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何という「幸運!」


5月最終日です。仕事から帰って来て慣例のようにPC立ち上げて、メールチェックしていたらなんと!

「ワンダー 君は太陽」の試写会に当選しているじゃ、あ~りませんか(やった~!)。

前回イオンシネマさんで当選したことに味を占めて、色々な映画の試写会応募にここぞとばかりに絨毯爆撃です(笑)


すでに何本かは外れているんですけど、今回もまたまたイオンシネマさんです(感謝!カンシャ!)。


ルンルン気分でご招待状をプリントアウトして、試写会日時を確認して…ガク然!


試写会の時間は、ど~しても外せない用事が・・・(そう言えばタイトル以外何も見ないで手あたり次第の応募だったもんなぁ~)。


と、言うことで幸運自慢ではなくて、当選しても鑑賞出来ない悲劇の実話でした…(涙)。


ワンダー.jpg


当選した試写会(鑑賞出来ないんですけど)「ワンダー 君は太陽」は、劇場の予告編を観ただけで泣きそうになった作品です。


遺伝子疾患で、人とは異なる顔で生まれ、10歳までに27回の手術を受けた少年が、初めての入学。


ところが、少年は学童たちにいじめられてしまうんです(残酷な年頃なんですよ)。


予告編のナレーションでは、「やがて少年に奇跡が起こる」で締めくくられています。


この作品のハッピーエンド(想像ですけど)だけは、どうしても観たいんです。


原作は、ベストセラー小説「ワンダー」。実は、この作品 アカデミー賞「メイク・ヘアスタイリング賞」ノミネート作品なんです。


試写会には、行けませんけど「イオンシネマ」さんで鑑賞させていただきます(笑)

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「犬ヶ島」&「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 ~煉獄篇~」

バドミントン団体世界一を決める国・地域別対抗戦の女子ユーバー杯バンコク決勝で日本女子が37年ぶりに優勝を飾りました(おめでとうございます)。東京五輪まであと2年、期待していますよ~(笑)


犬ヶ島.jpg


第68回ベルリン国際映画祭(オープニング作品)銀熊賞(監督賞)受賞作品「犬ヶ島(字幕スーパー版)」は、日本を舞台とした少年と犬たちの冒険ドラマ。作品が銀熊賞を受賞したことは、後付けで恐縮ですがウェス・アンダーソン監督が、日本をどのように創造してくれるのか?とても楽しみにしていました。例えば日本の監督が、アメリカ(人も国も)をモチーフにアニメーションを制作したらどう創造するでしょうか? とにもかくにも、日本を取り上げてくれたことは、宣伝(日本の)にもなるし、すごく光栄に感じます(笑)


近未来の日本で”犬インフルエンザ”が大流行し、人間への感染を恐れたメガ崎市の小林市長は、犬たちを、犬ヶ島(ゴミ島)に追放する。追放された犬たちは、野良もペットも拠り所の無い絶望の日々を過ごしている。そんなある日、島に一機の小型飛行機が不時着。乗っていた少年(小林アタリ)は、かつて自分の護衛犬だった”スポッツ”を探しにやって来たのだ。小林少年は、出会った犬のグループ(レックス、キング、ボス、デューク、チーフ:この犬たちセットで欲しい!笑)を従え、愛犬スポッツ探しの旅に出る。


思い浮かぶ限りの日本文化のイメージが、凝縮された世界観はとにかくユニーク!細かいところまでよく作り込まれていて、街並みを目で追っかけているだけでも楽しいです。そして耳に残る和太鼓の音楽にのせて笑わせてくれる愛嬌満点の犬たち!夢の島を彷彿とさせる犬ヶ島の冒険は哀愁があって、危機感もあって、惹き込まれます。個人的には、DVDを購入して何度でも鑑賞したい作品です(笑)


犬の声を当てている俳優さんも豪華メンバーが名を連ねていますが、中でもナツメグと言う雌犬の声をスカーレット・ヨハンソンさんが演じていて、ここは聴き耳を立てておりました(笑) オノ ヨーコさんが、科学者助手オノ ヨーコ役で登場してしているというのも味な演出だと思います。


監督・脚本・ストーリー・制作:ウェス・アンダーソン
原案:ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン、野村訓市


キャスト
チーフ(ブライアン・クランストン)、小林 アタリ(コーユー・ランキン)、レックス(エドワード・ノートン)、スポッツ(リーブ・シュレイバー)、ボス(ビル・マーレイ)、キング(ボブ・バラバン)、デューク(ジェフ・ゴールドブラム)、ナツメグ(スカーレット・ヨハンソン)、小林市長(野村 訓市)、執刀医(渡辺 謙)、おばさん(夏木 マリ)、ヨーコ・オノ(ヨーコ・オノ)他


2018年アメリカ・ドイツ映画
上映時間:1時間41分


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宇宙戦艦ヤマト第五章.jpg


TVシリーズ作品の劇場編集版「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章~煉獄篇~」は、3~5歳くらいの男の子を鑑賞に連れてこられた親御さんもいらっしゃいましたが、この年頃のお子様にはちょっと難しかったようです(笑) テレサに会いに来たのはヤマトの乗組員だけではなく、ガミラスの総統デスラーも・・・。鉢合わせになったデスラーとヤマト乗組員の間に緊張が走る。一方地球へ進撃するガトランティス艦隊と地球のアンドロメダ艦隊が、木星圏で火花を散らす。母体が木星とほぼ同じ大きさのガトランティス帝星の進行を阻止すべくヤマトは、最後の手段に出るが・・・。



TVシリーズの4話分(15話~18話)を劇場用に編集した本作、ガトランティスやガミラスの人物描写が深堀りされていて、各々が戦う目的、理由が明確!興味深く鑑賞しています。ガトランティス人は、これまでの説明では人として最後の生き残りサーベラーを除き、全員がクローンであり、その行動は機械的で、考え方も地球人とは異なります。その点ガミラスは、地球人に近いことから同盟関係が結べた。「さらば宇宙戦艦ヤマト」をベースに肉付けされた新シリーズは、なかなか考えさせてくれます。


本作で、明かされたデスラーの過去や経緯から今後のデスラーの動きは要チェック。しかし、ガトランティスは相変わらず地球人の愛に揺さぶりをかけて来ます。愛がテーマ故仕方のないこととは、思いますが、ガトランティスの思惑通り、ヤマトがピ~ンチ!そんなガトランティスではありますが、前作あたりから愛に微妙な変化も・・・。こちらも注目したいと思います。


脚本:福井 晴敏、岡 秀樹
原作:西崎 義展


キャスト
古代 進(小野 大輔)、森 雪(桑島 法子)、島 大介(鈴村 健一)、真田 志郎(大塚 芳忠)、テレサ(神田 沙也加)、デスラー(山寺 宏一)、キーマン(神谷 浩史)、ズォーダー(手塚 秀彰)他


2018年日本映画


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「GODZILLA  決戦機動増殖都市」

本日の朝刊一面は、「是枝監督作 カンヌ最高賞」と映画の話題がトップを飾りました。受賞作品は「万引き家族」で邦画21年ぶり(最高賞パルムドール賞は、1997年の今村 昌平監督作「うなぎ」以来の快挙!)。邦画作品が、海外で認めてもらえることは、日本の誇りです。作品は、6月8日の上映。是枝監督おめでとうございます!


増殖都市.jpg


世界的なスーパースター「ゴジラ」の邦画3DCGアニメ作品「GODZILLA  決戦機動増殖都市」は、三部作の第二章です。選ばれし者に託された移民計画が失敗し、再び帰還した地球は2万年の歳月が経過した別世界。調査活動で洗礼(地球を支配する生物の攻撃)を受けながら、現れた「ゴジラ」に対し、論理的なクルーたちの作戦により倒したかに思われたゴジラは亜種であることが判明。大地を揺るがせ登場した本丸「ゴジラ・アース」の圧倒的な破壊力のまえにクルーたちは敗走する(おさらい)。


クルーのリーダー ハルオは、地球に生存していた人類の末裔「フツア」に助けられ、生き残った他のクルーたちと合流。クルーは、フツアが使用する武具がナノメタル(自立思考金属体)で作られていることに着目し、採掘場所を案内してもらう。そこに広がる壮大なプラントは、21世紀末に「対ゴジラ決戦兵器」として開発されながらゴジラに破壊された「メカゴジラ」を構成する物質で出来ており、開発種族ビルサルドの指揮官 ガルグは、勝算に歓喜する。


ゴジラ史上初の3DCGアニメ作品三部作を鑑賞しておりますが、いいですねぇ~。この三部作は独立した形式ではなく、継続型のストーリーとして描かれていますが、設定で移民計画の人員選考に異星人2種族(地球人を除く)が乗船している意味がここでようやく明かされます。横浜DeNAベイスターズのラミレス監督が「リーグ戦は、トータルで考える」と述べられましたが、この作品も三部作トータルで考えると最終章の期待感をマックスに誘う構成です。その代わり、1作品として考えるのか、3作品でひとつと捕らえるのか?個人のランキングで悩みの種ではありますが…(笑)


いちゴジラファンとして「ゴジラ・アース」は、理想形態です。その名の通りゴジラ=地球の化身のような圧倒的存在感!まさに " 破壊神 " 、 " 王者 " です。ゴジラを熟知して、存在について考え尽くされた答えだと思います。今作でゴジラと対峙すると予想されていた「メカゴジラ」が良い意味で意外な " 形 " での登場となりましたが、これがストーリーにリアリティを与えています。「人知を超えた存在には、人知を超えた戦略!を…」これが、もし?と想像するだけで「メカゴジラ」がいかにスゴイ破壊兵器であったことか。まだ、終わっていませんけど、テレビシリーズでやってくれませんかね(笑)


2万年後の地球ではありますが、ゴジラとの決戦の場所は富士山跡地周辺です。富士五湖もなければ、勿論東名高速も走っていない原始世界。この究極な悲壮感の中で人類が選択する生き残りの道も楽しみたいと思います(笑)


監督:静野 孔文、瀬下 寛之
脚本・シリーズ構成:虚淵 玄


キャスト
ハルオ・サカキ(宮野 真守)、ユウコ・タニ(花澤 香菜)、アダム・ビンデバルト(梶 裕貴)、メトフェイス(櫻井 孝宏)、マーティン・ラッザリ(杉田 智和)、ムルエル・ガルグ(諏訪部 順一)、マイナ(上田 麗奈)、ミアナ(小澤 亜李)他


2018年日本映画
上映時間:1時間41分


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「GODZILLA」の最終章(次回作)タイトルは「GODZILLA 星を喰う者」で2018年11月の公開予定です。本作の中でエクシフ人メトフェイスが、ハルオにこっそりと囁くキーワードが、次回に登場する「星を喰う者」だと推測されます。「宇宙には、ゴジラ以上に恐ろしいものが存在する(こんなニュアンスでした)」その言葉を口にすることも憚られる凶ワード。これは控えておきますけど、ビジュアルが楽しみです。

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「ランペイジ~巨獣大乱闘~」

やっと当たりました、試写会(感激!)当てようと思っても当たらない、当たらないと思って応募しなければ当たらない、ダメ元で期待しなかったら当たった!こんなもんですよね(笑)イオンシネマさんに感謝!カンシャ!


ランページ.jpg


遺伝子操作技術のトラブル、暴走で巨大化してしまったオオカミ、ワニ、ゴリラ。単なる巨大化ではなく、異種生物の特徴をも兼ね備えるこいつらは、銃やマシンガンなどは通用しない巨大生物というよりも怪獣です。主演のロックさまことドウェイン・ジョンソンさんも巨大化してウルトラマンのようなヒーローとなって活躍するのか?これは単に私の妄想でした(笑)この狂暴で破壊の限りを尽くす三大怪獣を人類は、どのように退治するのか?切り札はあるけれど、それを使用すれば多くの犠牲者を伴うリスクが!果たして…。


この作品は、ウルトラマンのようなヒーローものではなくて、ウルトラQのように怪獣と人類が対峙するドラマです。地球の異常現象による突然変異などではなく、遺伝子操作技術の暴走によって厄介な生物になってしまった野生動物たち(リアルで解りやすい!)。このしっぺ返しが早い、大きい、狂暴と化して人類に牙を剥きます。遺伝子操作技術を開発した会社の陰謀も絡ませながらノンストップで走り出すアクションムービーは、ストレスなし!ロックさまが主役で大活躍する筋書きも理にかなっています。映像だって折り紙付き、こうなればもはや鑑賞者は楽しむことに徹すればいいだけなので楽ちん楽ちん(笑)


試写会の冒頭で説明がありましたが、「ランペイジ~巨獣大乱闘~」は1986年のアーケードゲーム「Rampage」が原作だそうです。怪獣、巨大ロボットのブームにあやかって大急ぎで考えた作品では、なかったのですね。白いゴリラ(アルビノ)なんてキングコングをイメージさせますので、エグいことやるなぁと思っていましたけど誤解でした。「ランペイジ」の意味は、「暴れまわること」を意味する名詞だそうです。


監督:ブラッド・ペイトン


キャスト
ドウェイン・ジョンソン、ナオミ・ハリス、マリン・アッカーマン、ジェイク・レイシー、ジョー・マンガニエロ、ジェフリー・ディーン・モーガン


2018年アメリカ映画
上映時間:1時間47分


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試写会当選のお礼に宣伝。通常は劇場のシニア割りって60歳からなんですけど、イオンシネマさんでは、ハッピー55という割引があって、55歳以上ならいつでも1100円です。現役サラリーマンならこれを利用しないのはもったいないですね。

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「弧狼の血」&「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」

12日の朝刊社会面にこれまで実写映画化されてきた漫画「愛と誠」の紛失原画が無断で競売に出され400万円で落札されたとありました。「愛と誠」は、私も当時夢中でしたので、このような事例の決着はどうなるのか?とても気掛かりです。


弧狼の血.jpg


密かなマイブームR指定作品「弧狼の血」は、久しぶりにガツンとやられた骨太な邦画作品でした。やくざ抗争の作品ですからお話もストレートと思いきやスライダーもあったりなんかして(笑) 誰が考えたのか「血で血を洗う」という表現がピッタリの壮絶シーンも遠慮がないところが、この作品の良いところ。型破りな警官 大上を演じた役所 広司さんが、とにかく素晴らしい!今年の日本映画アカデミー賞 主演男優賞の切符を手にしましたね!(笑) エリートの新人刑事で大上のパートナーを務める日岡を演じた松坂 桃李さんも気合入ってます!極道組(やくざ演じた俳優さんたち)も最高!世間の風潮に媚びず、表現の自由を貫いてくれた本作に拍手!間違いなく、記憶に残る一本です。


昭和63年、暴力団対策法が成立する直前の広島県呉原市で幅を利かせる五十子(いらこ)会と尾谷(おだに)組の対立が激化。暴力団組織壊滅を目指す広島県警 呉原東署の巡査部長 大上は、全面戦争の火消し役として尾谷組の説得に奔走するが…。


こんなハードな原作が女性であることにびっくりしてしまいまして、柚月 裕子さんをウィキペディアで調べさせていただきましたら、子供の頃から ”男の世界 "  といわれる物語が好きで「仁義なき戦い」や「県警対組織暴力」の大ファンだとか。筋金入りだったのですね、納得いたしました(笑)


監督:白石 和彌
脚本:池上 純哉
原作:柚月 裕子


キャスト
大上 章吾(役所 広司)、日岡 秀一(松坂 桃李)、高木 里佳子(真木 よう子)、野崎 康介(竹野内 豊)、高坂 隆文(中村 獅童)、嵯峨 大輔(滝藤 賢一)、友竹 啓二(矢島 健一)、土井 秀雄(田口 トモロヲ)、瀧井 銀次(ピエール瀧)、五十子 正平(石橋 蓮司)、一之瀬 守孝(江口 洋介)他


2018年日本映画
上映時間:2時間6分


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機動戦士ガンダム誕生赤い彗星.jpg


スティーブン・スピルバーグ監督作品「レディー・プレイヤー・ワン」にまさかの登場。びっくり、うれしい「機動戦士ガンダム」の新シリーズ最終章「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」でTV版「ファースト ガンダム」の始まりに到着しました。TV版では、ジオン軍の参謀(ギレン、キシリア、ドズル)は後半以降まで登場することはなかったのですが、本作では独立戦争を仕掛けた権力者達であることから主役級に昇格です。渦巻く野望、謀略、裏切りといった政治の背景が実にアダルト!映像のクオリティーも高く、宇宙戦もモビルスーツ戦へ移行する流れなど闘いの図式も大人になったガンダムファンの期待通り!


往年のガンダムファンにとって、ORIGIN シリーズが制作されたことは、制作者のファンに対する感謝と同時に鑑賞者も制作者に対して感謝ですからwinwinなシリーズではないかと思います。毎週楽しみにしていたファーストガンダムですから登場キャラひとりひとり、それぞれに印象があります。各エピソードの中心キャラが、ORIGIN シリーズの意外なところで登場してくれたりなんかするものですから、知らない道路に迷い込み、知っている道路につながったときのような発見と快感があります(笑)


ガンダムシリーズは、多くのコアなファンが、存在しますのでこれからも続いて欲しいと思います。赤い彗星のシャアは、とにかく恰好よくてシリーズの中でもシャアをイメージしたキャラが、登場することもしばしばあって印象的でした。Z(ゼータ)ガンダムでは、シャアがクアトロと名前を変えて主人公の味方役で登場しています。こんな演出もこの作品の魅力であり、奥の深いところでもあります。ちなみにZではヤザンが好きでした(笑)


総監督:安彦 良和
脚本:隈沢 克之


キャスト
シャア・アズナブル(池田 秀一)、セイラ・マス(藩 めぐみ)、デギン・ソド・ザビ(浦山 迅)、ギレン・ザビ(銀河 万丈)、ドズル・ザビ(三宅 健太)、キシリア・ザビ(渡辺 明乃)、ガルマ・ザビ(柿原 徹也)、アムロ・レイ(古谷 徹)、カイ・シデン(古川 登志夫)、ハヤト・コバヤシ(中西 英樹)、ミライ・ヤシマ(藤村 歩)、ブライト・ノア(成田 剣)、リュウ・ホセイ(田中 美央)他


2018年日本映画
上映時間:1時間23分


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「アイ、トーニャ」&「君の名前で僕を呼んで」

5月3日の朝刊記事22面の文化・文芸欄に「アメコミ映画 無敵のパワー」と題した記事でマーベルが取り上げられていました。マーベル10周年 世界興収1.6兆円!日本映画の弱いところ「世界興収」、コンテンツは、あるけれど世界のマーケットでは、まだ途上です。ガンバレ!ニッポン。私が、気になったのは、記事の締めの部分で「来年には、日本が登場する " アベンジャーズ " の続編も控える。」とありました。 " アベンジャーズ " の続編って、今やっている「インフィニティウォー」の続編ですよね?どういう展開になるのか?予想もつきませんが、ワクワクします(笑)


今回は、第90回 アカデミー賞ノミネート作品関連作2本を鑑賞しました。


アイ、トーニャ.jpg


「アイ、トーニャ~史上最大のスキャンダル~(字幕スーパー版)」は、3部門にノミネートされ、助演女優賞をアリソン・ジャネイが受賞しました。1994年のリレハンメル五輪の出場権を巡る、ライバル襲撃事件(ナンシー・ケリガン襲撃事件)の真相に迫る本作。本人が、襲撃に関わったかの疑惑については当時知りませんでしたが、靴紐のことでぐずっていたトーニャ・ハーディングの映像は、今でもよく覚えています。


フィギュアスケートでアメリカ女性初、史上二人目のトリプルアクセル成功者トーニャ・ハーディング。とかく、メディアでは余所行きの一面しか見ることは出来ませんが、作品は彼女の人生暴露話です(あれから24年が経過してとうとう映画になってしまいました)。アスリートというとストイックで心身ともに気を遣うイメージがありますけど、彼女の場合は独自の経験と才能と努力で突っ走ってきたので、手段よりも勝つための執念とハングリー精神が最優先!もちろん鬼母の教育が大きく影響しているのですが、この人がまた映画を面白くしてくれるんです。主演を喰って助演女優賞をかっさらうだけの強烈キャラ!それに加えて元夫との関係は、映画になることを想定していたのではないでしょうか?(なっ訳ないか…笑)


どこか滑稽でペーソスな笑い!彼女に日本のTV番組「しくじり先生」にご登場いただくのも悪くはないかと…(笑)


監督:クレイグ・ギレスピー
脚本:スティーヴン・ロジャース


キャスト
トーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)、ジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)、ラヴォナ(アリソン・ジャネイ)、ダイアン・ローリンソン(ジュリアンヌ・ニコルソン)、ショーン・エッカート(ポール・ウォルター・ハウザー)他


2017年アメリカ映画
上映時間:2時間


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君の名前で僕を呼んで.jpg


「君の名前で僕を呼んで(字幕スーパー版)」は、主要4部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞)にノミネートされ、脚色賞を受賞した作品です。これまで色々な作品を鑑賞したつもりでしたが、こんな作品は初めてです(アカデミー賞を追っかけていなければ、お目に掛かれなかった作品)。映画のすそ野の広さ、懐の深さ、選考委員の感性、選択眼にリスペクト!鑑賞者は、女性とカップルがほぼ9割で、子連れファミリーの姿は、さすがにありませんでした。


1983年夏、北イタリアの避暑地が舞台。大学教授を訪ねてアメリカからやって来た助手のオリヴァー(24歳)と教授の息子エリオ(17歳)のひと夏の恋?物語。今でこそ同性愛は認められる時代になりましたが、当時はバレたら密やかな噂話となって駆け巡る風潮ではなかったでしょうか?


秘めたまま伝えることの出来ない心に苦しみ、お互いの気持ちを知って間もない関係に戸惑い、そして気持ちが一つになった時の幸福感。このプロセスが、とてもデリケートに描かれています。この関係が、もし自分の息子だと考えたら否定はしないけど、複雑な気持ちになるというのが正直な感想ですが、その点大学教授のお言葉は、父親としてお手本のセリフでした。


この作品の主演男優二人の演技は、もう…ひれ伏すしかないでしょう(笑)


監督:ルカ・グァダニーノ
脚色:ジェームズ・アイヴォリー


キャスト
ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール他


2017年アメリカ、フランス、イタリア、ブラジル合作映画
上映時間:2時間12分


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