SSブログ

「インクレディブルファミリー」

世界女子ソフトボール決勝戦(日本×アメリカ)は、延長の末アメリカのサヨナラ勝ちで日本は惜しくも銀メダルとなりました。ピッチャーの上野選手は昼間のカナダ戦に続く連投(ダブルヘッダー)でアメリカ戦も最後まで投げ切りました。勝負ですから当然勝敗のこだわりはありますが、この決勝戦はどちらも総力戦の白熱するゲーム展開で結果よりも試合のプロセスに胸を打たれました。上野選手お疲れさまでした。


インクレディブルファミリー.jpg


ソフトボールは、チームプレイですが、こちらはファミリーのチームプレイ作品「インクレディブルファミリー(日本語吹き替え版)」です。2004年制作の作品が長い時間を経て、再び続編として上映されることに懐かしさを覚えますが、一作目で赤ちゃんだったジャック・ジャックが本作でも赤ちゃんのままですからドラマ上では、当時の時間軸のままの続編という設定です。


ピクサースタジオ20作品目にあたる記念作として帰って来たスーパー・ヒーロー一家の日常と活躍は、映像もストーリーも幅広い年齢層に対応する楽しい作品。お母さんが外で働き、お父さんが家事と子供の世話をする。普通の家族の日常と変わらないところに共感させられたり、活動を法律で制限されているファミリーの本心は、世の為、人の為に活躍したいというスーパー・ヒーローならではの悩みも同居します。しかし、スーパーパワーに対する需要は、あるようで一件の依頼がファミリーの未来を変えるきっかけとなります。


スーパー・ヒーロー制度が廃止され一般市民として暮らすことを法律で定められているインクレディブルファミリーは、そのパワーが時に市民にダメージを与えてしまうことが問題で、このことは、私の記憶が正しければ「バットマンvsスーパーマン」でも同じ問題として取り上げられていたので実は、ヒーロー問題についての先駆けであったことを改めて知りました(スーパー・ヒーロー制度の問題は、1作目で既に論じられていることから)。


アメリカでは、アニメから3DCGへと変わり、主流となって久しくなりました。映像も進化していますが、ストーリーだって、経験を重ねないと理解出来ないことや法律のことなど大人をないがしろにしていないストーリーも進化しています。万人向け作品は、時に何を言いたいのか分からなくなる作品もありますが、ピクサー作品は、その点抜かりありません(笑)


監督・脚本:ブラッド・バード


キャスト(日本語吹き替え版:声の出演)
Mr.インクレディブル(三浦 友和)、イラスティガール(黒木 瞳)、ヴァイオレット(綾瀬 はるか)、ダッシュ(山崎 智史)、フロゾン(斎藤 志郎)、エドナ・モード(後藤 哲夫)、アンダー・マイナー(高田 延彦)、ヴォイド(小島 瑠璃子)、ヘレクトリクス(サンシャイン池崎)他


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間58分


新作映画・試写会ブログランキング参加用リンク一覧


本作の日本語吹替え版でイラスティガールの声を演じている黒木 瞳さんは、ラジオ ニッポン放送で6:43から始まる「あさナビ」という番組を担当されています。この番組は、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話を伺うというものです。先週は、雅楽師の東儀 英樹さんだったのですが、最近アルバムをリリースされたことの話の流れでバックに収録曲が流れるかたちで紹介されていたのですが、その中で映画「タイタニック」の「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を聴いてCD即買いしました。ヒチリキで奏でる「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」に心を鷲づかみにされたからです。ヒチリキとの相性がこんなにいいなんて!CDのタイトルは「ヒチリキ・シネマ/東儀 秀樹」です。お薦めです(笑)


ヒチリキ・シネマ.jpg


収録曲
「2001年宇宙の旅」~メイン・テーマ
「ミッション:インポッシブル」~メイン・テーマ
「バクダッド・カフェ」~コーリング・ユー
「マンマ・ミーア」~ダンシング・クイーン
「レ・ミゼラブル」~オン・マイ・オウン
「ゴッドファーザー」~愛のテーマ
「生きる」~ゴンドラの唄
「天空の城ラピュタ」~君をのせて
「ルパン三世のテーマ’78」
「ノッティングヒルの恋人」~She
「タイタニック」~マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
「ニュー・シネマ・パラダイス」~メイン・テーマ
「風のかたみ」~風のかたみ
「モダン・タイムス」~スマイル

nice!(34)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。