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「DAU.ナターシャ」

この3月から携帯大手各社の値下げプランをネットでのみ受け付ける形で始まるということですが、多くの方はもう新プランに変更されているのでしょうか?私は現在5ギガで契約しているのですが、プラス家のWi-Fiでどうにか間に合っている状態です。しかし、20ギガで今よりも安い料金ならば変更したいと思ってはいるのですが、変更に当たっては新聞記事を読んでみますと、間違って契約してしまうとやり直しが効かないようなことも記載されておりました。慌てずによく考えて申し込もうと思います。


DAU.ナターシャ.jpg

R指定にしばられない、映画鑑賞限定解除のみなさまのみ鑑賞できる問題作を鑑賞しました。第70回ベルリン映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞したものの衝撃的なバイオレンスと性描写によって賛否の嵐になったらしいです!観て納得(笑)


鑑賞して思ったのですが、この作品はベルリン映画祭の審査員が敢えて「芸術貢献賞」を与えて映画の表現の自由を守ったのではないか?作品は、ソビエト連邦(現ロシア)時代の全体主義社会の中で実際に行われていたかもしれない狂気が描かれているのですが、その性描写の程度が突き抜けておりますので、映画(作品のことではありません)を理解し、愛している人でなければ、鑑賞をご遠慮頂きたいですね。と、要らぬ心配をさせるあたり、さすが、問題作。


審査員さんに失礼なこと書いちゃいましたけど、確かに芸術作品のテイストは十分に感じられます。何よりも作品のプロジェクトがすごいんです。オーディション人数約10万人、衣装1万着、主要キャスト100人、エキストラ1万人、制作年数15年、元ネオナチリーダーや元KGB職員も参加。欧州最大を誇るスターリン体制下の秘密研究都市のセットで約2年間に渡る実生活を実施。その生活では、当時の新聞が毎日配られ、貨幣も使われるという徹底ぶり。


これは俳優さんたちが、再現されたその時代で生活することによって生まれる精神状態を演技を超えた無意識から生まれるリアルな表現を追求したものなのかもしれません(こりゃあ、俳優さんもたいへんだ~)


主要キャスト100人なのに本作に登場する主要キャストは数人です。つまり、本作はこれで終わりではありません。まだまだ続きがあるようです(だいじょーぶか?)笑。


監督・脚本:イリヤ・フルジャノフスキー、エカテリーナ・エルテリ


キャスト

ナターリヤ・ベレジナヤ、オリガ・シカバルニャ、ウラジーミル・アジッポ ほか


2020年ドイツ、ウクライナ、イギリス、ロシア合作映画

上映時間:139分


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