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「ヲタクに恋は難しい」

歴史あるアカデミー賞、第92回 作品賞は、なんと「パラサイト」でした。とって欲しいとは思っていましたけど、「ホントにとっちゃった!ちょっと拍子抜け(笑)」(ハリウッド映画の祭典なのにいいんですか?) キネマ旬報社の「アカデミー賞記録事典」によりますと「第1回の授賞式は、わずか4分22秒。やがて、質素に自粛して行われた戦争の時代を経て、華やかにショーアップされたオスカー・ナイトは、ハリウッドのみならず、世界の一大イベントとなった。(中略)時代は移り、映画技術や授賞式の風景が変わっても、喜びや落胆、きらびやかで残酷な人間模様は変わらない(はじめにより抜粋)」とあります。人間模様は、これからも変わらないと思いますけど作品賞は激変!「パラサイト」の作品賞受賞は規約に抵触していないのでしょうか?(心配) アカデミー賞授賞式そのものが、「アメリカ映画」みたいです(笑) ポン・ジュノ監督おめでとうございます!


ヲタクに恋は難しい.jpg


BL腐女子 桃瀬 成海(高畑 充希)とゲーヲタ 二藤 宏嵩(山﨑 賢人)のヲタク同士の恋を「ラ・ラ・ランド」風ミュージカルで描いたラブコメディ。成海が転職した会社の同じフロアーで働く宏嵩は、成海とつきあうことになるのですが、同じヲタクでもジャンル違いの壁に悩んだり、つきあっていることを同僚に悟られないように「ヲタク語」を封印するなど涙ぐましい努力が続く、その顛末は…。


好きなことに夢中になっている者同士、同じ周波数(ヲタク語)で会話している時の二人の掛け合い、リアクションが笑えます。ヲタク同士がいかにつきあうようになったのかについては、すでに幼馴染みというレールが敷かれていて残念ですが、ヲタクというハードルをお互いがクリアしている時点でマッチング度は90%(笑)


途中で差し込まれるミュージカルで、歌って踊っての高畑 充希さんが素晴らしい!コスプレスタイルもお似合いで、とにかく歌がうまいです!脇役の佐藤 二朗さんは、役づくりなのか、地でいってるのかよくわかりませんし(笑) おっかない上司役の斎藤 工さんも地続きでドタバタ劇を演じてくれます。


監督・脚本:福田 雄一

原作者:ふじた「ヲタクに恋は難しい」


キャスト
高畑 充希、山﨑 賢人、菜々緒、賀来 賢人、今田 美桜、若月 佑美、ムロツヨシ、佐藤 二朗、斎藤 工ほか


2019年日本映画
上映時間:114分


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映画に因んでではありませんが、私も何年か前に「ワンダーフェスティバル」に2,3年足を運んでいました。コスプレあり、フィギュアあり、コミック販売ありと好きな方には、いかにもワンダーなお祭りです(笑) そんな中でうれしかったのは、「スポニチ」の2004年1月30日(金曜日)に掲載されていた連載小説「女蜜の輪舞(ロンド)」の挿絵の原画(手書きのオリジナル)をタダみたいな価格で購入出来たことです。タイトルから想像出来ると思いますが、少々色っぽい作品でありまして、挿絵を描かれた星 恵美子さんご本人が売り子をされ、価格を尋ねましたら挿絵の入った新聞と原画セットでナント2000円! 横にいたマネージャーさんが慌てて「先生!いけません!」と止めに入ったのですが、先生曰く「いいの、いいの」と笑っておられました。気が変わらぬうちに2枚購入しました。新聞(印刷物の挿絵)と原画では、そのクオリティの差は月とスッポン!家宝にしています(笑)

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