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「ハン・ソロ」&「ファントム・スレッド」

7月最終日です。本日の朝刊に興味深い記事がありました。タイトルは、「aiboと犬 芽生えた親愛」で、ロボット犬のアイボとリアル犬は仲良くなれるのかという実験の記事です。実験の第一段階は「初対面」 13種の犬と飼い主がいる部屋にアイボを投入してその反応を観る。第二段階「共同生活」 犬を飼う3家庭にアイボを持ち込み2週間一緒に暮らして変化を観るというものでした。第一段階では、13匹中9匹がアイボに近づき匂いを嗅ぐなどの行為を確認し、第二段階ではアイボに対して仲間意識や気遣うそぶりを見せたことは犬がアイボを「生き物」として認識、犬の成長につながる可能性を感じることが出来たと総括されていました。年々進化するロボットですが、究極は人間とパートナーになれるのか?まだまだSF世界のお話です(笑)


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SFと言えばこちら、スターウォーズのスピンオフ作品「ハン・ソロ(字幕スーパー版)」です。シリーズのキャラの中でも高い人気を誇るハン・ソロの若き時代が描かれた本作は、相棒チューバッカとの出会いやエピソード5(帝国の逆襲)に登場したランド・カルリジアンとの因縁が明らかに。出生については謎のままですが、アウトローとしての素養は、育った環境で培われたようです。


帝国軍支配下の惑星コレリアの劣悪な環境下で身柄の保護と引き換えに犯罪行為を強要されていたハン(後にハン・ソロと命名)は、恋人?のキーラと逃亡を企て空港からの脱出を図ります。しかし、既の事にキーラは拘束され二人での逃亡は失敗。とっさの機転でハンは、帝国アカデミーに入隊しキーラの救出を誓います。


ハン・ソロの下積みエピソードながらアウトローとして成長して行く様は、正にダイナミックです。チューバッカとの出会いは意外なものでしたが、もし会話が成立しなかったらハン・ソロはチューバッカに食べられていたのでしょうか?気になります(笑) 愛機ミレニアムファルコン号はアウトローらしい方法で手に入れますが、最新シリーズでも乗り継がれておりますので主要キャラを超えた息の長い主役であると思います。


監督:ロン・ハワード、脚本:ジョナサン・カスダン&ローレンス・カスダン


キャスト
ハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)、トバイアス・ベケット(ウディ・ハレルソン)、キーラ(エミリア・クラーク)、ランド・カルリジアン(ドナルド・グローヴァー)、チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)他


2018年アメリカ映画、上映時間:2時間15分


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第90回アカデミー賞衣装デザイン賞受賞作品「ファントムスレッド(字幕スーパー版)」は、小田原コロナさんで鑑賞したのですが、ここの係員さんが前の劇場に勤務していたころから私のことをよく覚えていてくださって、いつの間にかお話を交わす間柄となりました(このブログのことは、ヒミツです)。 覚えていた理由が、マニアックなものをよく購入されていたからと言いますから、劇場の係員さんもお客さんのことをよく見ていらっしゃるんですね(笑)


話を戻しますが、この作品はラブストーリーなんですけれど、タイトルからはそのように伝わりません。タイトルはロンドンのお針子たちが、王族や貴族の衣装を長時間縫い続け、仕事場の外でも見えない糸を縫い続けたという逸話から来ているのだそうです。


ドラマは、1950年代の王族、貴族の間で名の通った天才仕立て屋レイノルズとウェイトレス アルマの恋。とは言ってもレイノルズが惚れ込んだのは、アルマの理想のスタイルで衣装を制作する上で彼女が必要だったのです。恋人なのか、モデルなのか?はっきりさせないレイノルズの告白を延々と待ち続けるアルマにとってこの関係が、居心地の良いはずもなくある行動に出ます。


愛の形は色々あるのでしょうけど、この愛は怖いです。だから”映画”と言ってしまえばそれまでですが、信頼関係は保てるのでしょうか?ちょっといびつな愛のカタチでした。


監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン


キャスト
レイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)、アルマ(ヴィッキー・クリープス)、シリル(レスリー・マンヴィル)、ヘンリエッタ(ジーナ・マッキー)、ベルギーの王女モナ(ルイザ・リヒター)他


2017年アメリカ映画、上映時間:2時間10分


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