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ひみつのアッコちゃん

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赤塚 不二夫原作の名作アニメ実写作品「ひみつのアッコちゃん」の感想です。誕生50周年を記念して映画化されたこの作品は完全オリジナルストーリーで鏡のミラクルパワーで大人になった小学生アッコの恋と冒険と成長が描かれたラブコメディーです。子どもの頃にテレビでよく放送されていたアニメ「ひみつのアッコちゃん」は「魔法使いサリー」と同様よく観ていました。しかし、脇役の名前はすっかり忘れていましたがドラマの流れで明らかに・・・。大将(ガキ大将)、少将(大将の弟)、モコちゃん(親友)、カン吉(モコちゃんの弟)、チカコ(情報屋さん)、シッポナ(愛猫)等々記憶が蘇り、名前が呼ばれる度にそうだ!そうだ!一人ひとりのキャラを確認しながら懐かしさにひたっておりました。作品は本来子ども向けなのですが当時の子供は現在ではいい大人ですからその辺の対策もしっかり計算された内容です。秘密のコンパクトで変身するファンタジーな内容ながら株主総会で動議を提出するなど「沈まぬ太陽」張りのシリアスな場面も登場したりと子どものまま大人になった私にピッタリの作品でした。

アッコを演じるのは売れっ子スター綾瀬 はるかです。すでにこのブログでも以前記事にしたくらいですからそれは承知していましたが意外だったのは鏡の精を演じた役者が香川 照之だったことです(出たな!怪演 二十面相!)。鏡の精と言っても黒のスーツに帽子姿ですから精と言うよりはエージェントのような出で立ちですがこのキャスティングは面白いからOKです。アッコが変身する呪文「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン」の由来は解りませんが姿を元に戻す呪文「ラミパスラミパス ルルルルル~」と言うのは「スーパーミラー」を逆に読んだ呪文であることは何かで読みました。本来口に出すのも憚られる程恥しい呪文ではありますが演じる役者がテレや恥しそうな一面が少しでも見え隠れしたら私は怒っちゃいますが綾瀬 はるかは真剣に一所懸命演じてくれました(パチパチパチッ!)。

小学生のアッコが大人の世界に胸をときめかせ、鏡の精から秘密のコンパクトを貰う必然の流れから遊園地で出会う青年とのご縁がきっかけで青年が勤務する化粧品会社に夏休み期間限定でアルバイトとして働くことになります。体は大人でも中身が小学生のアッコですから職場でやらかすトンチンカンな行動、発言は見どころであり、お楽しみです。しかし、社内ルールや既存の方法論に縛られないアッコの発想、行動に大人たちが気付かされ、機転の変身が会社の危機を救うサスペンスな要素も注視しましょう。恋の落ちもちゃんと用意されていて安心致しました。

監督:川村 泰祐
脚本:山口 雅俊、大森 美香、福間 正浩
原作:赤塚 不二夫

キャスト
加賀美 あつ子(10歳:吉田 里琴/大人:綾瀬 はるか)、早瀬 尚人(岡田 将生)、熱海専務(谷原 章介)、青山 マリ(吹石 一恵)、鏡の精(香川 照之)、中村前社長(大杉 漣)

2012年日本映画
上映時間:2時間0分

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「ひみつのアッコちゃん」が映画化されるという情報を確かフライデーで読んだ記憶があるのですが今回も最新のフライデーから仕入れた情報です。ハリウッドで一番セクシーな俳優と評判のヒュー・ジャックマンがお忍びで来日し、撮影が行われているという記事です。作品のタイトルは「ウルヴァリン・SAMURAI」とありました。ファンの方なら御存知「X-MEN」のスピンオフ作品ですがこの組合せ大丈夫?心配と期待が7:3くらいですが来秋(2013年)公開予定だそうですので楽しみに待ちたいと思います。


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