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「デューン~砂の惑星~」

27日にネットで「DUNE/デューン 砂の惑星」の続編が決定の記事を読みました。現在劇場で公開されている本作は2部作でまだ後編が公開されていませんから後編公開後のお話になるのだと思います。全米では2023年10月20日公開。日本では2023年公開予定だそうです。


デューン.jpg

1984年に公開されたデヴィット・リンチ監督作から37年ぶりにリメイク公開された超大作。宇宙船の重量感、広大な砂漠、突如現れるサンドワームなどなどスケール感は圧巻!これはもうIMAXでしょ(当方はIMAXの鑑賞ではないのでちょびっと後悔)!


デヴィット・リンチ監督版はレンタルビデオで鑑賞済みなので、ストーリーはほぼ頭に入っていました。ところが本作はそこそこ時間が経過しても話が進まないのでおかしいと思ったら途中で終了。そうなんです、作品は2部作のうちの前編だったのです(鑑賞後に知りました:笑)。


宇宙航行に必要な香料の産地である惑星アラキス(砂の惑星)。この惑星の統治を宇宙皇帝から命じられたアトレイデス公爵は、アラキスに移住する。ところが、香料で莫大な利益を得ようと画策するハルコンネン男爵の陰謀によりアトレイデス公爵は殺害され、母親と息子のポールも拘束されてしまう。


アトレイデス家とハルコンネン家という二大勢力の争いが描かれているのですが、覇権争いではなく利益目的で奇襲をかけたハルコンネン家に対するポールの逆襲というシナリオです。私利私欲にまみれたハルコンネン家は、正当な統治者アトレイデス家とは対照的で品がありません。分かりやすい勧善懲悪なドラマです(笑)


未知の映像体験と謳われるだけあって本作ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版はマニア心をくすぐります。本作に登場するサンドワームが如何に大きいかを表現する俯瞰映像や航行で使われる羽根機は「天空の城ラピュタ」に登場したドーラ一家が使用していた飛行機を彷彿とさせ、宇宙船から降りてくる人との対比など細かいところほど手を抜かず、ツボをしっかりと抑えています。


「デューン」を初見の方は旧作は鑑賞せず(とりあえず今は)、映像に酔いしれながら後編に期待しようではありませんか。


旧作のデヴィット・リンチ監督作は上映時間137分です。噂によりますと4時間越えの完全版が存在するらしいのですがお蔵入りなのだとか。この話本当ならば蔵出しして欲しいですね。


監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

脚本:ジョン・スペイツ

原作:フランク・ハーバート


キャスト

ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ゼンデイヤ、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、ステラン・スカルスガルド、デイブ・バウティスタ、スティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン、チャン・チェンほか


2021年公開 アメリカ映画

上映時間:155分


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