SSブログ

「アリー/スター誕生」

23日は「下町ロケット」が、最終回。帝国重工と佃製作所のタッグは、ここに来て帝国重工VS佃製作所のギアバトルへ!製品を世に送り出す意義!誰のために?何を目的として作るのか?その課題や未来を見据える視点からなる努力の違いが勝敗を分けました。問題の洗い出しで煮詰まった時の転換発想(ちょっとしたひとこと)が時として大きなヒントにつながるというシーンは、「インデペンデンスデイ」でもエイリアンのネット環境にウィルスを送り込み大逆転したことを思い出します。ダーウィン連合、帝国重工、佃製作所の三つ巴のドラマを着地させるには、ちょっと駆け足過ぎる展開でしたが、それもそのはず!年明け2日にはスペシャル番組が用意されていました。楽しみにしています(笑)


アリースター誕生.jpg


レディー・ガガさん主演「アリー/スター誕生」は、外せない作品でした。なぜって、東日本大震災で一肌脱いでくださった方ですから恩返しですよ(笑) それもあるし、作品自体もアカデミー賞ノミネート候補に挙がっています。一流スター ジャックとの偶然の出会いから始まるアリーのサクセスストーリーは、歌唱力抜群のガガさんが熱唱するテーマ曲「シャロウ」に心つかまれます(デュエットバージョンはもっと好き)!音楽で紡がれる人生の悲哀、「歌が人生か?人生が歌か?」(どっかで聴いたな、このセリフ:笑)


きれいな言葉で表現すれば”夢の体現者”であるスターの世界。でもそのポジションを維持することは、努力しなければ難しいということも現実。ダイヤの原石(アリー)に出会ったジャックは、誰よりも早くアリーの才能を見抜き、心奪われてしまいますが、皮肉なことにジャックの人気が陰り始めた頃アリーが時の人になってしまいます。


レディー・ガガさんを初めて知った時、マドンナの再来かと思いました。曲調からふとそんな印象を受けたのですが、本作では主演ということで歌も演技も披露する大役です。それがいきなりアカデミー賞ノミネート候補ですから、レディー・ガガさんも二刀流ですね(笑) ジャック役のブラッドリー・クーパーさんですが、ビックリしたのが、本作で監督と脚本、制作もつとめている点です。ジャック役はすごく印象に残りましたからプロフィールを調べてみたんです。そしたら「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出てくるアライグマの”ロケット”の声も演じていたんですね!(忘れていました、再びビックリ!)


監督、脚本、制作:ブラッドリー・クーパー
脚本:エリック・ロス、ウィル・フェッターズ


キャスト
ブラッドリー・クーパー、レディー・ガガ、アンドリュー・ダイス・クレイ、サム・エリオット、アンソニー・ラモス、ラフィ・ガヴロン 他


2018年アメリカ映画
上映時間:2時間16分


新作映画・試写会ブログランキング参加用リンク一覧


3週間くらい前に「下町ロケット」とかぶってしまい、録画で視聴した「池上彰の世界を歩く」でハリウッドが取り上げられていました。色々な事情でハリウッドが現在の場所にあることなどお勉強になりましたが、アメリカとソ連の冷戦時代にチャップリンが追放された事件については特に興味深く知ることが出来ました。ソ連が共産主義であったことから赤狩り(共産主義者の排除)が始まりハリウッドの俳優も分裂してしまったことなど「キャプテンアメリカ~シビルウォー~」の元ネタではないかとすら思ってしまいました。チャップリンは決して共産主義者ではなかったのですが当時の風潮のとばっちりを受けてしまったようです。しかし、アメリカには、赤狩りのようなおかしな方向に向かう勢力があると、それを修正しようと立ち上がる勢力が現れるというお国柄だそうで、その点は期待したいところです。

nice!(30)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 30

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。