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「ラーヤと龍の王国」(日本語吹き替え版)

最近、ネットに流れてきた映画最新情報によりますとアニメのアカデミー賞とも言われる「アニー賞」に「ソウルフル・ワールド」と「ウルフウォーカー」が最多ノミネートとありました。「ソウルフル・ワールド」は劇場での鑑賞を予定していたのですが、コロナ禍の影響でネット配信になってしまいました。この作品は、評判がとても良いだけに、唇を嚙むような思いです。現在ディズニープラスで独占配信されているそうなのでご契約の方は、ご覧になってみて下さい。


ラーヤと龍の王国.jpg

2021年のディズニー最新作。同時上映のショートストーリー「あの頃をもう一度」は、人種差別への配慮が感じられる作品で大人テイスト。セリフはなくてもエンディングはじ~んときました。そして本作「ラーヤと龍の王国」は、これまでの実績がものを言う感動作!映像の素晴らしさは基より、新たなヒロインが魅せるアクションや登場するキャラの活躍など見どころ満載。「信じること」が大きな柱となっている壮大な物語で、ヒロインのクライマックスの行動に涙するとはまさか、まさかでありました(泣かされてくやしい~!けど嬉しい~!笑)


かつて平和で人と龍が共存していたひとつの王国が、邪悪な魔物の出現によって5つの国に分裂してから500年後。不信感から始まるひとのエゴによって再び復活した魔物によって多くの人々が石化されてしまった荒廃した世界。魔物を倒して姿を消したといわれる伝説の龍 " シスー " を探すハート国の王女ラーヤは、長い旅の末 " シスー " が眠っていると思われる最後の地にたどり着く。


魔物とは、人間の邪悪な心の化身です。互いの不信感により敵対関係にある国々、ラーヤが人を信用したが故に裏切られ、暗黒の世界が始まるという筋書きは、物語の枠にとどまらず、現実世界を投影しているかのように思えます。すっかり人間不信になってしまったラーヤが、人を信じることを試されるドラマでもあります。


核心部分に大人は泣かされ、お子様は魅力的なサブキャラの活躍に大喜び!老若男女幅広い世代を魅了する仕掛けやアイデアから制作スタッフの遊び心が伝わる満足度の高い推し作品でした。


監督:ドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ

脚本:アデル・リム、キュイ・グエン


キャスト(日本語吹替え)

ラーヤ(吉川 愛)


2021年アメリカ映画

上映時間:107分


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コメント 1

yonta

ラーヤ、観たいです!

「ソウルフル・ワールド」よかったです。
(観たくて、初月無料だったので^^;入りました)
エンドロールに遊び心があって、
でもそれが、おそらく劇場公開を想定したものだったので、
クスッとされられたと同時にせつなくて。
早くもとに戻ってほしいですね。。
by yonta (2021-03-14 18:56) 

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