト」劇場版は、いきなりテレビシリーズがブレークし、突貫工事で再編集した感が否めず、やっつけ仕事な内容でしたが、それでも大ヒットしました(それくらい勢いがあったんです)。
本作を敢えて平成シリーズと呼ばせていただきますが、クオリティーもストーリーも昭和シリーズをよく研究し、現代風にブラッシュアップされているところに好感が持てます。ガミラスが地球と同盟をくみ、ガトランティスと対峙する。昭和シリーズは、どちらかと言えば勧善懲悪タイプでしたが、平成シリーズは敵側の視点も描かれていて一概に”悪”とは断定出来ないところに面白みがあります。ガトランティスの大帝ズォーダーも話からすると「この人も結構苦労しているなぁ~」なんて思ってみたり、「ガトランティス人はクローン人間だから地球人の方が近い」というガミラス人の発言もそそられたりなんかしちゃいます(笑)
プロ野球に例えるならばこの作品は、リーグ戦みたいなものでクライマックスシリーズや日本シリーズのような短期決戦とはまた違った楽しみ方が出来るところも魅力と感じています。
監督:羽原 信義
キャスト
古代 進(小野 大輔)、森 雪(桑島 法子)、島 大介(鈴村 健一)、真田 志郎(大塚 芳忠)、ズォーダー(手塚 秀彰)、キーマン(神谷 浩史)、デスラー(山寺 宏一)他
古代 進(小野 大輔)、森 雪(桑島 法子)、島 大介(鈴村 健一)、真田 志郎(大塚 芳忠)、ズォーダー(手塚 秀彰)、キーマン(神谷 浩史)、デスラー(山寺 宏一)他
2018年日本映画
上映時間:1時間38分
上映時間:1時間38分
トランプ大統領の誕生を予測していた男マイケル・ムーア監督最新作「華氏119(字幕スーパー版)」のターゲットは、トランプ大統領?アメリカの動きというものは、日本に影響力があるだけに知っておかないと後からやってくる津波に飲み込まれかねないとよく言われます。そんなアメリカに本土で異を唱える男マイケル・ムーア監督の訴えるものとは…。
”アポなし突撃男”と異名をとる監督さんでお馴染みですが、お国柄の違いか日本にはこの手合いの監督さんは、不在です。始まりからして多民族国家、銃社会という歴史を持つアメリカの問題を訴え続けているムーアさん、鉛に汚染された水道水を供給させた知事の自宅の庭に汚染水を放水するという行動に出た!よく撃たれないなぁ~と思ってしまうのですが、その水道水が汚染されていないことをアピールにやって来たオバマ前大統領は、問題の水道水を飲むパフォーマンスを披露、ところが ”ごくごく” とは飲まないでコップのふちに口をつけただけだったことに民衆は、失望(「オバマ、お前もか?」オバマさん、株を下げちゃった)。こんな日本人からしたらうそでしょ?という断片的な活写が脈絡もなく続きますが、言いたいことは伝わって参ります。
世界の警察という印象のあったアメリカは、他国のことなどかまっていられないほど病んでしまったのか?民主主義のしくみや法律を変えるとなると、今日の明日ということは絶対になく、永い時間がかかります。なので政治は誰がやっても変わらないと人の目には映りがちですが、その点トランプ大統領は、手っ取り早く庶民の目に映る、実感出来る政策を実行していると思います。お陰で他国(日本もです)が振り回されておりますが(笑) ムーア監督は、トランプ大統領の人種、人権の政策についてヒトラーと類似している点をあげ、警笛を鳴らしています。
印象的なのは、やはり銃乱射事件で友を失った学生の演説です。全米ライフル協会、あの偉大な俳優チャールトン・ヘストンさんが、会長だったというということを初めて聴いた時は、ショッキングでしたけどアメリカから銃を無くす、これは法律を変えない限り、強いては世界が真の平和と信頼関係が構築されない限り叶わないと思います。しかし、その学生に言いたいことは、そこをスタートに志を持って未来の大統領をめざして欲しいということです。
監督・脚本:マイケル・ムーア
2018年アメリカ映画
上映時間:2時間8分
上映時間:2時間8分