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「Fukushima50(フクシマフィフティ)」

つい先日「ビデオ屋さん大賞」の冊子をツタヤさんで見つけました<TAKE FREE>。前年の作品(映画、ドラマ、アニメ他)でビデオ屋さんの ”いちばんオススメしたい作品” をランキング(ベスト30)や部門別で紹介しています。2019年のランキングを見て気になったのが、6位に入っていたアニメ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」です。18日の新聞記事 文化・文芸欄でも、「鬼滅の刃 ジャンプ漫画の新境地」と題して大きく取り上げられていました。オリコン週間ランキング1~18位独占!「ワンピース超え」、敵の鬼への慈愛/「人情・堅実・救済」の朝ドラ的魅力と見出しだけでも気になってしまう作品です。映画も年内公開とありました。


ビデオ屋さん大賞2019のベストテンをチョイス!

大賞 「ボヘミアン・ラプソディー」
  2位 「アベンジャーズ/エンドゲーム」
  3位 「キングダム」
  4位 「翔んで埼玉」
  5位 「ハンターキラー 潜航せよ」
  6位 「鬼滅の刃」
  7位 「名探偵ピカチュウ」
  8位 「アラジン」
  9位 「運び屋」
10位 「クワイエット・プレイス」


フクシマ50.jpg


イオンシネマ海老名さんに応募した「Fukushima50(フクシマフィフティ)」の試写会が当選しました(感謝!)


何十年も前の事件や事故が映画やドラマとして制作されるのはごく一般的ですが、本作は記憶も新しい東日本大震災なだけに生々しいです。テレビに福島第一原発の建屋が、水素爆発で吹き飛んだ映像が流れた時の緊迫感は、忘れもしません。ドラマは震災直後に起きた福島第一原発の原子炉非常事態のなか、メルトダウンという最悪のシナリオを回避すべく命を賭して奔走していた者たちの真実が描かれています。


リアルには、自民党から民主党に政権が移って間もなく発生した震災で、東北地方を襲った津波や原発事故という未曽有の被害、不安が広がりました。津波の高さが想定外であったために想定外の事故が発生!日本の原発の安心、安全と謳われた神話は崩壊します。報道内容もミリシーベルトという素人には説明が必要な専門用語あり、原発で何が起きているのか全く知らない人々の不安、怒りはすべて東電に向けられました。


作品で描かれた裏舞台からは結果論ではなく、建設的に未来を見据え、学ぶことは多いと思います。自然に対して想定内と考えること事態、”人間のおごり”だと述懐する 所長 吉田(渡部 謙)のことばが、心に響きます。


「Fukushima50(フクシマフィフティ)」は、3月6日(金曜日)公開です。


監督:若松 節朗
脚本:前川 洋一
原作:門田 隆将「死の淵を見た男 吉田 昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)


キャスト
渡部 謙、佐藤 浩市、吉岡 秀隆、緒方 直人、火野 正平、平田 満、萩原 聖人、堀部 圭亮、小倉 久寛、和田 正人、石井 正則、三浦 誠己、堀井 新太、金井 勇太、増田 修一郎、須田 邦裕、田口トモロヲ、ダンカン、泉谷 しげる、吉岡 里帆、斉藤 工、冨田 靖子、佐野 史郎、安田 成美ほか


2019年日本映画
上映時間:122分


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コロナウィルスの感染が、別のフェーズを迎えたと報道され、エチケットでマスクくらいはと思ってはみたものの、どこにも売っていません。仕方ないので手づくりでカバーするとして、このまま感染が広がると、どこにも出掛けられなくなるのではないかと心配してしまいます。手洗い、うがい励行でよく寝て、栄養つけて どうかみなさまご自愛ください

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