「空飛ぶタイヤ」
2018 ワールドカップ ロシア大会が開幕し、明日19日はいよいよニッポン対コロンビア戦です。20日の朝刊記事には、カラーで大きく(強調)紙面を飾ってくれることを期待しています(笑)
ワールドカップも熱いけど、この映画も熱く戦う男のドラマ!池井戸 潤さん原作の「空飛ぶタイヤ」です。自社トレーラーの脱輪事故で整備不良を疑われた赤松運送社長 赤松 徳郎(長瀬 智也)は、整備担当者の記録から整備に落ち度はないと判断し、部品調査に携わった製造元のホープ自動車に再調査を依頼するが、梨のつぶて。他で起きた同じトレーラーの事故情報を足掛かりに、独自調査で見えて来た部品の欠陥。経営危機に追い込まれ、苦しい状況の中赤松は整備不良を指摘したホープ自動車に戦いを挑む!
見応えのある作品でした。よく新聞の記事で大手自動車会社が自動車部品のリコールを申請したと見かけますが、これは社会的責任として真摯に対応した大人の企業です(大人とは責任を果たすという意味です)。ドラマに登場するホープ自動車は、リコールに掛かる莫大な利益損失を免れるために部品の欠陥を隠蔽し、中小運送会社の整備不良だと責任転嫁するんです(これは怒るでしょ)。しかも事故で死傷者が出てしまった以上、マスコミにも取り上げられ経営危機の窮地に立たされた赤松が、どう逆転するのか?立場の弱い中小のリアル、巨大組織の闇体質など臨場感増し増しです(笑)
池井戸 潤さん原作のドラマで、個人的に入口となったのは「半沢直樹」ですが、今見直してみても面白いですねぇ~。働く者の目線にあって、仕事に掛ける情熱やマニアックさ、仲間の助けや家族の応援、そして思わぬ展開に大逆転!「半沢直樹」では奥さん(上戸 彩)の活躍がポイント高くて、ほっこりしました(笑)長瀬さんは、「フラジャイル」という医療ドラマの病理医 岸京一郎役がとても印象に残っています。これもハマりました。
作品のテーマ曲「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」は、サザンが乗りよく仕上げて下さいました。リズムが作品にピッタリで、予告編では鑑賞者も闘いに駆り立てられるよな気持ちになりました(笑)
監督:本木 克秀
脚本:林 民夫
原作:池井戸 潤
脚本:林 民夫
原作:池井戸 潤
キャスト
赤松 徳郎(長瀬 智也)、沢田 悠太(ディーン・フジオカ)、井崎 一亮(高橋 一生)、狩野 威(岸辺 一徳)、小牧 重道(ムロツヨシ)、高幡 真治(寺脇 康文)、赤松 史絵(深田 恭子)、榎本 優子(小池 栄子)、宮代 直吉(笹野 高史)他
赤松 徳郎(長瀬 智也)、沢田 悠太(ディーン・フジオカ)、井崎 一亮(高橋 一生)、狩野 威(岸辺 一徳)、小牧 重道(ムロツヨシ)、高幡 真治(寺脇 康文)、赤松 史絵(深田 恭子)、榎本 優子(小池 栄子)、宮代 直吉(笹野 高史)他
2018年日本映画
上映時間:2時間
上映時間:2時間
作品に関連した新聞記事がありました。本作「空飛ぶタイヤ」や「万引き家族」のロケ地となった神奈川県綾瀬市で制作者側の感謝の意味で「空飛ぶタイヤ」は、ロケ地に看板が実現。市役所には「万引き家族」の台本や是枝監督のサインが展示されているそうです。
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