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「ワンダー 君は太陽」

サッカーファンならすでにご存知の通り、2018 ワールドカップ1次リーグ ニッポン第3戦(対ポーランド戦)は1-0で敗れてしまいました。しかし、これは生き残りを優先したニッポンの選択(賭け)。観戦者からのブーイングはありましたけど、私はこの選択(賭け)を支持します。生き残ってさえいればまだチャンスは巡って参りますし、何よりも応援する楽しみがあります。負けたけど嬉しいという試合を観たのは初めてですが、仮にこのドラマを映画化したとするならば、すっきりはしないけれど切り口としては面白い作品になると思います(笑)


ワンダー君は太陽.jpg


個人的で恐縮ですが、試写会というアシスト(サッカーにちなんで)を受けながら、みごとに外して(見逃して)しまった作品「ワンダー 君は太陽(字幕スーパー版)」をようやく鑑賞しました。劇場は、イオンシネマ海老名さんです。この劇場の前身は、ワーナーマイカル海老名さんだったところで、日本のシネマコンプレックス第一号の映画館でした。イオンリテールさんが、映画に参入するなんて思いもしませんでしたが、ドラッグストアのクリエイトさんが食品も売っている時代ですからね、劇場側も知恵を絞って「映写室から観る映画」なんて企画して招待してくださいませんでしょうか(水族館でも「バックヤードツアー」やっていますし)。企画作品はもちろん「ニューシネマパラダイス」です(笑)


話を基にもどしまして「ワンダー」ですが、期待通りの内容で安心しました(詳しく書けないもどかしさ)。出生時に不運を背負った少年を社会(学校)に送り出した母親の決断。これを観て思い出したのですが、昔テレビの番組で両手が利かない娘の前に幾重にも結ばれた紐を置いて「これをほどきなさい」と突き放した母子のドキュメンタリーだったように記憶しています。これは虐待ではなく、それが出来なければ娘は社会で生きて行けないという思いがあったからです。娘は時間はかかったけど口で紐をみごとにほどき、やがて母親になったんです。なぜこのドキュメンタリーを観たのかは自分でもわかりませんが、妙に感動したことだけは覚えています。優しく甘やかすことは、本当の愛情ではない。社会に出て一人で生きて行けることを願った母親の愛、そして家族の支えと少年の勇気ある行動が人の心を変えて行く感動作でした。


監督:スティーヴン・チョボスキー
脚本:スティーヴン・チョボスキー&スティーヴン・コンラッド&ジャック・ソーン
原作:R・J・パラシオ


キャスト
イザベル(ジュリア・ロバーツ)、ネート(オーウェン・ウィルソン)、オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)、ヴィア(イザベラ・ヴィドヴィッチ)、ブラウン先生(ダヴィード・ディグス)、トゥシュマン校長(マンディ・パティンキン)、おばあちゃん(ソニア・ブラガ)、ミランダ(ダニエル・ローズ・ダッセル)他


2017年アメリカ映画
上映時間:1時間53分


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6月最終日となりました。つい先日関東地方の梅雨明けが報じられ、暑さも本格的になって参りました。体調を崩しやすい季節になりましたので皆さま、どうぞご自愛ください。

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