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「コード・ブルー」

観測史上初のコースを進行する台風12号について昨日(28日)ラーメン屋さんで食事をしていたら、居合わせたお客さんたちの携帯にけたたましい緊急連絡(避難情報)のベルが一斉に鳴り響き、店内がドルビーサラウンドの劇場みたいでした。お客さん(自分も含めて)の携帯が一斉に鳴り響くということは、全員のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク他)が同じであることの確立の低さを考えて、緊急情報がどこのキャリアに加入していても共通に届くということを再確認致しました。


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2008年のファーストシーズンから10年を迎え劇場版となって公開された「コード・ブルー」。ムビチケの特典が早々に無くなっていた時点で人気の高さを実感しておりましたが、公開日劇場も満員状態で若いカップルが席をキープ出来ずに鑑賞を諦めるほどの沸騰ぶりでした。映画デートするならばムビチケでの事前予約が、確実です(笑)

 

医療ものと言えば感動もセット料金です。本作が、ドクターヘリで活躍する医師たちのドラマと今さら知ったのですが、これまでのエピソードもオープニングでおさらいがありますし、エンディングでは幸せな気持ちにさせてくれて、初見でしたが楽しめました。


”フライトドクター”は、医師の中でもフライトルールや現地活動、危機管理(二次災害)に至るまで多くのスキルが求められる医師のエリート(医師のトップガン:笑)です。チームワークが、人命を左右するだけあって主役もチームワーク?誰が主役と言う鮮明さは感じられませんでした。人の命を託される重責からのプレッシャーや患者と接するドクターの言動も時に悩みながら切磋琢磨しながら共に成長してゆく姿が印象的。


ドクターも個性的で「この先生には、間違っても担当になって欲しくないなぁ~(個人的主観)」と思わせる生理的拒絶な先生もいれば、状況を全て把握していて、的確な判断、指示を出すプロ中のプロが混在している対比もドラマを面白くしています。


劇場版だけに「海ほたる」で起きる船舶座礁事故などスケール感もある中で、それぞれの医師や看護師の家族の背景も意外に感じられたり、多くの苦難を乗り越えて来たからこそ務まる職業と言う一面ものぞかせています。そして医療ドラマに共通するシチュエーションに応じた音楽(BGM)も感動のテンションを上げてくれます。


監督:西浦 正記
脚本:安達 奈緒子


キャスト
橘 啓輔(椎名 桔平)、三井 環奈(りょう)、藤川 一男(浅利 陽介)、緋山 美帆子(戸田 恵梨香)、藍沢 耕作(山下 智久)、白石 恵(新垣 結衣)、冴島 はるか(比嘉 愛未)、横峯 あかり(新木 優子)、名取 颯馬(有岡 大貴)、灰谷 俊平(成田 凌)、西条 章(杉本 哲太)他


2018年日本映画
上映時間:2時間8分


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「コード・ブルー」の大きな見せ場となったロケ地「海ほたる」についてですが、スケール感を演出する上ではぴったりの場所ですね。エヴァンゲリオンの庵野監督も「シン・ゴジラ」で付近の海域がゴジラの誕生らしき場所として、佐藤 江梨子さん主演の「キューティーハニー」ではパンサークローとの対決で使われています。相当気に入っているのではないでしょうか(笑)

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