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「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」

ワールドカップは、フランスに栄冠。ウィンブルドン テニスは、ジョコビッチ選手が復活V!スポーツのメジャー大会が一通り幕を下ろし、拙ブログは遅れ気味、自身の中で巻きが入った月後半です(汗ッ!)


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主演 エマ・ストーンのメガネ顔がチャーミングな「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」は、伝説のテニス女王キング婦人のドラマです。1973年に世界が注目した女子テニス世界チャンピオン ビリー・ジーン・キングと元男子チャンピオンのボビー・リッグスの対戦!この戦いは、キング婦人(エマ・ストーン)にとって単なる勝負ではなく、女性の権利とプライドを賭けた絶対に負けられない試合!まさに雌雄を決する真剣勝負だったのです。


1973年当時のアメリカ社会は男性優位社会で、テニス界も同様の風潮でした。大会の優勝賞金も女性の方が男性よりも低いことに反発したキング婦人は、全米テニス協会会長に抗議しますが、受け入れてもらえず協会を脱退。独自で女子テニス協会を立ち上げます。資金もなければノウハウもない厳しい船出ですが、協力者のおかげでスポンサーを獲得。選手がたばこを吸うことを条件にフィリップモリス社が一年間の資金提供を約束。女子テニス協会初の「バージニアスリム選手権」が開催されます。女子テニス協会が軌道に乗り始めたころ、キング婦人に元男子テニスチャンピオンのボビー・リッグスから試合申し入れの電話が入ります。


選手がたばこを吸うことが条件のスポンサーや男性至上主義をメディアで訴えるボビー・リッグスも現在ならつるし上げにされると思いますが、こういう時代を経て今がある。テニスの歴史については、これまで考えたことはありませんでしたが、男女平等の権利獲得に貢献したキング婦人の功績は大きいと思いますし、こんな歴史をチョビッと知っただけでもこれからのテニス観戦がより面白くなります。そしてこのドラマの隠し味として同性愛の問題も同時進行。現在の日本もかなり変化しつつありますが、何事もアメリカが一歩進んでいることを実感した作品でした。


テニスと言えば最近弟が一年前からテニスを始めて、自分もテニススクールに通った経験があることを伝えましたら、それならば教えて欲しいという話になりました。自分もいつ以来のテニスか記憶もありませんが、始めて一年くらいなら相手は務まるという自負はありました。そしていざ、プレイしてみたらなんと!弟のほうが上手かったっていうこの落ち、どうですか?(笑)


監督:ヴァレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン
脚本:サイモン・ボーフォイ


キャスト
ビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)、ボビー・リッグス(スティーブ・カレル)、マリリン・バーネット(アンドレア・ライズブロー)、グラディス・ヘルドマン(サラ・シルヴァーマン)他


2017年アメリカ映画
上映時間:2時間2分


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「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を109シネマズ湘南さんで鑑賞したのですけど、係員さんから「会員さんはプレミアムシートが通常料金で利用出来ます」と教えて頂き、ならば是非!とプレミアムシートで鑑賞させていただきました。今までプレミアムシートはオプション料金だと思っていましたので、なんか得したよう気分です。

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